今回は2025年3月に買ったり、バーなどで飲んだりして美味しかったウイスキーをご紹介していきます。
1本目:四季 ボウモア 1997 27年
香りからフルーツを感じます。
味わいとしてはフルーツ、ピート、フルーツ、ピート…と、フルーツとピートが交互にやってきます。
フルーツは良く言えば桃かなと思います。
少し時間をかけてあげるのがよくて、放置すればグレープフルーツっぽさや、いわゆるトロピカルフルーツの要素も出てくると思います。
時間がなくて30分ほどしかかけられていないですが、できればワンショットで1時間ぐらいかけながら飲むのが良さそうですね。
しかし、97のボウモアが13万とは。。高くなりましたね。。
2本目:XOP Black グレンロセス 1989 31年
XOPの中でも希少性の高いXOP Blackシリーズです。
黒糖を思わせる良いシェリー樽、熟したフルーツ、余韻にオールドっぽいフルーティーさがあります。
誰が飲んでも美味しいと思うボトルだと思います。
3本目:WHISKY BULES ブッシュミルズ 1991 32年
一言で言うならマンゴーです。
かなりトロピカルな印象で、その中でもマンゴーをはっきりと感じます。
その他の要素としてはミントっぽさがあり、個人的にブッシュミルズにはミンティアっぽさを感じるんですよね。
多分そんな商品ないですが、マンゴー味のミンティアという印象です。
これはバーで見かけたら飲むべきボトルですね。
4本目:信濃屋 ブルックラディ 1991-2021
信濃屋新宿店の30周年を記念してボトリングされた1本です。
洋梨と青リンゴをしっかりと感じます。
91なので閉鎖前のブルックラディですが、やはり美味しいですね。
これまで飲んできた閉鎖前のブルックラディにしては物足りない感もありますが、お値段約7万円ですが、このご時世を考えると安いかと思います。
ボトリング本数が84本と少なめなので、買えないだろうと見送っていましたが、早押し大会など頑張ればよかったですね。
5本目:ザンジバー ベリーオールドセレクション スぺイサイドブレンデッドモルト
新宿で開催された信濃屋の試飲会に参加したときに見かけた1本です。
しっかりとオールドっぽいフルーティーな要素があり、系統としてはアンティークの家具などを思わせる1本です。
ブレンデッドモルトですが、構成原酒にはタムデューとグレンロセスの60年代と70年代の原酒が使用されています。
そこに、若いグレンファークラスをブレンドしています。
お値段が16,500円という点が非常に優秀ですね。
試飲会なので、飲んで美味しければ注文することができ、購入させて頂きました。
試飲会自体は初の試みだったようですが、非常に楽しかったので、また開催されることを期待しています。
6本目:KFWS 嘉之助 2020-2025 IPAカスク
IPA由来のホップ、ぶどうやクリームっぽさもあり、原酒の甘さがあるので、IPAカスクですがエールビールを飲んでいるかのような美味しさがあります。
これは衝撃的でした。
ジャパニーズウイスキーは高いですし蒸溜所の数も多く、特にシングルカスクは争奪戦なので、若干飽き飽きしてきているところがあります。
ただ、『秩父ウイスキー祭2025』の津貫は発酵でしたが、製造工程などにこだわることで、短熟ながら美味しいウイスキーが出来上がります。

なので、ジャパニーズウイスキーもちゃんと追っていかないと、と改めて思わせてくれた1本でした。
7本目:THE PURPLE HAZE ヴェネズエラ ラム 2006 15年 for BAR一慶 & KINKO & SHINANOYA
ウイスキーではなくてラムです。
ラムらしいトロピカルに殴られたあとは、紅茶のようなニュアンスが口に残ります。
ラム特有の接着剤・セメダイン臭がないので、ラムが苦手な方でも飲めるかと思います。
購入しませんか?という案内が来ていたのですが、2月に『秩父ウイスキー祭2025』の祭ボトルを大量購入したので、金銭的な理由から見送ってしまったのが悔やまれます。
もっと稼げるようになろう。。!
感想
例年ですと3月~5月くらいまではあまりいいリリースがないのですが、2025年の3月は結構いいリリースがありましたね。
バーやイベントに行かないと飲めないボトルがたくさんありますので、イベントにもなるべく参加しつつ、定期的にバー活もしていこうと思います。



