今回は2025年12月に買ったり、バーなどで飲んだりして美味しかったウイスキーをご紹介していきます。
1本目:信濃屋 アンオークニー 2006 18年
『ウイスキーフェスティバルin東京2025』に参加する前に、イベントで何飲めばいいか聞きに信濃屋の実店舗を訪れたら、『これです。』と回答されました。

ということで有料試飲を提供していたので、頂きました。
アンオークニーなので中身はハイランドパークで、見た目通りシェリー樽です。
味わいとしてはレーズン、アンティーク家具、レザー、ヘザーハニー、りんご、ピート、潮、ナッツとハイランドパークの特徴とネガティブな要素がないシェリーの組み合わせとなっています。
ハイランドパークとシェリーのそれぞれの特徴が出つつ、ここまで複雑味が感じられるのは個人的に刺さりました。
それでいてお値段は18年熟成で税込み2万円を切るので、熟成年数×約1000円と買いな1本です。
というか、その場で買いました。
で、店員さんも言っていましたが、案の定イベントでも話題となっていました。
バットなのである程度本数があるのでまだ買えるかと思いますが、気になる方はお早めにどうぞ。
2本目:新潟亀田 zodiac sign series Capricorn
ラベルに本が記載されているボトル
2025年12月22日(月)に発売される新潟亀田の第2弾のシングルモルトです。
『ウイスキーフェスティバルin東京』が12月6日(土)・7日(日)開催でしたので、先行試飲することができました。
第2弾はピートとなっており、口当たりはトロピカルな要素があり、中盤にかけてピート、余韻にバナナとピートで焼きバナナっぽいニュアンスがあります。
新興蒸溜所のシングルモルトはニューポッティさが目立つボトルが多いのですが、新潟亀田のシングルモルトはニューポッティさをあまり感じません。
シングルカスクも個人的に色々買ったりしていますが、シングルカスクはちょっとニューポッティさや若い原酒に感じる梅っぽい印象を感じるものが正直ありますが、オフィシャルのシングルモルトに関してはブレンドが上手なのかあまり感じないんですよね。
買わずともウイスキーイベントや各所でセミナーなどを開催しているので何かしらのかたちで飲んでほしくあります。
私は新潟出身で地元が近いということで、新潟亀田が推し蒸溜所です。
その忖度を抜きにしても美味しいと思う1本でした。
3本目:信濃屋 ジャポニズム ストラスアイラ 1989 35年
毎年年末にリリースされるジャポニズムです。
今年は89年蒸溜、35年熟成のストラスアイラです。
枯葉、茶葉、トロピカル、特にパイナップルを感じます。
フルーツティーのような印象を受け、美味しい1本であることは間違いないですね。
まぁお値段1本12万円なので、予算的に購入することは難しいのですが。。
4本目:CLUB QING インチガワー 1998 26年
ワクシーでケミカルなトロピカルフルーツ、瓜っぽさを感じます。
前評判が良かったボトルですが、たしかに美味しいですね。
お値段的にも5万円を切るので、買えるなら買ってもよかったなと思う1本でした。
5本目:T&T TOYAMA The Nymph シークレットアイラ 1991 30年
シークレットアイラですが、中身はラフロイグと言われています。
トロピカル、黄色いフルーツ、ほんのりとピートがあり、クリームっぽさも感じます。
今年は91ラフのリリースが多く何本か飲んだものと比較すると、トロピカル具合と黄色いフルーツ感はやや薄め、ピートも弱めに感じました。
クリームっぽさは他のボトルにはなかったので、ここがこのボトルの特徴かなと思います。
味という意味では、さすがにこのスペックとなると美味しいです。
ただ、買うかと言われたら他のボトルと比較すると悩むところではありますが、91ラフがこの値段で今後値上がりすることを考えるとありなのかなとは思います。
まだ買えるようなので、予算を溜めつつ虎視眈々と狙っていきましょう。
6本目:シルバーシール 秩父 2016-2024
2ndフィルのシェリーホグスヘッドで7年か8年熟成の秩父です。
シェリーの甘さ、アプリコット、クリームっぽさがあります。
フルーツとシェリーの融合ではありますが、2ndフィルなのでそこまでシェリーが強すぎないといういい秩父でした。
抱き合わせ販売なら買えるようですが、買ってもよかったかもしれませんね。。
7本目:麻屋商店 ハイランドシングルモルト 2011 14年
ハイランドシングルモルトと名前は隠されていますが、中身はマッカランです。
通称ワッカランというやつですね。
味わいとしては毎度ラベルの通りですが、ベリーっぽさ、そこにジンジャーやシナモン系のスパイスという味わいです。
ワッカランかつこの味わいなら買いだと思います。
8・9本目:グレンファークラス ファミリーカスク 1977&1982
1977年蒸溜の方はトロピカルで麦、余韻にナッツを感じます。
1982年蒸溜の方はトロピカルで麦というところまでは一緒ですが、バニラ感がしっかりと出ているので、どちらかと言われたらこちらの方が好みです。
どちらも美味しい1本ではありますが。
どちらも4thフィルのホグスヘッド表記ですが、おそらくシェリー樽かと思います。
ただ、4thフィルなのでがっつりシェリーらしい感じではなく、ほぼバーボン樽に近い印象です。
グレンファークラスのバーボン樽はトゲ感やアルコールアタックが強すぎて個人的に苦手なのですが、3rdフィルや4thフィルだとただのシェリーだけでなく麦と原酒っぽさを感じるボトルがあって個人的に好みです。
ちなみにお値段は77年が1本68万円、82年が1本82万円します。
これが試飲であれば、それぞれ1杯3,000円と格安で飲み比べができるというのがウイスキーイベントの魅力ですね。
感想
例年通り、年末にかけて各社から年末商戦用の大型・目玉リリースがされました。
それらを『ウイスキーフェスティバル2025in東京』で試飲するという、高いところから低いところに水が流れるような自然な流れに沿って、イベントに参加をして試飲をしてきました。
ということで、ご紹介したボトルのほとんどがイベントで試飲したものとなっています。
そして、飲んで美味しかったら買うという、こちらもまた自然な流れというか商法にまんまと乗せられまして、今回ご紹介したボトルのいくつかは購入しています。
購入したボトルに関しては、いつも別途ご紹介しておりますので、そちらの方でご確認ください。
1年を通して、今年2025年は1本5万円に留まらず7万、10万以上などの大型のリリースが多かったなと思います。
買うのはもちろん大変ですが、高額ボトルはバーで飲むのもそれなりの金額がかかりますので、ある程度追っかけるのも金銭的に辛いものがありました。。
が、これらのボトルは美味しいものが多いので、美味しいボトルにたくさん出会うことができたという意味では幸せではありました。
とは言え、これが連続するとキツいのはキツいので、2026年は控えめにポツポツといいリリースはあるものの、比較的に落ち着いた年であることを祈ります。
ということで、気楽に2026年も飲んでいければと思います。








