両津港
新潟港を出発して約2時間半で、佐渡・両津港に到着しました。
到着後はすぐに輪行袋を予約していたシャトルバスに預けます。
シャトルバスの出発時間が13:00で現在時刻は12:00頃なので、1時間弱暇をもて余すことになりました。
佐和田到着後は輪行を解除したり受付をしたりと、やることが多く少しバタバタすると思うので、先に軽く昼食を取っておくことにします。
お土産屋をぶらつきながら、何を食べるか決めることにします。
両津港内には2Fの改札付近に『のりば食堂 しおさい 両津店』、1Fにはラーメンや丼物が食べられる『丼屋 DON』、カフェの『maSani cofee』があります。
また、お土産屋の一角には佐渡の日本酒を楽しめる利き酒コーナーがあったり、天領盃酒造の『SADO SAKE PORT』があったりと、お酒の誘惑に駆られます。
しかし、この後は自転車を乗る予定がありますし、明日に向けて1週間禁酒中なので、お酒に関しては血の涙を流しつつも我慢します。
佐渡ロングライド前日で、この日はカーボアップということで、低脂質・タンパクで高炭水化物な食事をする必要があります。
今回一番カーボアップに理想的な食事ができそうな『のりば食堂 しおさい 両津店』を訪れることにしました。
ながもそば
こちらのお店で食べるのは『ながもそば』一択です。
かけ蕎麦の上に、佐渡産の『ながも(アカモク)』という海藻が乗っているというシンプルな蕎麦です。
蕎麦
蕎麦はさきほどフェリー内で食べた『岩のりそば』同様に乱切りタイプです。
乱切りなので若干の啜りにくくさは感じます。
つゆ
つゆもフェリー内で食べた『岩のりそば』同様に、かえしが強くみりんの甘さが効いているタイプなのでで、出汁感は控えめに感じてしまいます。
新潟港内では食べていませんが、少なくともフェリー内・両津港では蕎麦もつゆも共通だと思われます。
ながも
このながもが圧倒的に存在感を放っています。
ネバネバとしているので、啜りにくくい蕎麦が啜りやすくなります。
そして、シャキシャキとした食感がいいアクセントになります。
また、海藻の出汁・旨味もしっかりと強く感じますので、出汁が控えめだったつゆに出汁が加わります。
感想
昨年もながもそばを食べましたが、今回もやっぱり美味しかったです。
今年2024年になって立ち食い蕎麦に興味を持つようになり、色々な店舗を訪れていますが、現段階での1位はながもそばですね。
何の変哲もない蕎麦なのですが、これが一番美味いんですよね。
フェリー内ではながもそばが販売されておらず、新潟港か両津港でしか食べられませんので、ご注意ください。
佐渡を訪れる際にはぜひ食べてみることをおすすめします。