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【オフィシャル&ボトラーズ】2025年上半期ベストリリース【YouTube動画あり】

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2025年上半期ベストリリース

今回は個人的に思う2025年上半期ベストリリースをご紹介していきます。

上半期にリリースされたボトルの中で特に良かった・美味しかったと思うボトルをオフィシャルから3本、ボトラーズやプライベートボトルから3本ご紹介していきます。

選定の対象には買ったボトルはもちろんですが、バーやイベントなどで飲んだボトルも含まれます。

まずはオフィシャルからご紹介していきます

オフィシャル1本目:新潟亀田蒸溜所 Zodiac Sign Series Pisces

新潟亀田のシングルモルトとしてのファーストリリースを選びました。

私は新潟出身で、地元が亀田に近いということで新潟亀田蒸溜所推しではあるのですが、その忖度を抜いても良かったなと思います。

蜜の感じをしっかりと拾える味わいで、ストレートでもハイボールでも美味しい1本となっています。

2025年上半期は各蒸溜所からシングルモルトのファーストリリースが続いていますが、正直ニューポッティーな若い感じが抜けきれていないんですよね。。

それでいてお値段15,000円くらいするので、正直高いと思います。

その中で新潟亀田は比較的ニューポッティ感が無く、そしてお値段も1万円ちょいということで、比較的に手を出しやすいのかなと思います。

このニューポッティさがないこと、価格面の違いがあるということで、選んでみました。

2025年下半期には新潟亀田のセカンドリリースが控えているかと思いますし、新潟亀田以外の蒸溜所もセカンド・サードと色々リリースがあるかと思います。

まずは飲まないと意見はできないと思うので、バーやイベントなどで飲んで色々と飲んでいこうと思います。

オフィシャル2本目:The Y.A #04

ボトルは購入できていませんが、Y.A #04を選びました。

ピートと黄色いフルーツという印象で美味しかったです。

Y.Aは駒ケ岳と津貫を屋久島エイジングセラーで熟成をかけ、それをヴァッティングしています。

シリーズ4本目ですが、#01、#03の奇数が駒ケ岳主体で奇数がフルーツ感強め、#02、#04の偶数が津貫主体で、偶数の方がフルーツもありますがピートが強くなっている傾向があります。

駒ケ岳が2011年に蒸溜再開で10年以上経過していますし、2016年に津貫および屋久島エージングセラーができたのでこちらも10年近く経過しているということで、原酒の幅というか選択肢が多くなってきているのかなと思います。

駒ケ岳がこれまでは2024Editionのように限定扱いで販売されてきていましたが、そういうこともあってか今後は定番品として9月に発売されます。

マルス実力というのが、味わいとして感じられますので今後も注目していきたいなと思います。

オフィシャル3本目:秩父ディスティラリーⅡ

ボトルは購入できていませんが、秩父ディスティラリーⅡを選びました。

2019年10月から生産開始された秩父第2蒸溜所のシングルモルトがようやくリリースされました。

口当たりはオレンジっぽい柑橘の印象で、後半にはほんのりとトロピカルさがあって美味しいと思います。

2024年の秩父ウイスキー祭の際に、初めて秩父第2蒸溜所のシングルモルトがお披露目となり、それを飲んだ時にも思いましたが、第2は美味しいと思います。

これからPBなどでも第2が出てくるのかなと思いますので、期待しています。

オフィシャル編まとめ

オフィシャル編は新潟亀田、Y.A. #04、秩父ディスティラリーⅡというラインナップでした。

どれもジャパニーズウイスキーです。

2025年上半期にはジャパニーズウイスキーの新興蒸溜所のファーストリリースが多かったということもありますし、老舗は安定したリリースがあったかと思います。

ウイスキーイベントに参加した際には、スコッチのボトラーズは飲みますがスコッチのオフィシャルはあまり飲まずに、新商品や構成原酒などの提供があるジャパニーズウイスキーのブースを攻めがちになるんですよね。。

それで、ジャパニーズウイスキーのブースだけで肝臓のキャパがきて、スコッチのブースは周れずに終了となってしまうことが多いです。

ということもあって、ジャッパニーズウイスキー多めのセレクトになりますし、最近はあまりスコッチのオフィシャルを飲めていないんですよね。。

ハウススタイルや蒸溜所の特徴が出るのがオフィシャルかと思いますので、あらためてバーやウイスキーイベントでスコッチのオフィシャルを飲んで勉強していこうと思います。

続いてはボトラーズ・プライベートボトルなどをご紹介していきます。

ボトラーズ・PB 1本目:津貫 リキッドイースト

2本まとめてご紹介しますが、リキッドイースト使用された津貫です。

現在発売されているものは秩父ウイスキー祭2025のイベント限定ボトルとRudderさんの百世不摩シリーズの2本かと思います。

まだ発売はされていませんが今年2025年の『ウイスキートーク福岡2025』のイベント限定ボトルもリキッドイーストが使用されているとのことです。

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味わいとしてすごくフルーツ、トロピカルを感じます。

オールドボトル、長熟のスコッチなどなどでトロピカルを感じるウイスキーは多々ありますが、それらとは少し路線が違うフレッシュな生き生きしているフルーツを感じるウイスキーとなっています。

フルーティーさが出るの発酵の工程でリキッドイースト・液体酵母を使用しているからです。

自宅でパンなどを作った方はイメージしやすいかと思いますが、通常の発酵の工程では乾燥した粉状の酵母を使用します。

その代わりに液体酵母、リキッドイーストを使用したというのがこれらのボトルとなっています。

発酵という工程がいかに重要かということを教えてくれるボトルかと思いますので、これらのボトルに関しては入手は難しいかとは思いますが、バーで見かけたら飲んでみたり、今後リキッドイーストを使用したボトルが発売されることがあれば要チェックしてみてください。

