今回は2024年8月に買ったり、バーなどで飲んだりして美味しかったウイスキーをご紹介していきます。
- 1本目:秩父 2014-2024 カルバドール20周年向け
- 2本目:ロッホローモンド 2013 10年 2ndフィルオロロソホグスヘッド
- 3本目:シークレットアイラ 2009-2023 14年 ホグスヘッド
- 4本目:オールドパティキュラー ボウモア 10年 2013 リフィルホグスヘッド
- 5本目:シングルモルツ・オブ・ザ・スコットランド グレンマレイ 2007 15年
- 6本目:T&T TOYAMA グレンマレイ 2005 18年 リフィルバレル
- 7本目:ロングモーン 1999 ホグスヘッド for cask
- 8本目:シークレットハイランド 1985 35年 ホグスヘッド for BAR BARNS
- 9本目:ラフロイグ18年
- おわりに
1本目:秩父 2014-2024 カルバドール20周年向け
京都にありますカルヴァドスを中心とした『カルバドール』さんの20周年を記念した1本です。
カルバドールさんならではのカルヴァドスの樽で熟成が行われています。
リンゴ由来の甘さ、余韻には軽くナッツと梅っぽさがあるかと思います。
65%とハイプルーフなのでしっかりとした味わいを感じて美味しかったです。
2本目:ロッホローモンド 2013 10年 2ndフィルオロロソホグスヘッド
秩父にあります有名な酒屋さんの麻屋商店さんとYoutuberのせるじおさんのコラボというかプライベートボトルです。
ケミカルなフルーティーさを感じて良かったです。
以前発売された、『ロッホローモンド 2013 スリーテンチョー』とNo.429とカスクナンバーが一緒でハイフン以降が異なっています。(麻屋×せるじおが2で、スリーテンチョーが5)
同じ樽が何分割されそのうちの1つなのか、正確な意味はわかりませんが、かなり味わいも似ていました。
お値段的に1万円程度でしたので購入しても良かったのですが、スリーテンチョーも結構残っていますので、購入は見送りました。
3本目:シークレットアイラ 2009-2023 14年 ホグスヘッド
Rudderさんから発売されましたアートセッションのシークレットアイラで、中身はアードベッグとのことです。
アードベッグと言えば、強烈なピートとヨードのパンチ力をイメージしますが、こちらは優しい綺麗なアードベッグでした。
味わいとしては牡蠣の缶詰っぽい磯感とトロピカルフルーツの要素を感じました。
お値段が4万円近いということを除けばいいボトルなのですが、14年熟成で4万円はさすがに手が出ないですね。。
4本目:オールドパティキュラー ボウモア 10年 2013 リフィルホグスヘッド
フルーティーとピートを感じました。
ボウモア自体にフルーティーなイメージはありますが、それは18年Overのものに対してです。
こちらは10年熟成ですが、それでもフルーティーさはあるので、短熟ボウモアの印象が変わった1本でした。
5本目:シングルモルツ・オブ・ザ・スコットランド グレンマレイ 2007 15年
当たり年と言われる2007年蒸溜のグレンマレイです。
蜜とクリーム、花っぽさ、マスカットっぽいニュアンスがあり、短熟~中熟くらいのグレンマレイに求めるものがすべて詰まっているという1本でした。
お値段的にも安かったので購入しようと思いましたが、みなさん思うことは一緒のようで、人気のためどこも売り切れで購入することができませんでした。。
6本目:T&T TOYAMA グレンマレイ 2005 18年 リフィルバレル
当たり年ではありませんが、2008年蒸溜のグレンマレイです。
蜜とクリーム、渋さも感じました。
ここまでは07のグレンマレイの方が強くでていたのですが、後半にかけての白桃やマスカットのようなフルーティーさをしっかりと感じました。
こちらは18年熟成でお値段18,000円と、最近では珍しい年数×1,000円を守ったお買い得な1本なので、今後購入するかもしれません。
7本目:ロングモーン 1999 ホグスヘッド for cask
信濃屋さんが虎ノ門に新業態店舗としてcaskのオープンし、それを記念してリリースした1本です。
蜜と白桃的なニュアンスのフルーティーさを感じて美味しかったです。
なのですが、お値段が4万円ほどと。。3万円近かったら購入していましたね。。
8本目:シークレットハイランド 1985 35年 ホグスヘッド for BAR BARNS
名古屋にあります有名なバー、『BAR BARNS』さん向けの1本です。
シークレットハイランド表記ですが、中身はグレンモーレンジィです。
和梨、革、バニラ、ベリー、ざくろ、黒糖、パッションフルーツとかなりの複雑味を感じる1本です。
注ぎたては梨を強く感じましたが、グラスに入れて少し時間が経つと、ざくろや黒糖のニュアンスを感じたりと、香りや味わいに変化が起きました。
ゆっくりと時間をかけて変化を楽しみたい1本でした。
9本目:ラフロイグ18年
ピーティーで若干黄色いフルーツを感じました。
少し時間をかけて飲んであげると、よりフルーツが強くなってきます。
こちらは加水ですが、おそらく日本に流通するとなると35,000円くらいかと思います。
『ウィリアムソン 2006 17年 バレル for ASAYA & SHINANOYA』はシングルカスク・カスクストレングスですが、お値段54,000円ほどです。
中熟のラフロイグであれば、ある程度ピートとフルーツという短熟と中熟のいいとこ取りができそうなので、今後はオフィシャルでいいやとなりそうです。
おわりに
2024年8月も美味しいボトルに出会えたと思います。
ボトルはあまり買っていませんが、ちょこちょこバーに行って、話題のボトルは飲んでいこうと思います。
2024年9月もバー活していきます。