- 八王子ウイスキーストリート
- 参加費
- 試飲した銘柄紹介
- 1杯目:ジョニーウォーカー ブルーラベル
- 2杯目:グレントファース 12年 2009-2022 カルヴァドスカスクフィニッシュ
- 3杯目:ブルックラディ ブラックアート11.1
- 4杯目:トリックスター キルダルトン
- 5杯目:ウルフバーン10年
- 6杯目:ガイアフロー静岡蒸溜所 オクタブ
- 7杯目:アイラミスト8年
- 8杯目:ロイヤルブラックラ 2011-2021 シェリーバット for The Sixth Sense
- 9杯目:桜尾シェリーカスク
- 10杯目:グレンファークラス105
- 11杯目:ロイヤルブラックラ12年
- 12杯目:エィコーン 嘉之助
- 13杯目:ダンカンテイラー ブナハーブン 2008 14年
- 14杯目:嘉之助 日置グレーン
- 15杯目:バッファロートレース
- 16杯目:ジュラ12年
- 17杯目:Ki One
- 18杯目:グレングラント10年
- 19杯目:ジェムソン ハイボール
- 20杯目:シングルトン12年
- 21杯目:コッツウォルズ
- 22杯目:ブラックアダー アードモア
- 23杯目:ロッホローモンド12年
- 24杯目:ベンリアック12年 スモーキートゥエルブ
- 25杯目:グレンアラヒー12年
- 26杯目:カルヴァドス12年
- 27杯目:アスタモリス ダルユーイン
- イベントの感想
- 購入品紹介
- おわりに
八王子ウイスキーストリート
2023年10月28日(土)に開催された『八王子ウイスキーストリート』に参加してきました。
ちなみに、関東に住み始めて10年近くが経とうとしていますが、初めて八王子を訪れました。。
ウイスキー”ストリート”という名の通り、本当に路上で開催されています。
同時に『八王子フードフェスティバル』が開催されていましたので、街全体が賑わっている印象でした。
参加費
当日券:7,000円
前売り券はイープラスで購入することができました。
少量ですが当日券の販売もあったようです。
各地で大小様々なウイスキーイベントが開催されていますが、規模的には小さい部類になるかと思います。
受付を済ませるとグラス・グラスホルダー・500mlのペットボトルの水を1本貰えますので、これら込みの価格です。
試飲した銘柄紹介
今回試飲した全銘柄をご紹介していきます。
1杯目:ジョニーウォーカー ブルーラベル
ジョニーウォーカーは世界で一番売れているスコッチウイスキーです。
コスパ最強の通称ジョニ赤やジョニ黒などラインナップはいくつかあり、その中でも最高峰がこのブルーラベルです。
市場価格17,000円前後するこの銘柄をなんと無料で飲むことができます。
味わいとしてはレーズン感とナッツっぽさがあって、サントリーの響とかニッカの鶴にどこか似ているものがあるなと感じました。
ブレンデッドウイスキーの極地として各社たどり着く味わいは同じなのかもしれません。。
2杯目:グレントファース 12年 2009-2022 カルヴァドスカスクフィニッシュ
信濃屋さんから2023年11月中旬リリース予定のグレントファースです。
先行試飲することができますので、今回のイベントの目玉ウイスキーの1つです。
最初にリンゴ、徐々にナッツっぽさが出てきて、最後はまたリンゴという感じで、カルヴァドス(りんごが主原料の蒸留酒)の樽感をしっかりと感じることができました。
あとはバナナとは違いますが、フルーティーでクリーミーな要素も感じました。
3杯目:ブルックラディ ブラックアート11.1
樽のえぐみ、バニラ、フルーティーとかなり複雑味があり、さすがという味わいでした。
4杯目:トリックスター キルダルトン
Rudderさんからトリックスターシリーズの新作です。
ラベルが出来上がっていないようで仮のラベルとのことでした。
こちらも先行試飲で、今回の目玉ウイスキーの1つです。
中身はアードベッグでキルダルトン表記になる予定とのことです。
少し若さはあるものの、原酒の特徴というからしさをしっかりと感じる1本でした
5杯目:ウルフバーン10年
ウルフバーン蒸溜所は1821年に創業し1877年の時点ではすで廃墟と化していたと記録が残されています。
そんな伝説のウルフバーンの名前を受け継いだ蒸溜所が2011年に誕生しました。
これまでもシングルモルトでのウルフバーンのリリースはありましたが、今回初めて年数表記のあるシングルモルトのリリースがありました。
口当たりは弱い感じでややモルティさを感じましたが、余韻にかけてだんだんと味が強くなっていきました。
6杯目:ガイアフロー静岡蒸溜所 オクタブ
