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【新潟県・新潟市】今代司酒造 酒蔵見学【2024年3月訪問】

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日本酒
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今代司酒造

今代司酒造は新潟県新潟市にある酒蔵です。

新潟駅からのアクセスも良く、酒蔵見学やショップ、テイスティングなどが可能なため、観光で人気のスポットとなっています。

今回は『にいがた酒の陣』という日本酒のイベントに参加し、高まった日本酒への思いをさらに高めるために、酒蔵見学で訪れました。

【日本酒飲み放題の神イベント】にいがた酒の陣2024参戦記
にいがた酒の陣2024 『にいがた酒の陣2024』は2024年3月9日(土)・10日(日)に開催された日本酒のイベントです。 毎年3月第2週ころに開催され、新潟県内の酒蔵のほとんど(2024年は89蔵中78蔵)が出展し、ほとんどの銘柄を無料

アクセス

新潟駅からは徒歩15分ほどで到着します。

路線バスの場合は10分程度で、かかる時間が徒歩とあまり変わらないので、天候が悪くなければ徒歩でアクセスされることをおすすめします。

無料駐車場もあるので、車でのアクセスも可能ですが、テイスティングができなくなってしまうので、徒歩かバス、タクシーなどでのアクセスが良いかと思います。

予約・受付

予約は事前予約制となっています。

当日空きがあれば、当日受付も可能なようです。

予約は『公式サイト』から行うことができますので、旅行などの日程の目処が立ったら忘れずに行っておきましょう。

酒蔵見学 | 今代司酒造株式会社

料金は無料です。

英語での案内の場合は400円かかります。

受付は見学開始前に到着し、併設されているショップのレジの方に予約した際の名前を伝えれば受付完了です。

酒蔵見学

9代目の方が説明を行ってくれます。

新潟の多くの酒蔵は新米が取れた10月ころから酒造りを始めて、4月~5月頃までで造り終えるのが一般的とのことです。

新潟県内で一番生産量の多い、久保田で有名な朝日酒造は7月頃まで酒造りを行っているとのことです。

また、今代司酒造は平成16年ころから醸造アルコールを使用しない純米造りのみを行っているとのことです。

ちなみにアメリカへの輸出の際は、酒税法の関係で純米酒が有利になるとのことです。

火入れ

最初に火入れの釜を見ることができました。

お湯が65℃となっており、管の中をお酒が通って火入れが行われています。

昔は石炭で炊いていたため、天井には煤(すす)が付いています。

お米

酒米と言えば山田錦です。

山田錦は兵庫県で生まれたお米であり、お米で有名な新潟県としては山田錦に変わる酒米を狙っています。

それが、越淡麗(こしのたんれい)です。

新潟の酒蔵に限って使用されており、全て契約農家で栽培されているとのことでした。

発酵

続いては発酵のタンクを見ることができます。

発酵の際に発酵熱が出るので、それを冷ますべく冷却装置がついたタンク、サーマルタンクで冷やすとのことでした。

温度はタンクごとに異なっており、それは作るお酒によって温度が異なるためです。

タンクごとにリットルが微妙に異なっていますし、6000Lのようにキリのいい数字ではありません。

何リットル入るタンクという設計段階での数字はありますが、どうしても鉄板にミリ単位の誤差が生じてしまいます。

完成後に水を入れて計測し、その誤差によって微妙に設計時とはリットルが異なっていたり、キリのいい数字ではなくなっているとのことです。

酒税法の関係できっちりしていますね。

上槽

もろみを搾る工程です。

ここで絞られたものが酒粕となります。

テイスティング

見学自体は30分ほどで終了し、続いてはテイスティングへと移ります。

無料で3種類をテイスティングすることができます。

1,000円払うと10種類以上飲める有料テイスティングもありますので、断然こちらがおすすめです。

1本6,000円程度する今代司と言えばの錦鯉などを飲むことができます。

1種類につき1杯までなのですが、ボタンを押しているだけ注がれるので量は自分で調整できるんですよね。

つまり多めに入れることもできるので、かなりお得です。

テイスティング自体は見学をしなくても、テイスティングのみで利用可能です。

ショップ

ショップが併設されていますので、日本酒はもちろんのこと、お菓子、おつまみなども販売されています。

こちらもテイスティングと同様で、見学をしなくてもショップのみで利用可能です。

ソフトクリームや数量限定でプリンなどの販売もあります。

レアな日本酒が当たるガチャなどもありました。

私はテイスティングで気に入ったお酒を購入させて頂きました。

IMA 牡蠣のための日本酒

牡蠣がラベルとなっている、まさに牡蠣を食べるときに合わせるお酒です。

かなりコクを感じる美味しい1杯でした。

時を味わう Vintage 2011

酒蔵で限定販売されている古酒です。

個人的には古酒が結構好きなんですよね。

熱燗にして飲もうと思っていたら、すっかり春となり暖かくなってしまい、飲む機会を失ってしまいました。。

また寒くなったら飲もうと思います。。

ちなみに。。

このように四合瓶だけでなく、300mlでの販売があるのは嬉しい限りです。

日本酒、特に純米酒の場合は開栓したら、なるべく早く飲む必要があります。

四合瓶は720mlなので、1日で空けるのは結構キツイんですよね。

300mlなら1日で余裕に空けることができますし、飲み足りないということもないので、ちょうどいいサイズだと思います。

今後はこういった小さめのサイズのラインナップが増えてくれることを期待しています。

感想

新潟駅周辺で唯一酒蔵見学を行うことができる酒蔵だと思います。

見学自体は日本酒の製造工程を1から辿るいう感じではなく、見学時間も30分しかないため、多少の工程は省略しつつだったかと思います。

案内してくれる9代目の方が、いわゆるおじいちゃんなのですが、お話はかなり面白いんですよね。

ただ、バリバリの新潟弁なんですよね。。

私は新潟出身なので、自分の祖父・祖母を思い出して懐かしく聞いていましたが、県外の人にはちゃんと伝わっているのかな。。?と思うところはありました。

酒蔵を間近で見ることができる貴重な場所だと思いますので、日本酒好きな方はもちろん、新潟といえば日本酒と思われる方は訪れてみることをおすすめします。

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