豚味噌丼お食事処 秩父新世界
『はなゆう』で立ち食い蕎麦を食べた後は再び『秩父ウイスキー祭2025』に戻ります。

フォロワーさんと言いますかYouTubeの視聴者さんとお会いして、数杯一緒に飲んだりしました。
昼食がまだということで、ご一緒することにしました。
立ち食い蕎麦を食べてから2時間ぐらい経過していますし、まぁ立ち食い蕎麦はおやつみたいなもんなんで、お腹の空き具合的には無問題です。
せっかくなので秩父の名物を食べようということで、『豚味噌丼お食事処 秩父新世界』を訪れました。

秩父の有名なグルメの1つ豚みそ丼を食べることができるお店です。
老舗精肉店『秩父豚肉味噌漬本舗せかい』が営んでおり、こちらではもともと豚肉味噌漬けをお土産として販売していますので、まぁ基本的にハズレることはないでしょう。
15:00頃に訪問し、さすがに待ちなく入店することができました。
せかい豚味噌セット並 1,100円
今回は豚味噌丼・味噌汁・漬物の『せかい豚味噌セット 並(1,100円)』をお願いしました。
豚肉は2枚でご飯の量が220gはです。
肉1枚でご飯の量が140gの『小(850円)』や、肉が3枚でご飯の量が300gの『大盛り(1,340円)』もあります。
ご飯単品や肉の追加も可能なので、食べたり量に合わせてお好みの量にカスタマイズすることができます。
注文から10分かからない程度で提供となりました。
それでは頂いていきましょう。
豚味噌丼
豚肉は2枚でどちらも部位としてロースです。
適度な厚みもあり、大きさもご飯が隠れるくらいなので結構ボリューミーです。
脂身部分はジューシーで、肉部分はややパサつきを感じるところもありますが、全体的に柔らかいです。
肉の味もしっかりと感じますし、味噌の風味も感じます。
ごはんはふっくら炊かれています。
豚味噌自体にそこまで味噌ダレがかかっていないので、ごはんは豚と接地しているところはタレで色付きますが、タレが染みたりつゆだくになっている感じはありません。
味噌汁
味噌汁はわかめとネギの普通の味噌汁です。
お酒飲んでいますので、こういった味わいはいつも以上にありがたさを感じます。
漬物
漬物は秩父の名産のしゃくしなだと思います。
食感と少しの苦みが美味しいです。
感想
美味しかったですね。
秩父ウイスキー祭の会場からも近いですし、なにより近くには秩父で有名な酒屋さんの『麻屋商店』さんがあります。

ランチタイムは行列ができますが、土・日・祝の営業時間は11:30~16:00(15:30ラストオーダー)なので、14:00~15:00くらいが狙い目だと思います。
ちょうどイベントでお腹が空いたり、塩分が欲しくなったりする頃だと思いますので、おすすめです。
もちろん普通のランチでもおすすめです。
豚みそ丼本舗 野さかとの比較
2024年10月に秩父を訪れた際には豚みそ丼の発祥と言われている『豚みそ丼本舗 野さか』を訪れました。

野暮ではありますが、比較をしていこうと思います。
まずは前提として、どちらも美味しいです。
ただ、少し方向性が違う印象を受けました。
『豚みそ丼本舗 野さか』はがっつり豚肉に味噌味が付いていて、ごはんと合うので丼として完成している印象です。
また、部位をロースとバラの2種類を頂くことができたりどちらか片方のみも選択でき、脂の強いバラではジャンキーな味わいを楽しむことができます。
『豚味噌丼お食事処 秩父新世界』は豚肉の旨味と味噌の風味の両方感じる味付けという印象で、『豚みそ丼本舗 野さか』と比較すると味噌の味わいが弱いです。
味噌ダレによって豚肉とご飯を繋いでいると思うので、盛り付け方は丼ですが豚味噌をおかずにご飯食べるという印象で、丼としては弱いかと思います。
しかし、肉の旨味を味わう上品な丼としても捉えることができるかと思います。
がっつり食べたい男性なら『豚みそ丼本舗 野さか』、女性やお年寄りやお子さん連れなら『豚味噌丼お食事処 秩父新世界』が良いかと思います。
どちらもおすすめではあるので、食べ比べも面白いかと思います。
ぜひ訪れてみてください。



