住よし JR名古屋駅 新幹線上りホーム店
『珍串』で飲み、『想吃担担面 エスカ店』で一旦〆ました後は新幹線ホームへと向かいます。


現在時刻は21:05頃。
21:22発ののぞみを予約していますので、約15分ほどの猶予があります。
となれば、『住よし JR名古屋駅 新幹線上り店』を訪れるしかないですよね。

最後の最後まで名古屋を楽しんでいこうと思います。
新幹線ホームできしめん(そば・うどん)は、今や東京駅でも新大阪駅でも食べられないですから、稀有な存在です。
ちなみに同じ上りホームにはもう1店舗『住よし JR名古屋駅 新幹線上り2号店』があります。

私が訪れたのは新大阪方面にあり、2号店は東京方面にあります。
店内は夜遅い時間にもかかわらず、満席でないものの半分以上は埋まっている印象でした。
きしめん
入店前にお店の外にある食券機で食券を購入してから入店をします。
JR駅構内にありますので、食券機では現金のほかに交通系ICカードを利用することができます。
今回は一番定番の『きしめん(420円)』を選択しました。
食券を渡して、セルフサービスの水をくんでいるうちにすぐに着丼です。
それでは頂いていきましょう。
つゆ
見た目としてつゆの色は濃いのですが、飲んでみるとカエシは弱めで出汁感が強い印象です。
鰹節が入っているので、カツオ出汁系をしっかりと感じるので関東よりではあるかと思いますが、出汁感が強いの関西よりでもあり、関東と関西の中間ぐらいな印象を受けました。
きしめん
新幹線ホームは利用者が多い関係で早く提供するために、冷凍した麺を一度茹でて解凍しておき、直前提供に温め直して提供しているようです。
このことが影響してなのか、やや茹で過ぎな印象で啜ったときのピロピロ具合もコシのある感じも損なわれていました。
同じ日に食べた在来線にある『住よし JR名古屋駅1・2番線ホーム店』では、茹で置きはせずに、冷凍した状態から茹でて提供されていましたので、こちらではピロピロ具合とコシをしっかりと感じることができました。

回転率・提供スピードを重視した結果ではあると思いますが、茹で置きがこうも影響するのかと勉強になります。
お揚げ
一番安いきしめんなので、言ってしまえばかけそばやかけうどんなのですが、ネギや鰹節の他にお揚げが乗っているのは嬉しいですね。
甘めの味付けに、つゆを吸うことによって出汁感がプラスされて美味しいです。
感想
サクッと食べて5分程度の滞在で退店しました。
すぐに提供され、最後の最後まで名古屋を満喫し、余裕と満足感をもって新幹線に乗ることができました。
単体で見たら美味しいと思いますが、同じ『住よし』でも食べ比べてみると味わい違いがあることがわかりました。
つゆに関しては香りや味わいは言われたら違うと思いますが、そこまで大きな違いはない印象でした。
きしめんは食べた瞬間に気付くほどの違いがあり、きしめん自体は同じ冷凍タイプですが、茹で置きか否かという調理方法による違いを感じました。
たしかに同じ『住よし』でも店舗によって違いはありますので、何番線ホームのお店が美味いというような情報が出回る理由がわかりましたね。
新幹線ホームには上り・下りに2店舗ずつ、在来線を含めると名古屋駅だけでも9店舗ありますので、全てを食べ比べをするのは難しいかと思いますが。。
少なくとも新幹線ホームの上りと下り、どちらが好みかはやってもいいんじゃないでしょうか。
私もまた来年には名古屋を訪れますので、その際の宿題にしてしようと思います。



