火焔山蘭州拉麺 池袋店
池袋と言えばと聞かれたら、色々思い浮かべるイメージがあるかと思いますが、その中の1つに『ガチ中華』があるかと思います。
日本人向けにアレンジされた中華料理ではなく、日本で住んでいる中国人向けに本場の中国料理を提供するお店が多くあります。
今回はその中から蘭州拉麺(らんしゅうラーメン)のお店である『火焔山蘭州拉麺 池袋店』を訪問します。

火焔山は『かえんざん』と読むようです。
かっこいいですね、中2心をくすぐられます。
平日の19:30頃に訪問しましたが、店内はほぼ満席状態でした。
蘭州拉麺限定セット
個人的にガチ中華は好きなのですが、毎回困るのは注文です。
口頭オーダーの場合は日本語はもちろんのこと、英語も通じないことがしばしばあります。
なんとなく漢字から肉なのか魚なのかまでは推測することができますが、詳細まではわからないんですよね。。
ただ、最近はQRコードやタブレットでのオーダーが導入され、言語的にもメニューの画像が付いているので注文に困る機会が減ってきています。
こちらのお店もQRコードを読み取って、ご自身のスマホから注文するスタイルでしたので一安心です。
店員さんは中国人の方でしたが、日本語もOKそうでした。
今回は定番の蘭州拉麺と味玉、羊串がセットになった『蘭州拉麺限定セット(1,300円)』を選択しました。
先に言っておくとお会計は現金のほか、PayPayを使用することができました。
注文から5分程度で着丼となりました。
それでは頂いていきましょう。
蘭州拉麺
蘭州拉麺の説明をしてこなかったのですが、こちらが蘭州拉麺です。
特徴としては牛骨から取ったスープ、ラー油、パクチーがかけられていること、麺はコシのないストレートタイプとなっています。
さらに場合によっては大根が入っていることもあります。
ガチ中華と聞くと辛かったりスパイシーだったり、味が濃いものをイメージしますが、ご覧の通りあっさりしています。
ラー油は若干辛いかもしれませんが、スープの表面に少し浮いているだけですので、辛いものが苦手な方でも食べられるかと思います。
スープ
スープは牛骨の旨味がしっかりと出ています。
19:30というやや早い時間ではあるのですが、この前にウイスキーをストレートで10杯以上飲んできており、飲み終わりで来ています。
飲み終わりにちょうどいいような出汁感と塩分濃度です。
ラー油がある部分は少し辛味が加わりいいアクセントになります。
麺
麺はいくつかの種類から選択することができ、一番オーソドックスという『細麺』を選択しました。
ところどころ太さにムラがあることから手打ちであることがわかります。
コシ少なめで長めの麺となっています。
小麦の味わいはしっかりとあり、かんすいも使用されているので、日本のラーメンと同じような味わいです。
チャーシュー
チャーシューというか牛肉です。
薄切りの牛肉が3枚入っていました。
牛の旨味しっかりと残っており、薄いのでパサつきはあまり感じませんでした。
味玉
中国料理の味玉だとお茶で煮た茶葉蛋をイメージしていましたが、普通の味玉でした。
日本のラーメンだと半熟ですが、ガチ中国だと全熟なことが多いです。
こちらのお店は半熟でしたので、この点では日本よりですね。
羊串
ラムの串焼きです。
見た目通りスパイシーでラムのクセといい具合にマッチしています。
蘭州拉麺のお店ではありますが、ガチ中華の串焼きのお店で食べる羊串と同じようなしっかりとしたビールが飲みたくなるような味わいです。
この味わいだとおつまみ系のメニューも期待できるかと思いますので、こちらで飲むのも良さそうですね。
感想
蘭州拉麺美味しかったですね。
あっさりしつつも牛骨の旨味をしっかりと感じ、食べ応えもありますので、飲み終わりにぴったりだと思いますので、飲み終わりの蘭州拉麺を提唱したいですね。
池袋にはこちらのお店以外にも蘭州拉麺のお店がありますので、またご紹介できればと思います。



