文殊 浅草店
『浅草 もつ焼のんき』で飲んだあとは当然〆へと向かいます。

お腹を空かせるべく、少し歩いて雷門・浅草寺までやってきました。
さすがに超メジャーな観光地だけあって外国人だらけでしたね。。
せっかくなので参拝をしようかと思いましたが、参道である仲見世通りは混雑していましたので、本堂までは行かずに外観だけを見させて頂きました。
思いの外短い散歩となり、本当は気になっていたラーメン店を訪れようと思いましたが、お腹の具合的にラーメンを食べれるか微妙でしたので。。
立ち食い蕎麦に変更することにします。
お腹いっぱいなら食べなくてもいいじゃんと思われるかもしれませんが、やはり〆は食べたいものなのです。。
ということで、『文殊 浅草店』を訪問しました。

こちらも気になっていたお店で、お店自体は日本最古の地下街と呼ばれる浅草地下街にあります。
東武スカイツリーラインの浅草駅および松屋浅草の眼の前に地下街の入口があり、こちらを降りるとすぐにお店があります。
日本最古というだけあって、お店自体も周りもかなりレトロな雰囲気でした。
お店の看板のちょっとホラーなフォントも周りの雰囲気とマッチしています。
『文殊』は両国に本店があり、ここ浅草や馬喰横山駅内などの下町エリアから、大山、成増、川越の東武東上線沿線などに展開されています。
最近ですと大手町店もオープンされていましたね。
今回は平日の16:00頃に訪問しました。
お店はオープンカウンターで、5人くらいで満席となる小さめなお店です。
先客が2名いらっしゃいましたが、無事にスペースを確保することができました。
春菊天そば
食券制でお店の右側の方にある食券機で購入をします。
食券機では現金のみ利用可能でした。
無難に『かき揚げ(500円)』を選択しようと思いましたが、隣に『春菊天(520円)』を発見しましたので、こちらを選択します。
無類の春菊好きなので、『春菊天』を見かけたら注文せざるを得ません。
『そばorうどん』を選択することができ、食券を渡すさいに口頭で伝えます。
当然『そば』を選択しました。
食券を渡して2~3分程度で着丼です。
蕎麦
オープンカウンターなので調理工程が見えます。
見ていると蕎麦を茹でて一度水で〆て、その上でお湯に一度通して温めていました。
この工程があるので、普通の立ち食い蕎麦のお店よりも少し提供時間が長めになっているかと思います。
まぁ飲食店全般でみたらかなり早い方ではありますが。。
この調理工程のおかげか、コシを感じて啜りやすさを感じました。
蕎麦自体の風味はほのかに香る程度でした。
つゆ
つゆはみりんの甘さが強く出ているタイプです。
出汁としてはほんのりかつおが香っていた印象です。
春菊天
春菊の苦味が美味いですね。
お店によっては春菊の葉の部分しかいれないお店もありますが、こちらはしっかりと茎の部分もはいっています。
茎にはしっかり火が入っており、全く固くなく適度な食感だけを感じます。
まぁ揚げおきなので全体的にクタッとした食感ではあります。
感想
お店のレトロな雰囲気もあってか、全般にバランスの取れた美味しい立ち食い蕎麦でした。
おそらく調理工程からくるであろう、蕎麦のコシが特に印象的でした。
このコシはなかなか立ち食い蕎麦で感じることはできないかと思います。
そういう意味ではレトロな雰囲気を除いても、色々ある立ち食い蕎麦の中でも上位な美味しさがあるかと思います。
浅草には立ち食いじゃない有名な蕎麦屋がいくつかありますし、蕎麦以外にも様々なお店があります。
せっかくの観光で来ていて、数ある飲食店から立ち食い蕎麦をチョイスするのは相当マニアックな方ではあったり、ニッチな需要ではあると思いますが。。
帰る前にサクッと食べたいときなどに訪れてみてください。



