とんかつ小田保 場内店
3月と言えば卒業シーズン、別れの季節と言われます。
人との別れの季節でもありますが、牡蠣(真牡蠣)との別れのシーズンでもあります。
例年10月頃からシーズンインをして、12月~2月頃に旬を迎え、3月にシーズンアウトしていきます。
4月以降も養殖ものなどが食べられるお店がありますが、多くのお店では牡蠣のメニューは3月か4月上旬には提供が終了してしまいます。
そんな牡蠣の食べ納めに、本日は豊洲市場を訪れております。
牡蠣と言えばのお店が豊洲市場にはいくつかあります。
その1つが今回訪れる『とんかつ小田保 場内店』です。

そして、名物は牡蠣のバター焼きとカキフライのカキミックス定食です。
10月中旬頃に訪問した際は、まだ牡蠣のサイズが小さいということで提供が開始されていませんでした。
牡蠣のシーズン中に食べられればよいかと思っていたら、いつの間にかシーズン終了間際となっており。。
今回を逃せばまた半年後となりますので、重い腰を上げて豊洲市場にやってきました。
12:30頃に訪問し、2組待ちという状況でした。
最初の組が4人で次が2人、その次が私1人という状況で、4人がけのテーブルが空かない限り2人や1人の客を通さないというシステムのようです。
20分ほど待って12:50頃に着席となりました。
注文するものは決まっていますので、着席と同時に注文しました。
ちなみにお店は千葉ロッテマリーンズのユニフォームが飾られています。
スポーツは宗教戦争ですから、人によっては宗教上の理由で訪れることができないかもしれません。。
瓶ビール
まずは『瓶ビール(700円)』を注文しました。
銘柄はアサヒ・サッポロから選択することができ、サッポロでお願いしました。
銘柄はサッポロでも赤星でした。
赤星が運ばれてくると酒飲み全員嬉しくなると思います。
昼ですがこの日1杯目のビールは美味しいですね。
カキミックス定食
10分程度待って、『カキミックス定食(2,700円)』の到着です。
内容は牡蠣のバター焼きとカキフライ、ご飯、味噌汁です。
到着した段階での牡蠣のサイズに圧倒されていますが、頂いていきましょう。
牡蠣のバター焼き
圧倒的に大きいサイズです。
我慢できずに1個食べてしまいましたが。。
まずは牡蠣のバター焼きから頂いていきましょう。
バター焼きと言っても、バターはほのかに香る程度で、メインは牡蠣の潮味です。
身はブリっと紐の部分がコリッとした食感、溢れ出る潮味が牡蠣好きには最高に刺さります。
カキフライ
カキフライも圧倒的に大きいサイズです。
シーズン最高の大きさですね。
こちらの牡蠣も潮味で旨味を感じるタイプなので、バター焼きと同じ種類の牡蠣が使用されていると思います。
衣ザクザクで、牡蠣の味がしっかりとあるので、そのままでも美味しく頂けます。
もちろんタルタルソースを付けてもいいですね。
牡蠣のサイズが大きすぎて1個分くらいタルタルソースが付けられないので、欲を言えばもう少しタルタルソースの量が欲しいですね。
ごはん・味噌汁
ごはんと味噌汁はこの圧倒的なサイズの牡蠣の前にはおまけ程度にしか感じませんが、しっかりとしたクオリティがあります。
感想
お会計は瓶ビールとカキミックス定食で、合計3,400円でした。
支払い方法は現金のみなのでご注意ください。
定食に2,700円は正直高いのですが、これだけのサイズの牡蠣が6個も入っていれば満足感と納得感はあります。
牡蠣のピーク時は良いと思いますが、まだ時期が早い牡蠣が小ぶりなタイミングだと割高には感じるかと思います。
有名店なので各種SNSを見ていると色々な方が写真を投稿しているかと思いますので、それらの写真でサイズを確認しつつ訪れるタイミングを見計らうのが良いかと思います。
牡蠣好きはぜひ。
私はまた次のシーズンに頃合いみて訪問したいと思います。
味:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆
再訪:★★★★☆
店舗情報
定休日:豊洲市場休業日に従う(基本的に水・日・祝、お盆・年末年始)
アクセス:豊洲市場水産仲卸棟3F ゆりかもめ市場前駅から徒歩5分



