王道乃印 柏店
柏のグルメと言えば、個人的にはまず最初に『ホワイト餃子』を思い浮かべます。
もう1つ柏のグルメと言われたら、思い浮かべるものがあります。
それは、家系ラーメンの『王道家』です。
もともとは直系の家系ラーメン店でしたが、紆余曲折あり直系から破門された(破門を選んだ)お店です。
破門の経緯はここでは省略しますが、調べてみると面白いので、気になる方は『王道家 破門 理由』などでぜひ検索してみてください。
通常時でも行列ができるほどの人気店ですが、この日は(私も観戦していた)アルビレックス新潟のアウェイ柏戦の試合後です。
来場者数14,000人強、全員が新潟から来ているわけではありませんが新潟サポ2,500人以上が柏の街に放たれたわけですので、さらに行列ができることが用意に予想できます。
この後予定もあるので、行列に並んでいる時間はない。。
それならばということで、比較的待ちが少ないであろう、グループ店の『王道乃印 柏店』を訪れることにしました。
ちなみに読み方は『王道乃印(おうどうのしるし)』です。
18:00頃に訪問し、読み通り待ちなく入店することができました。
それでも退店する頃には、グループ客などは待ちが発生していましたね。
ラーメン+コマチャー+のり
食券制で、食券機では現金のみ使用できます。
今回は『ラーメン(780円)+コマチャー(100円)+のり(100円)』の合計980円を選択しました。
家系なのでお好みも聞かれ、『麺:硬め・味:濃いめ・あぶら:多め』でお願いしました。
食券を渡してから5分かからない程度で着丼となりました。
それでは頂いていきましょう。
スープ
スープは豚感強めのしっかり濃い味で、後半に醤油の塩味が効きます。
家系を食っているなというインパクトがありますね。
あぶらを多めにしましたが、こってりという感じはなく、あぶらによってコクが増している印象です。
にんにくは緑色のタイプで、添加物の入っていない証拠です。
結構なパンチがありますので、少量ずつ入れていくことをオススメします。
麺
麺は短めで中太のモチモチとした食感です。
麺を硬めでオーダーしたので、少し中心に芯の残るアルデンテな食感も楽しむことができました。
家系直系ではないため、酒井製麺を使用することができませんが、酒井製麺っぽさを感じることができる麺でした。
チャーシュー
チャーシューは燻製されていて、スモーキーな味わいです。
大判で味もしっかりしていて、濃いめのスープに負けない味わいと存在感がありました。
コマチャー
『コマチャー』は細切れになったチャーシューのことです。
味わいとしてはチャーシューと同じく燻製されてスモーキーな味わいです。
最初にスープに投入し、少し火を入れて、脂部分などをトロっとさせてから食べるのが良さそうでした。
ライス
こちらのお店ではライスが無料となっています。
無料に甘えてがっつりといかせて頂きました。
また、今回はしませんでしたが、おかわりも無料となっています。
つまり食べ放題ってことですね。
大型の炊飯器で炊かれていたので、炊きムラを少し感じましたが、無料なので文句は言えません。
トッピングしたのりで巻いたりと最後まで楽しまさせて頂きました。
感想
まず、1,000円札1枚でラーメンにトッピングを2種類追加できる安さに驚きです。
そして、ライスが無料なので、ラーメンとライスだけなら780円で食べることができちゃいますからね。
もちろん味も美味しく、直系の家系ではないですが、直系に近い、負けず劣らずの味わい・クオリティがあると思います。
『王道家』の方は混雑必至ですが、こちらの店舗は比較的待ちなく、高いクオリティを味わうことができますので、個人的には十分だと思います。
柏を訪れて、あまり行列に並ばずにクオリティの高い家系ラーメンを食べたいというときに思い出してみてください。