今回は毎月恒例の2025年11月購入したウイスキーをご紹介していきます。
2025年10月購入したウイスキー紹介は『こちら』

1本目:T&T TOYAMA 戸河内 2020 4年
2020年蒸溜でヘヴィリーピーテッド原酒、バーボンバレルで4年熟成の1本です。
戸河内のピートタイプというとミスティであったり、Rudderさんの百世不摩シリーズの戸河内なんかを思い出します。
これらは瓜っぽさやキウイっぽさがあって非常に美味しかったんですよね。
たしかセミナーを受講した際に戸河内のピーテッド原酒は残り少ないと言っていたような気がするので、これは買っておかねばと思い買いました。
まだ開栓できていませんが、評判も良さそうなので期待しています。
2本目:The Whisky Exchange スキャパ 2003 19年
個人輸入の代表格とも言える『The Whisky Exchange』向けのスキャパです。
2003年蒸溜で2022年瓶詰め、1stフィルアメリカンオークバレルで19年熟成の1本です。
過去に発売されたボトルで1本5万ぐらいします。
もうセールは終わってしまいましたが、The Whisky Exchange上でセールが開催されておりまして、送料や諸経費を含めても23,000円~25,000円で買えるという状態でした。
バーでたまたま飲む機会がありまして、りんごやシトラス、後半にはクリームっぽさを感じて、5万だったら買わないですが、25,000円なら買ってもいいかなということで、久しぶりに個人輸入をしました。
まだ買えますが、個人的には5万で買うのはおすすめしないです。。
ただ、業者がこのタイミングで輸入したものが2万円台後半くらいでヤフオクとかに出品しているのを見かけますので、3万以下ぐらいなら買ってもいいんじゃないかなと思います。
とりあえずバーで見かけたら飲んで、その上で検討してみてほしい1本です。
3本目:スカーレット モスカートアマーロ
ウイスキーではなくてリキュールです。
アマーロ自体は薬草酒のことで、薬草、ハーブや植物の根、皮などをスピリッツに漬け込んで作られます。
ジャパニーズアマーロのブランドを確立したのがスカーレットですが、春にリリースされるオレンジ、夏にリリースされるピーチとフルーツを使用したアマーロが特に人気です。
そして、今年から秋頃にリリースされるようになったのが、シャインマスカットを使用したこのモスカートアマーロです。
マスカットの味わいと薬草のニュアンスがあり、トニックかソニック割で飲むのがマスカットっぽさをより感じられて良いかなと思います。
本数が少なかったようで、公式では秒で売り切れたようで、なんとか買うことができてホッとしています。
これから購入することは難しいかと思いますので、今年買えなかったという方は来年に期待して頂きつつ、バーなどで見かけたらぜひ飲んでみてください。
4本目:信濃屋 パナマ 2004 17年 バレル
ウイスキーではなくラムです。
以前飲んだことがあり、バニラやキャラメルっぽさ、ほんのりとフルーツのトロピカル、接着剤系のエステルがあって、お値段的にもいいラムだなと思っていました。
発売から期間が経ってもまだ買えるので、いつか買えればいいかな~なんて思っていたら。。
11月8日、店舗によってはその前後開催もあったようですが、信濃屋さんで店頭に並んでいる商品全品10%OFFというバグみたいなセールが行われました。
一部の銘柄がセールの対象になるということは過去にもありましたが、PB含めて全商品というのは初めてに近いレベルだそうですね。。
ということで買っちゃいました!
いいリリースではあると思いますし、店舗のセールは終わってしまいましたがまだ買えると思いますので、気になる方はどこかで飲んでみて購入してみてください。
5本目:信濃屋 GM カリラ 2008 15年 リフィルバーボンバレル
信濃屋さんから7月頃に発売された1本です。
2008年蒸溜で2023年瓶詰め、リフィルバーボンバレルで15年熟成です。
7月頃ってちょうど麻屋商店さんととーふさんのカリラが話題になっていた頃で私もそっちを買ってしまったので、カリラはいいかな~と思ってスルーしていました。。
その後に飲む機会がありまして、ピート、潮っぽさ、グレープフルーツ、シトラス、ナッツを感じました。
ピートと柑橘というカリラらしいカリラでしたので、買ってもいいかなと思っていましたところに。。
10%OFFのセールがやってきましたので、買っちゃえということで買っちゃいました!
いいリリースでもタイミングによっては話題にならなかったりしますので、タイミングって難しいよなと思う1本でした。
6本目:ロッホローモンド12年
ウイスキー福袋のハズレ枠となってしまっているロッホローモンドですが、普通に美味しいですよ。
シングルカスクですとケミカルなフルーツっぽさを感じますが、オフィシャル12年はほんのりとトロピカルを感じます。
お値段4000円くらいですし、下手なボトル買うぐらいならこちらを買ってみることをおすすめします。
ちなみにこちらも信濃屋さんの10%OFFセールで買いました。
7本目:グレングラント アルボラリス
グレングラント アルボラリスを久しぶりに買いました。
以前まではコスパハイボール要員として圧倒的な地位を確立していましたが。。
2023年の値上げで3,000円近くになり、グレングラント10年とあまり変わらないお値段となってしまい、その地位が陥落してしまったかと思います。
ですが、2025年9月1日出荷分より値下げが行われて、ほぼ元通りのお値段になり、またコスパハイボールとしての地位が上がってきたかなと思います。
手頃な価格なので、最近飲んでいないなという方は買ってみてもいいんじゃないでしょうか。
こちらも信濃屋さんの10%OFFセールで買っていますので、さらにお安く購入することができました。
8本目:フィンラガン
フィンラガンも久しぶりに買いました。
アイラのどこかの蒸溜所の原酒が使用されておりますが、ほぼほぼカリラだと言われています。
私もカリラだと思います。
カリラ12年と比較して飲んでみるとカリラであることが如実にわかります。
ほぼほぼ素性は明らかにされていますが、一応名前は非公開ではありますが、お値段3,500円前後でアイラのシングルモルトが買えますので、かなりお得だと思います。
こちらもハイボール要員として優秀なので、おすすめです。
こちらも信濃屋さんのセールで買いました。
9本目:嘉之助ウイスキートーク福岡2025
ウイスキートーク福岡2025のイベント限定ボトルです。
抽選が行われまして、見事当選させて頂きました。
バットなので540本とそこそこな本数がありましたが、当選は当選ですね。
2019年蒸溜で2025年瓶詰めなので5年か6年熟成かと思います。
シェリーの中でも比較的ドライよりなマンサニージャバットで熟成が行われています
開栓できていませんが、非常に楽しみな1本ですね。
おわりに
ウイスキーの新作という意味では、戸河内と抽選ではありますが嘉之助ぐらいですかね。
新作を買うというよりも信濃屋さんやThe Whisky Exchangeでセールがあって、過去のリリースを購入したという傾向が強い月だったかと思います。
セールでしっかりと買っていますので、金額的にはそれなりに行ってしまいました。。
新作もポツポツと発表されてきて、例年通りに11月中旬・末頃から年末商戦とも言える大型や話題となるリリースが各社から発表されてきました。
それらの新作を12月のウイスキーフェスティバルin東京で試飲をするみたいな感じで盛り上がりを見せているかと思います。
私もすでに12月購入予定でいくつか予約を入れていたりしますし、ウイスキーフェスティバルにも参加しますので、12月はもう計算したくないぐらいになるかと思いますが、一応厳選して購入していこうと思います。
来月投稿予定も乞うご期待ください。