ボトラーズ・PB 2本目:ウイスキーエイジ ブッシュミルズ 1991 32年

ウイスキーエイジから名古屋にありますバーフィンチさんとノンピートさん向けのブッシュミルズです。

1991年蒸溜で31年熟成の1本です。

すごいマンゴーを感じて、めちゃくちゃ美味しいです。

そしてブッシュミルズ自体にあるミントっぽさから、商品としてあるかはわかりませんがマンゴー味のミンティアのような味わいがあります。

ウイスキーにマンゴー、ないしは黄色の南国系のフルーツを感じるボトルは稀にありますが、ここまではっきりとマンゴーを感じるもののは初めてかなと思います。

その点がすごく印象的に感じましたので今回選びました。

今年は長熟のアイリッシュがちょこちょこ出てきていまして、結構美味しいボトルが多いなと思いますので、なにか1本購入することができれば買いたいなと思っております。

ボトラーズ・PB 3本目:スリーリバーズ 四季 インペリアル 1998 25年

3本目はスリーリバーズから四季シリーズのインペリアルです。

1998年蒸溜で25年熟成の1本です。

味わいは桃です。

桃ジュースです。

トロっとした粘性もあって、本当に桃ジュースを飲んでいるような甘さがあります。

これは誰が飲んでも美味しいと思うボトルかなと思います。

ただ、お値段が1本12万円します。。

バーでハーフショットの価格はざっくり÷20+αなので、だいたい1杯6,000円以上はするかなと思います。

それなりの価格がしますが、それを超える感動はあるかなと思います。

リリースされたのが2025年1月頃なので、多くのバーでは無くなってしまっているかもしれませんが、もし見かけたら飲んでみて欲しくあります。

ボトラーズ・PB 次点

2025年の上半期はいいリリースが多かったなと思いますので、美味しかったのですが、衝撃なども含めてTOP3ではないかなというボトルをいくつかご紹介していきます。

KFWS 嘉之助 2020-2025 IPAカスク

Kyoto Fine Wine and Spiritsさんの嘉之助、IPAカスクです。

IPA由来のホップ、ぶどうやクリームっぽさがあり、嘉之助の少し甘い原酒の味わいとIPAカスクが見事に融合している1杯でした。

抽選は外れておりますので、購入できておりません。。(泣)

Signatory Islay(LA) 34 1990-2025 for Wu Dram Clan

Wu Dram Clan向けのシークレットアイラです。

シークレットアイラ表記ですが、ラベルのLAから分かるように中身はラフロイグです。

ラフロイグに限らず長熟のアイラ系はピートが弱くなって、フルーツが前面に出てくるという印象があります。

このボトルはピートもしっかりと残っていますし、しっかりとフルーツも感じることができるという点が優れているなと思いました。

1本10万しますが、買っておけばよかったなと思うボトルでした。

乾杯会 ラフロイグ 1991-2025 33年

乾杯会さんのラフロイグです。

シークレットアイラではなくてラフロイグ表記です。

そして話題の1991年12月12日蒸溜のラフロイグです。

先程のラフロイグと比較するとピートは少し弱い印象ですが、フルーツは強めでしっかりという印象で非常に優れているボトルですね。

ちなみにこちら1本14万円します。。

シークレットアイラ表記ではなくちゃんとラフロイグという名称が記載されているということが価格に反映されているのかなと思います。

信濃屋 グレンファークラス 1990 29年 リフィルシェリーホグスヘッド

信濃屋さんのグレンファークラスです。

味わいとしてはオールドボトルに感じるようなフルーツ、トロピカルの要素があり、黒糖のニュアンスを感じる1杯です。

瓶詰めされてから5年くらい寝かされているのかなと思いますが、おそらく瓶熟による効果だとは思いますが、こういった変化が得られるのだなと勉強になりました。

今購入済で未開栓のボトルに関しても度数が50%以上あるものは、3年とか5年保管してから飲んでみようかなと考えています。

ボトラーズ・PBまとめ

2025年上半期は結構いいリリースが多かったなという印象です。

90年代前半、80年代と長熟のスコッチがありつつも、そこに津貫・嘉之助が発酵の手法や近年使われるようになったIPAカスクでの熟成と、製造の工程で美味しさを出しつつ、長熟のスコッチに食い込んでくるというのが印象的でした。

長熟系のリリースが多くて、それらはお値段もその分しますので、1本5万円オーバーはもちろんで、10万とか15万くらいするボトルもあったかと思います。

買ったらその金額がかかりますが、バーやウイスキーイベントで飲んでもそれなりの金額がしますので、まぁ追っかけるのが大変だったなと思います。

下半期もスコッチ・ジャパニーズ問わずいいリリースが出ることを期待しております。

おわりに

2025年上半期美味しかったウイスキーということで、オフィシャルから3本、ボトラーズ・PBから3本選びました。

下半期も定期的にバーに通いつつ、ウイスキーイベントは今の段階だと9月の『八王子ウイスキーストリート』、10月の『ジャパニーズクラフトウイスキーフェスタ』、12月の『ウイスキーフェスティバルin東京』の3つ参加する予定ですし、試飲会などがあれば参加していこうと思っています。

下半期もいいリリースが出ることを期待しつつ、色々と飲んでいこうと思います。

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