本日は急遽野暮用で新潟を訪れています。
夕方頃に東京を出発し、移動中にはちゃっかり『シウマイ弁当』を食べていたりします。
新潟に到着後はメインの野暮用を済ませて、新潟駅直結の『JR東日本ホテルメッツ新潟』に宿泊します。
翌朝はすぐに新潟を発って東京に戻るという弾丸っぷりです。
まだ細かい野暮用が残っていましたので、ホテルで処理を行い、一息ついたのが日付を超えた0:30頃です。
明日に備えてこのまま寝るのがベストではありますが、せっかく新潟に来ているわけです。
ただ寝るのも癪ですし、やりきった達成感から1杯やりたい気分です。
ということで、深夜でもやっている『きんしゃい亭 駅前店』にやってきてしまいました。
呑兵衛たちでテーブル席は混雑していましたが、私は孤独にも1人。
カウンター席は空いていたので、すぐに案内されます。
まずは瓶ビール、おつまみは酢豚。
これでちびちび飲みながら様子見といきたいところですが、何度も注文するもの面倒なので一緒にラーメンもオーダーしました。
すぐさま『瓶ビール』の到着です。
一息ついたあとの酒は美味いですね。
銘柄は1種類のみでキリン一番搾りと、個人的に一番好きな銘柄です。
続いて、『酢豚』の到着です。
酢豚はパイナップルの有無で論争となるあの中華料理の酢豚ではありません。
チャーシューに酢がかかっている、いわばチャーシューの盛り合わせです。
チャーシューはやや硬めの食感で、ネギをくるんで食べるのもまたよし。
このあと到着するラーメンと一緒に食べるのもよしと汎用性の高さが伺えます。
そうこうしていると『ラーメン』の到着です。
ご覧のようにきんしゃい亭はとんこつラーメンのお店です。
分類としてとんこつラーメンのお店ということに異論はないかと思います。
しかし、博多で食べるとんこつラーメンとは違いますし、一蘭や一風堂などのチェーンともまた異なるとんこつラーメンなんですよね。
言語化するのは難しいのですが、新潟人向けにカスタマイズされているとんこつラーメンだと思っています。
豚骨の臭みを感じるほどに豚骨のパンチが強いわけではなく、色からわかるように豚骨に加えて、醤油や塩味を効かせているスープとなっています。
私が高校生ぐらいのときに一風堂がオープンしましたが、新潟でとんこつラーメンと言えば昔からあるきんしゃい亭です。
きんしゃい亭の味に慣れ親しんで育ったので、初めて一風堂や博多でとんこつラーメン食べたときにはあまりの違いに衝撃を受けたものです。。
話を麺に移しまして、麺はパツパツとした食感の細麺です。
少し卵麺っぽいような黄色味がかっているのも特徴的で、ここも博多のとんこつラーメンとの違いかと思います。
さきほどの酢豚をスープに少しくぐらせると、ホロホロの柔らか食感になります。
1杯目はチャーシューと麺をつまみにビールを飲み干していきます。
ビールを飲み干したところで、替え玉を固めでオーダーします。
オーダー後1~2分後には提供されます。
替え玉は皿で来るのではなく、店員さんが器に直接入れてくれます。
カウンター席からは調理の様子が見えるので、自分の料理が調理されているなと思うライブ感がたまりません。
替え玉分は〆のラーメンとして頂いていきます。
まだ食べれますが、明日は早いですし胃もたれを避けるためにも今日はこの辺で勘弁しておきます。
以上、瓶ビール(750円)、酢豚(450円)、ラーメン(690円)、替え玉(160円)と合計2,060円で味わえる幸せでした。
新潟は米どころなので、米や日本酒、日本海に面していることから海鮮が美味しいというイメージがあるかと思います。
そのイメージはもちろん正解なのですが、意外にもラーメンも有名なんですよね。
有名どころのラーメンのジャンルとしては、以下の5つがあります。
- 新潟あっさり醤油ラーメン
- 新潟濃厚味噌ラーメン
- 燕三条背脂ラーメン
- 三条カレーラーメン
- 長岡生姜醤油ラーメン
これらを総称して新潟5大ラーメンと呼びます。
さらには妙高豚汁ラーメンやから揚げラーメン、麻婆麺などを加えて8大ラーメンとも呼び始めているとかなんとか。。
さらにさらには、これら以外にも今回訪れたきんしゃい亭のようなジャンル外の美味しい名店も数多くあります。
また、新潟を訪れた際にはこのようなラーメン店ご紹介できればと思います。