店舗情報
営業時間:コース開始時間 18:00~、19:00~、20:40~
定休日:日曜日
アクセス:東京メトロ日比谷線、都営地下鉄大江戸線 六本木駅7番出口から徒歩5分程度
食べログ

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訪問・行列の情報
訪問日:2025年12月 平日
訪問時間:18:00
行列:なし
混雑状況:なし
席:カウンター席
『OMAKASE』で予約をして嫁と2人で訪問しました。
予約の難易度は1ヶ月前に予約をすれば、比較的自由な日時を選択できるかと思います。
客層は訪問時は日本人と海外の方が半々という印象でした。
海外はアジアの中国・韓国の方で、特にうるさいとかマナーが悪いとは感じませんでした。
注文・支払い方法
支払い方法:カードetc
ディナーおまかせコース
クリスマスはチキンでしょ。
ということで、今年のクリスマスは焼鳥に行くことにしました。
個人的に焼鳥にも限界を感じており、1人1万くらいをピークにそれ以上のお値段をかけても美味しさは変わらないと感じています。
そんな私の考え方を壊してくれそうなお店ということで、『YAKITORI 燃es』を選択しました。
18:00~の場合は1人15,000円のディナーおまかせコースとなります。
それでは今回頂いたメニューをご紹介していきます。
1杯目:スパークリング 安心院
まずはスパークリングから頂いていきます。
果実感がありつつも、ドライでシャープな印象を受けます。
昔は3,000円くらいで買えていた印象ですが、今は1本4,000円くらいするんですね。。
1品目:鶏のリエットとクラッカー・カリフラワーのスープ
リエットは言ってしまえばパテのような料理です。
リエットの周りにはすじ青のりがまとわっており、鶏の風味と海苔の磯感を感じます。
クラッカーはカリッとした食感的なアクセントがあります。
カリフラワーのスープは甘さがありつつも鶏油がかけられており、こちらからも鶏の風味を感じます。
2品目:鶏のクレープ
クレープ生地の上に鶏と大葉、チーズがかけられており、手で生地を巻いて頂きます。
鶏の旨味と炭の風味、大葉の爽やかさにチーズのコク。
クレープ生地はフワフワモチモチ食感で、全体を1つにしてくれます。
2杯目:レモンサワー
ドライで酸味強めで、食事に合う印象です。
1串目:せせり
ジューシーで肉の旨味をしっかりと感じます。
2串目:ささみ
ジューシーで一切パサつきがありません。
肉の旨味も感じますが、ややわさびが効き過ぎて鼻にツンときます。
3串目:カブ
甘いです。
皮目にはカブの独特の風味があり、そこも際立っている印象です。
3杯目:都農ワイナリー シャルドネ
樽感とナッツの風味、酸がありつつも、樽によるこってりとした印象があります。
ウイスキー好きの多くは樽熟のワインが好きなのです。
普通に買おうかなと思うレベルの美味しさがあります。
4串目:つくね
肉汁爆弾ですね。
肉の旨味がしっかりと包みこまれており、それでいて玉ねぎはシャキシャキとした食感が残っていてアクセントになっています。
5串目:エルフランス
うずらのたまごです。
黄身は生に近く、口に入れた瞬間にプチッと弾けます。
3品目:ブリオッシュ・レバーパテ・りんご
ブリオッシュの上にレバーパテ、キャラメリゼされたりんごが乗っています。
ブリオッシュはフワフワ食感で少し塩と麦を感じます。
レバーパテは濃厚ではありますが、余韻をりんごでマスクしている印象を受けました。
温度もブリオッシュはほんのり温かく、パテとりんごは冷たいので、ここも勉強になります。
4品目:ホロホロ鳥
手前は胸肉で旨味が濃縮されています。
奥はもも肉で、肉の旨味は旨と同等かやや高い印象ですが、食感の弾力が強いです。
4杯目:七田 純米七割五分磨き
ワインで行こうと思いましたが、あえての日本酒で攻めてみようと思います。
佐賀県の七田です。
個人的にはライチっぽさを感じてフルーティーな印象を受けましたが、嫁的には辛いとのことです。
6串目:砂肝
シャリシャリとした食感でジューシーさも健在です。
余韻に少し血の感じがあります。
7串目:スナップエンドウ
シャキシャキとしており甘さがすごいです。
中には豆がありますがこちらはホクホクです。
8串目:レバー
低温調理されている印象があり、ねっとり濃厚です。
5杯目:写楽 純米吟醸
こちらは甘さ全開でフルーティーな印象です。
9串目:しいたけ
人生一の水分量でした。
食べた瞬間にバシャっと水分が垂れるほどで、注意して食べる必要があるぐらいです。
10串目:手羽先
ホロホロ鳥の手羽です。
脂を全面に感じますがクドさはなく、パリパリやコリコリとした食感も楽しめます。
追加:みすじ
コースの串は以上で追加を1人2本までおまかせでお願いできるとのことで、お願いしました。
部位の選択などはできずにおまかせによる追加とのことです。
ちなみに嫁はお腹いっぱいとのことで追加は私のみが行いました。
追加1本目はみずじで、肩のあたり胸肉に近い部位です。
脂によるジューシーさと肉の旨味を感じます。
ほんのりの繊維質というか胸肉に近い部位だけあって胸肉っぽさを感じます。
追加:ぼんじり
追加2本目はぼんじりで、部位としてはおしりです。
脂と鶏の旨味をしっかりと感じます。
鶏そば
〆は鶏そばです。
麺はプリッとした食感に麦と旨味が香ります。
スープは鶏の旨味を感じつつも、余韻にかけて野菜の甘さや旨味を感じます。
クオリティ高いですね。。
1杯2,000円~3,000円くらいまでなら出すのでフルサイズで作って食べたいですね。
プリン
デザートはコース内に含まれておらず追加料金がかかります。
濃厚な卵の味を全面に感じるプリンでした。
クリームっぽさや甘さが強いものもありますが、卵に振れているのは個人的に好みです。
感想・評価
コース2人分+追加2本+デザート+ドリンク7杯(嫁注文分含む)で、合計約44,000円でした。
カウンターの焼鳥に行くと3万前後で収まることが多いですが、追加をしたのとガツガツ飲んだので少しオーバーしてしまいました。
YAKITORI 燃es美味しかったです。
個人的に印象的に残ったのはホロホロ鳥、スナップエンドウ、しいたけと野菜ときのこが特に印象的でした。
あとは鶏そばですかね。
こちらは噂に漏れず美味しい1杯で、〆でもフルサイズが食べたくなりました。
焼鳥ではあるものの、これまで行ったことがある焼鳥店とは違う調理法であるということは伝わりました。
ただ、焼鳥の概念を覆したり、個人的に焼鳥に感じている限界を超えるほどではななかったというのは正直な感想です。
美味しいお店ではあると思うのですが、個人的に焼鳥に対しての興味が薄れつつあり、焼鳥自体にそこまで行かないので、またいつかのクリスマスに訪問できればと思います。
味:★★★★★★★★☆☆(8)
コスパ:★★★★★★☆☆☆☆(6)
再訪:★★★★★★☆☆☆☆(6)
まとめ
- 焼鳥にフレンチの技法を取り入れたお店
- 食べログ百名店・食べログアワードブロンズ
- ミシュラン セレクテッド
- 日本産のワインが豊富
- 焼鳥はもちろん、〆の鶏そばが美味しい


