ピートテッドタイプとのことですが、ピートというよりもスパイシーな印象でした。
7杯目:アイラミスト8年
ハイボールにすると良さそうですね。
8杯目:ロイヤルブラックラ 2011-2021 シェリーバット for The Sixth Sense
信濃屋さんのロイヤルブラックラです。
黒糖感があってドシェリーな感じでした。
これから寒くなってくるとシェリーが美味しくなってきますので、シェリー好きなら買ってもいいかもしれません。
9杯目:桜尾シェリーカスク
若さと草っぽさを感じます。
シェリーっぽさはそこまでないかなという印象です。
10杯目:グレンファークラス105
105はイギリスのアルコール度数表記のプルーフを示しており、アルコール度数は60%のカスクストレングスタイプです。
味わいはドシェリーですね。
甘い系のシェリーではなく、少し渋い系のシェリーですね。
11杯目:ロイヤルブラックラ12年
先程飲んだ信濃屋さんのロイヤルブラックラはいわゆるボトラーズで、こちらはオフィシャルです。
綺麗にシェリーが効いています。
先程のドシェリーもいいですが、オフィシャルも普通にいいですね。
むしろオフィシャルの方が好みかもしれません。
12杯目:エィコーン 嘉之助
エィコーンさんの嘉之助です。
ピートと黄色いフルーツ感とややバニラ、後味にはグッとピートが強くなるという印象でした。
13杯目:ダンカンテイラー ブナハーブン 2008 14年
香りにはやや草っぽさを感じましたが、味わいはじんわりとフルーツっぽさを感じて美味いです。
14杯目:嘉之助 日置グレーン
以前嘉之助のグレーンを飲んだ際は、藁とか畳のような草っぽさを感じましたが、今回はスパイシーな印象でした。
草っぽさが樽の影響でマスキングされているのかなと思います。
15杯目:バッファロートレース
個人的にバーボンは苦手なので、自分で買ってまで飲むことはあまりしません。
私は20代前半くらいまでマグロ・カツオ以外の魚が苦手だったのですが、今や魚全般が好物です。
というように昔苦手だったものが、いつの日か好きになったりするように、人の味覚は変化(進化なのか。。退化なのか。。)します。
なので、こういったイベントで無料でバーボンを飲めるときに飲んでみて、定期的に味覚をチェックしています。
バーボンの後味のケミカルな感じが苦手なのですが、こちらは全く感じなかったですね。
ウイスキーを飲み始めてもうすぐ2年が経とうとしていますが、ようやくバーボンを飲めるようになったかもですね。
次回のイベントの際にも試してみようと思います。
16杯目:ジュラ12年
甘さもありますが、苦味と渋みも感じました。
17杯目:Ki One
韓国のウイスキーです。
マンゴーとかの黄色いフルーツ系のドライフルーツのような熟した甘さと濃厚さを感じました。
以外と美味しくてびっくりしましたね。
13,000円程度と価格が高いのがネックですが、今後もこういったイベントなどで飲める場合は飲んでいこうと思います。
18杯目:グレングラント10年
果実味もありますが、アルコールアタックも結構感じました。
19杯目:ジェムソン ハイボール
イベントではストレートで試飲するのが基本ですが、ハイボールを提供してくれるブースもありました。
ジェムソン初めて飲みましたが、かなり飲みやすいですね。
お値段も2,000円ぐらいですし今度買おうかな。
同時にフードイベントも開催されていましたし、道の両脇の飲食店でもおつまみを購入することができました。
おつまみ片手にここでハイボールを提供してもらえば、簡単に廃人が出来上がりそうですね。。
20杯目:シングルトン12年
甘く、麦茶のような香ばしさと麦感、後味にはバニラを感じました。
21杯目:コッツウォルズ
バニラ感があって、飲みやすい印象でした。
22杯目:ブラックアダー アードモア
アイラとは違うハイランド系のピートがしっかり効いていて美味いですね。
23杯目:ロッホローモンド12年
プラムのような酸味のある果実と麦感を感じました。
24杯目:ベンリアック12年 スモーキートゥエルブ
ピートと黄色いフルーツっぽさを感じました。
25杯目:グレンアラヒー12年
ボトルも持っていますが、1年以上前に買ったものなので最近の12年がどうなのか試してみました。
シェリーと黒糖は健在でやっぱり美味いですね。
26杯目:カルヴァドス12年
初めてカルヴァドスを飲んでみました。
埃っぽさとリンゴを感じました。
27杯目:アスタモリス ダルユーイン
ダルユーインは特定のフルーツというよりかはミックスジュース的なフルーティーさの印象を持っていましたが、こちらはバナナっぽい特定のフルーツのニュアンスを感じました
