夜行バス~宇治山田駅~伊勢市駅
本日は2025年1月24日(金)です。
数年に1回伊勢にはお参りにきていますが、今回は『ウイスキーラバーズ名古屋2025』に参加するのに合わせて伊勢にやってきました。
前回訪問が2020年7月でしたので、約4年半ぶりの訪問となります。
今回はなるべく早い時間から参拝をすべく、夜行バスを利用して東京駅を出発し、8:10頃に宇治山田駅に到着しました。
夜行バスの様子は『こちら』。

夜行バスの中でもある程度眠ることができたので、体力的に参拝していくのには問題なさそうです。
まずは宇治山田駅から徒歩で伊勢市駅へと向かいます。
徒歩10分弱で、伊勢市駅に到着です。
到着後はロッカーに荷物を預けます。
Suica対応のロッカーが結構な数がありましたので、平日のこの時間であれば問題なく預けることができました。
土日の少し遅めの10:00頃とかは気を付けた方が良いかと思いますが、ロッカー以外にも手荷物預かり所がいくつかありますので、なんとかなると思います。
伊勢神宮 外宮
まずは伊勢神宮の外宮を目指します。
伊勢神宮には外宮と内宮があり、外宮から参拝していくのが古くからの習わしになっています。
伊勢市駅からは真っ直ぐに進めば徒歩10分弱で到着することができます。
8:30頃でしたので、道中のお土産店や飲食店は軒並み閉まっていましたが、10時以降とかであれば営業を開始してもう少し活気付いているかと思います。
手水舎
到着後は手水舎で身を清めます。
その後は鳥居をくぐり、歩を進めていきます。
正宮
木々を眺めつつ、しばらく歩くと正宮に到着し、参拝させて頂きました。
正宮はこの鳥居の手前までは撮影可能で、以降は禁止となっています。
式年遷宮御敷地
正宮のお隣には同じ広さの敷地が広がっています。
式年遷宮と言い、20年に1度この隣の土地に新しく社殿などを建て、新しい社殿に移すお祭りを伊勢神宮では行っています。
前回の式年遷宮は平成25年(2013年)秋に行われましたので、次回は2033年秋に行われる予定となっています。
あそらの茶屋
参拝後は外宮を出てすぐにある『あそらの茶屋』で朝食を頂いていきます。

朝限定で、『御饌(みけ)の朝かゆ』というおかゆの御膳を頂くことができます。
今回は『御饌(みけ)の朝かゆ 鮑(2,500円)』を注文しました。
ある程度の待ち時間の覚悟は必要ですが、それに見合うだけの種類豊富な内容に満足のいく朝食でした。
ちなみに鮑や鯛などの種類を選ぶことができますが、鮑かゆになるわけではなく、基本のおかゆセットの別添えとして付くだけなので、追加するかは悩ましいところではあります。。
伊勢神宮 外宮~内宮
外宮の参拝が終わりましたので、続いては内宮へと移動していきます。
外宮~内宮は約4kmほど離れていますので、基本的にはバスまたはタクシーで向かうことになります。
バスは平日は1時間に3~4本、土日祝は5本~7本ありますので、よほど時間に余裕がないという以外ではバスを利用するのが良いかと思います。
バスの所要時間は20分ほどで運賃は520円です。
平日は1時間に1本、土日は1時間2本運行している特急に乗れば、15分ほどで到着することができます。
今回はその特急を利用して内宮へと移動していきます。
ちなみにタクシーを利用すると2,000円+αでで、所要時間は10分~15分ほどです。
伊勢神宮 内宮
バスを降りて少し進むと大鳥居が姿を現します。
通常神社は左側通行が良いとされていますが、伊勢神宮の内宮は右側通行となっています。
大鳥居をくぐり、宇治橋を渡って長い参道を進みます。
途中に三重の酒蔵が奉納した日本酒達を眺めます。
手水舎
手水舎で清めます。
五十鈴川
参道から五十鈴川の川面まで降りることができます。
このように水はかなり透き通っています。
五十鈴川の水でさらに手を清めます。
正宮
さらに歩いて正宮に到着し、参拝させて頂きました。
最初の大鳥居から10分ほどは歩いたかと思います。
正宮は階段を登ったところにあり、この階段下まで撮影可能となっています。
もう10:30となっていましたので、段々と人が増えてきましたね。
すし久
参拝後はお土産店や飲食店が連なる伊勢街道を歩きます。
伊勢の名物である手こね寿司を食べるべく、有名店の『すし久』を訪れました。

