ホテルキャビナス福岡
『ウイスキートーク福岡』参加のため、福岡を訪れており、その際に宿泊したのが『ホテルキャビナス福岡』です。
男性専用の施設で、サウナや大浴場を備えた宿泊施設です。
今回は連結カプセルに2泊してきましたので、レビューしていきます!
サウナ
サウナは2種類あります。
- 大型高温サウナ
- ロイヤルサウナ
大型高温サウナ
90℃の高温サウナで2段になっています。
サウナ室内はL字型になっており、入口付近にはTVが設置されています。
サウナマットがあらかじめ敷いてあり、その上に座ったり座らなかったりと、特にルールはないように感じました。
ロウリュ
回数は多くないですが、ロウリュサービスも行われています。
ロウリュサービスは滞在中1回受けることができました。
アウフグースのパフォーマンス色が強くなる施設が多いですが、ただロウリュを発生させて熱波を送ってくれるというシンプルな内容で、個人的には好みでした。
この路線を貫いてほしいものです。
ロイヤルサウナ
60℃程度の中温サウナで、足湯があります。
TV付きなので、朝一などの体慣らしにちょうどいい感じでした。
水風呂
水温18℃前後の優しめな設定となっています。
4人~5人程度入れるサイズで、優しめな温度のため、長めに浸かっている人が多い印象でした。
休憩スポット
11Fが大浴場(内風呂)となっており、ととのい椅子が10脚弱ありました。
12Fが露天スペースとなっており、階段を利用して上がります。
そこにはベンチとフルフラットになるデッキチェアが3脚ありました。
ロウリュ後以外はどこかしらを利用できるという印象でした。
お風呂
お風呂は6種類あり、豊富となっています。
- 白湯・ジャグジー
- シルキーバス
- バルスボール
- 麦飯石の湯
- ミネラル泉
- 露天風呂
白湯・ジャグジー
大浴場の中心にあるメインの大きなお風呂で、一部ジャグジーになっているエリアもあります。
シルキーバス
超微粒子の気泡のお風呂とのことです。
バルスボール
お湯の玉が落ちてくるお風呂です。
麦飯石の湯
ソファー型になっていますが、私の体にはフィットしませんでした。。
ミネラル泉
お湯が出てくるところに鉱石が置かれており、そこからミネラル成分が出るようです。
こころなしか普通のお風呂よりも温まりやすい気がして、主にここを利用していました。
また、日替わりで色や香りが変わります。
露天風呂
壁などが多いのであまり開放感はありませんが、露天がある事自体がすごいことだと思います。
連結カプセル
連結カプセル自体は、どこにでもあるようなカプセルです。
カプセル内に空調もありますし、TVや電気の操作も手元のパネルから可能です。
コンセントもあります。
こちらの施設の最大の特徴は無料で『アレ』が視聴可能であることです。
通常のビジネスホテルなどであれば1,000円のカードを購入して、部屋のTVに差し込んで見るような『アレ』です。
カプセルなので、特にどうこうできるわけではないので、見るか見ないかはあなた次第ではありますが。。
1Fが受付、2Fがロッカールーム、3Fが連結カプセル(禁煙)、10Fがレストラン、11Fが大浴場となっています。
エレベーターは3機ありますし、1階分の移動なら階段を利用することで、動線自体はほぼ問題ないと感じました。
4Fの喫煙フロアの連結カプセルや、5F~8Fの個室タイプのカプセルですと、階段移動の距離が伸びますのでやや移動が面倒に感じるかもしれません。
ただ、チェックアウト間近などでない限り、エレベーターはすぐ来たので、特に問題ないのかと思います。
注意点①:カプセル利用開始時間
チェックイン時間は当日の朝4:00から可能ですが、カプセルは17:00以降から使用可能とやや遅めとなっていますので注意が必要です。
チェックイン後は大浴場やリクライニングルームなどが利用できますので、そこで仮眠などをお個合えば問題ないかと思います。
問題点①:大浴場のロッカーが鍵付きでない
問題点として強いて挙げるのであれば、大浴場のロッカーが鍵付きでないことでしょうか。
扉はありますが、鍵付きではないため、スマホなどの貴重品を入れて置くのは心配です。
本来なら11Fの大浴場利用後に階段で移動して10Fのレストランを利用したいところでしたが、11F大浴場→2Fのロッカールームでスマホを取って→10Fレストランに向かうという動線になるのが、不便に感じました。
レストラン
メニューは昔ながらというか、味濃いめの居酒屋メニューが多い印象で、特に福岡・博多の名物が食べられるというわけでもありません。
外に出れば福岡・博多の名物を扱うお店がたくさんありますので、旅行客にとって利用する意味合いは薄いのかなと思います。
とは言え、風呂に入ってしまって外出するのが面倒になったときなどに利用できるのは便利です。
今回の滞在中1回レストランを利用しましたので、ご紹介していきます。
晩酌:瓶ビール×2、鶏炭火焼、特製チャンポン
まずは『瓶ビール』から始めていきます。
お風呂・サウナ後ですので、最高に美味しく感じます。
おつまみには『鶏炭火焼』を注文しました。
鶏はブリッとした食感が良く、炭で焼かれた香りもしっかりとあります。
柚子胡椒も添えられていて、多少なりとも福岡感を味合うことができます。
生のネギが一緒に提供されましたが、これはどうやって食べるのが正解なのでしょうか。。
少し物足りないので、瓶ビールをもう1本追加で注文し、〆に『特製チャンポン』を注文しました。
具材はキャベツ、ニラ、玉ねぎ、豚、にんじん、かまぼこと具だくさんで、これだけでつまみになります。
麺はやや太麺のもっちり食感で美味しかったです。
スープも美味しいのですが、ちゃんぽんを食べ慣れてをいない私の比較対象はリンガーハットです。
リンガーハットよりもややあっさりとしている印象を感じました。
お会計は2,882円でした。
若干割高な気もしますが、こんなもんかと思います。
もちろんお会計はロッカー番号付けとなり、外出もしくはチェックアウト時に精算を行います。
客層
客層は40代~50代中心で、サウナ目的で20代~30代の方をちらほら見かけるという印象でした。
全体的に年齢層が高めですので、ドラクエやサウナ室内での会話などはありませんでした。
総評
正直サウナのクオリティ、レストランのクオリティ、カプセルなど、どれも平均点というような施設ではあります。
最大の特徴である博多駅の目の前にある好立地、連結カプセルであれば1泊4,000円以下で宿泊できるという格安さを考えると、文句の付けようがありません。
私のように旅行中は酒のんで寝るだけだから、寝る場所さえあればいいという方には最高のホテルだと思います。
情報
■ホームページ
確実に宿泊したい場合は事前予約をしておくことをおすすめします。
公式サイトが最安で、料金は連結カプセルが3,190円(+宿泊税200円)~となっています。
『楽天トラベル』から予約することも可能で、公式サイトよりも600円高いです。
ポイントを使用する場合以外は公式サイトを利用するのが良いかと思います。
■アクセス
博多駅から徒歩1分の好立地です。