イベントの感想
良かった点、良くなかったと感じた点がありますので、そこらを踏まえて振り返っていこうと思います。
良かった点①:外で飲むお酒は美味しい
ウイスキーイベントの多くはイベントホールなどで開催されますので、基本的には室内で淡々と試飲していくことになります。
それでも十分に楽しいのですが、バーベキューなどで外で食べるご飯が美味しいのと同じように外で飲むお酒は美味しいですね。
今回の八王子ウイスキー”ストリート”は文字通り路上での開催でしたので、屋外でお酒を飲むことになりました。
天候は晴れで、気温も暑くもなく寒くもないちょうどよく、最高に良いコンディションの中、外で酒を飲むことができました。
ただ、雨だったり10月末開催なので寒くなる可能性もあるかと思いますので、ここらへんはリスキーでもあるかと思います
良かった点②:フードフェスティバルとの同時開催
街全体が賑わっていてウイスキーイベントと街が一体となっているなと感じました。
私は現金がなくておつまみなど購入していませんが。。(泣)
屋台でおつまみを買ってウイスキーを飲んでいる皆さんの姿は楽しそうでした。
同じように街が一体になっている、街全体で盛り上がっているなと感じたのは秩父ウイスキー祭くらいでしょうか。
ジンを製造している『東京八王子蒸溜所』はあるものの、ウイスキーの蒸溜所が八王子にないのは残念ですね。。
良くなかった点①:ゴミ箱
ウイスキーイベントではプラカップで提供されるのが一般的です。
飲み干したり、グラスに移し替えたらプラカップを捨てることになりますが、そのゴミ箱が常設されていませんでした。
何名かのスタッフの方がごみ袋を持って周っていましたが、数としては足りないかなと思いました。
また、飲み残しを捨てたり、氷を捨てたりするバケツが他のイベントだと設置されていますが、今回のイベントでは設置がありませんでした。
ポイ捨てが目立っているような印象はありませんでしたが、これらは常設してほしかったですね。
良くなかった点②:出店数
30以上のメーカーの出店がありましたので決して少ないわけではないのですが、倍以上の出店があった『ウイスキーフェスティバルin横浜』などの大型ウイスキーイベントと比べると見劣りはしてしまいます。
グラス込みの値段ではありますがチケット代は前売り5,500円で、『ウイスキーフェスティバルin横浜』はグラスは付いてきませんが4,400円です。
無料・有料問わず飲むことができるウイスキーの種類を考えるとチケット代は割高に思えてしまいます。
会場の規模などなど事情はあるかと思いますが、もう少し出店数を増やして欲しいなとも感じました。
購入品紹介
今回のイベントで購入したものをご紹介します。
グラス・グラスホルダー
まずは参加すると『グラス』と『グラスホルダー』が貰えます。
今回の形状ですと、グラスが固定されていませんので、飲み終わったらグラスホルダーにちゃんと仕舞う必要があります。
自分含めて落として割る人多いだろうなと思っていましたが、滞在中に落としている人は見かけませんでしたね。
1本目:八王子ウイスキーストリート限定AMAHAGAN
イベント限定のAMAHAGANです。
リカーマウンテン八王子店さんのブースで販売されていました。
今回は赤ワインカスクです。
こういったイベントでは人気の銘柄やイベント限定のウイスキーが販売されることがありますので、まずは物販から攻めるのが鉄則です。
皆さんそれを理解されているようで、11時の開会直後でしたがすでに30人程度の行列となっていました。
そして、12時前には完売していたかと思います。
他のイベントでも購入しているので、イベント限定のAMAHAGANも結構溜まっていきています。
年末に今年参加したイベントを振り返りつつ飲んでいこうと思います。
2本目:八王子ウイスキーストリート2022 グレンエルギン 7年熟成
写真右側です。
こちらは昨年のイベント限定ボトルで、今回ミニボトルでの販売がありましたので購入しました。
今年のイベント限定ボトルはマノックモアでしたが、普段電子マネー派であまり現金を財布の中に入れておらず、キャッシュカードも忘れていったので、現金の持ち合わせがなくてマノックモアは買えませんでした。。
3本目:八王子ウイスキーストリート2022 グレントファース 13年熟成
写真左側です。
こちらも昨年のイベント限定ボトルです。
グレンエルギンと合わせて飲んでいこうと思います。
おわりに
改善点はあるとは思いますが、非常にいいイベントでしたのでまた来年開催されましたら参加しようと思います。
次回はちゃんと現金を持って参加します。。!