有名店ではありますが、席数がかなりありますので、待たずに入店することができました。
参拝後なのでアルコールを頂きつつ、名物の『手こね寿司(竹) 2,200円』を頂きました。
臭みなくモッチリ食感の漬けのカツオが美味しかったです。
おかげ横丁
食後はこちらも伊勢と言えばの『おかげ横丁』で食べ歩きをします。

伊勢うどん、日本酒2杯、コロッケ、メンチカツを食べ、食後は赤福本店で赤福とお茶を頂きました。
この前にもおかゆと手こね寿司を食べているので、我ながらよく食べて飲んだと思います。
猿田彦神社
さすがにお腹いっぱいですので、食べ歩きはここらで終了とし、参拝へと戻ります。
伊勢神宮には外宮と内宮の他に別宮があり伊勢市内に点在していますし、他にも有名な神社があります。
ということで、まずはおかげ横丁から10分弱歩いて、猿田彦神社にやってきました。
改修工事中でしたが、佐瑠女神社と共に参拝させて頂きました。
月讀宮
参拝後はさらに20分弱歩いて、内宮の別宮である月讀宮を参拝させて頂きました。
境内には4社あります。
月讀宮
月讀荒御魂宮
伊佐奈岐宮
伊佐奈弥宮
この順に参拝を行います。
看板に参拝順が書いてありますので、従って参拝すれば問題ありません。
境内は木々に囲まれており、外宮や内宮ほどの規模はないですが、その分人が少なく厳かな雰囲気を味わうことができますので、非常におすすめの場所ではあるのですが、結構歩くという点がネックですね。
車で訪れている方は無料駐車場があるので問題ないです。
公共交通機関で訪れている方はバスは1時間に1本~2本と数は少ないのですが、一応内宮などからもバスでも行くことができますので、ぜひ伊勢訪問時に訪れてみることをご検討ください。
月夜見宮
参拝後は月讀宮から10分ほど歩いて五十鈴川駅へと移動します。
電車に乗って2駅、伊勢市駅に戻ってきました。
五十鈴川駅から伊勢市駅までは1時間6本以上電車がありますので、交通の便はいいです。
伊勢市駅からは10分弱歩いて、外宮の別宮である月夜見宮を訪れて、参拝させて頂きました。
これにて参拝したかった神社にすべて参拝することができました。
大衆酒場 大番屋
あとは本日宿泊する名古屋へ移動するのですが、予定していた電車の時間まで少し時間がありますので、『大衆酒場 大番屋』で1杯飲みました。

『松阪牛たたき(539円)』が特に絶品でした。
昼から飲める地元客向けの居酒屋で、料理も美味しくお値段も安めなので、30分~1時間くらいの時間調整にはもってこいのお店でした。
感想
数年に1回行っているお伊勢参りを無事に済ませることができました。
お伊勢参りでは外宮→内宮→猿田彦神社→ 月讀宮→月夜見宮とほぼ毎回このルート・順番で参拝をしています。
別宮は他にもあるのですが、徒歩と公共交通機関を駆使しつつ、当日中に名古屋方面などに移動することを考慮すると、これぐらいが限界かなと思います。
1度は別宮含めてすべて参拝したいところですが、車と宿泊が必須になりますので、いつになることやら。。
お伊勢参りはもちろんですが、食としても楽しむことができました。
ご紹介するのは最初なので、まずは超メジャーどころをご紹介しましたが、街を歩いてみると気になるお店がたくさんありましたので、また伊勢を訪れた際はご紹介できればと思います。



