現在1日1件の毎日投稿中ですが、2025年1月訪れたお店→2025年3月~4月頃、2月→5月頃の投稿になりそうです。。
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【祭ボトル!!】秩父ウイスキー祭2025セミナー 祭ボトルを愛でる

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ウイスキーイベント
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セミナー:祭ボトルを愛でる

参加チケットですら争奪戦で、セミナーチケットも争奪戦ですが。。

今回の『秩父ウイスキー祭2025』では『祭ボトルを愛でる』というセミナーのチケットのみをなんとか予約することができました。

セミナーはイベント前日の土曜日と当日の日曜日に開催されるものがあり、こちらのセミナーは前日に開催されました。

セミナーの内容としては祭ボトル(イベント限定ボトル)をご紹介してもらいながら飲むことができるとなっています。

昨年までは『祭ボトルを斬る』というセミナー名でしたが、開催直前に講師の池袋J’s bar蓮村さんが残念なことに亡くなってしまい、代わりに西川口のカスクアンドスティル川本さんが担当されていました。

今年から本格的に川本さんが担当されるということで、セミナー名が『祭ボトルを愛でる』に変更となりました。

今年の祭ボトルは10本で、スコッチが7本、ジャパニーズが3本あります。

このセミナーではこのうち8種類をテイスティングすることができました。

では、飲んだ順番にご紹介していきます。

1杯目:バンドラベル キャンベルタウンブレンデッドモルト 2016 8年

毎回リリースされるバンドラベルです。

キャンベルタウンブレンデッドモルトで中身はグレンスコシアのティースプーンモルトで、ティースプーン側はスプリングバンクとのことです。

よくある組み合わせですね。

オイリーでバターっぽさを感じつつ、フルーツと潮っぽさというキャンベルタウンらしさを感じることができる1本だったと思います。

2杯目:クライドサイド 2018-2024 6年

中華料理に使用される八角、スターアニスっぽさを感じるスパイシーさと樹脂を感じました。

公式テイスティングコメントにある黄桃シロップはわかならくもないですが。。

八角っぽさが強烈なので、ここをどう受け取るかで好みがわかれそうではあります。

個人的に料理に入っている八角は苦手ではないですが。。

ここまで主張が強いの苦手かもしれません。。

3杯目:アイルオブラッセイ 2019-2024 Peated

イチジクとスモーキーさ、潮や出汁感、乳製品のようなクリーミーさもあったかと思います。

アイラシェリーを彷彿とさせる味わいがあり、総じてジェネリックアイラシェリーという感じです。

最近アイラが高いのでこれで1万円とからなら買うのですが。。

こちらのボトル自体が5年熟成で17,000円くらいしますので。。

それぐらいの年数・金額を出すならアイラシェリーを買えるので、同じ金額ならアイラシェリーを買うよねというのが個人的な感想です。

4杯目:シークレットオークニー 2008-2023 15年

シークレットオークニーなので中身は例に漏れずハイランドパークです。

ハイパらしいヘザーハニー感と甘さ、柑橘系の要素があり、ブラインドで出されてもハイパと分かるような特徴がしっかりと出ているボトルだったなと思います。

5杯目:グレンマレイ 2008-2023 15年

当たり年と呼ばれる07や08あたりのグレンマレイにある白い花、フルーティーさ、麦感がまったくと言っていいほどないボトルで、こんなのもあるんだという印象です。

りんごやグラッシーな感じがあり、度数が49.4%ということもありサクッと飲めるほど素朴な印象です。

好きな人には刺さると思いますが、個人的には07・08らしさがもっと欲しいと思うボトルでした。

6杯目:安積 2019-2025

公式のテイスティングコメントにあるピンクグレープフルーツをはっきりと感じる1本です。

それでいてバニラ感や瓜っぽさ、それぞれが融合して、すごくよく言えばイチゴミルク感があったと思います。

これまで飲んだことがある安積の中でもTOP5に入る美味しさだったと思います。

7杯目:津貫 2020-2024 ヴァイツェンリキッドイースト

発酵の過程では乾燥酵母を用いるのが一般的ですが、こちらは液体酵母を使用しています。

トロピカルでグァバ系の酸味を感じます。

4年熟成ですが、ここまでトロピカルが出るんですね。。

液体酵母恐るべし。。

これは買わずともどこかのバーやウイスキーイベントで秩父ウイスキー祭のブースで飲んでください。

8杯目:嘉之助 2018-2025

ビールとコーヒー、ピートで隠れていますがフルーツと柑橘はいます。

個人的に嘉之助のピーテッドはあまり好みではないのですが、こちらもあまり好みではなかったなという印象です。

ただ、開栓してピートが落ち着いてくるとフルーティーさや味わいがしっかりと出てくると思います。

感想

解説付きで試飲することができますので、理解度が深まり、いいセミナーでした。

僭越ながら好みだと思った順番としては。。

  1. 津貫
  2. シークレットオークニー
  3. 安積
  4. キャンベルタウンブレンデッド
  5. 嘉之助
  6. アイルオブラッセイ
  7. クライドサイド
  8. グレンマレイ

かなと思います。

秩父ウイスキー祭自体のチケットも争奪戦で、セミナーチケットも争奪戦ですが、なんとか入手して来年も参加したいものです。

YouTube

YouTube版も投稿しています。

セミナーの様子やイベント前日の様子をご紹介しています。

公式YouTube

公式からも投稿されており、今回のセミナーと同じ内容のお話を聞くことができます。

バーやイベントなどで祭ボトルを飲む前の予習として見るのが良いかと思います。

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