そば処 常磐軒
『麺屋ひょっとこ』で食べた後はJR山手線に乗り込み渋谷駅へと移動していきます。

あっさりしているラーメンということもあり、まだ食べれそうだなということで、品川駅で途中下車します。
そして、『そば処 常盤軒』を訪れます。

ちなみに店名は常盤軒(ときわけん)と読みます。
今となっては数少ない山手線のホーム上にお店がありますので、改札から出ることなく頂くことができます。
品川駅には横須賀線のホーム上にも『常盤軒 横須賀線ホーム店』があります。

前回訪問が2024年3月でしたので、約1年ぶりの訪問となります。
まぁ品川駅ってそうそう来ないんですよね。。
平日の15:00頃に訪問し、待ちなく入店することができました。
ランチタイムを過ぎた時間帯ではありますが、それでも店内には数名お客さんがおり蕎麦を啜っておりました。
かき揚げそば
食券制でお店の外にある食券機で購入してから入店をします。
食券機では現金のほかに、JR駅構内ということもあり交通系ICカードを利用することができます。
キャッシュレス派の私にとっては嬉しい限りです。
食券を店員さんに渡す際にそばかうどんかを伝えます。
今回も前回同様に『かき揚げ(520円)』を選択し、そばと伝えました。
前回訪問時は500円でしたので、この1年で20円の値上げが行われたようです。
逆に言うと1年で20円しか値上げしていないのは企業努力とも考えられます。
ただ、立ち食い蕎麦には500円を超えると高いと思われる500円の壁というものが存在します。
ついにそれを少し超えてしまったのですね。。
人によっては値段で敬遠されるであろうと思いますし、でも値上げせざるを得ない苦渋の決断だったのだろうと、勝手に推察しておきます。。
食券を渡してから1分程度で提供となりました。
それでは頂いていきましょう。
つゆ
つゆは甘めな印象です。
鰹出汁を感じますが、みりんが強めな印象です。
下の方には節の粉っぽさを感じたので、定期的にかき混ぜながら食べるのが正解かもしれません。
蕎麦
蕎麦は生麺タイプで、蕎麦の風味はほのかに感じます。
食感としてはパツパツと弾力を感じます。
かき揚げ
かき揚げは密度が高めで、言ってしまえばほぼ衣です。
もっと悪い言い方をするなら、揚げ玉を固めたものだと思います。
とこどころに桜えびなどを感じますが、無料の揚げ玉とかにたまに野菜カスとかが入っているあのような感覚です。
食感としてはサクではなく、モサっと生地を感じる食感です。
しっかりとつゆを吸わせてしっとりさせてから食べると美味しいです。
このかき揚げにつゆを吸わせてご飯に乗せた『品川丼(550円)』という名物メニューがあるというのは納得です。
揚げ玉なのでつゆに油のコクを与えてくれるという意味でも良いと思います。
感想
サクッと食べて5分程度で退店しました。
総じて美味しいのですが、このかき揚げは好みが分かれるところかなと思います。
想像している一般的なかき揚げと少し異なり、ほぼ衣なので、ジャンキーというかスナック菓子っぽい印象もあります。
そういう意味では、立ち食い蕎麦はファストフードであることを再認識させられました。
また、品川駅を通過する際にお腹が空いていれば訪れるかと思います。
こういう駅のホーム上にあるお店は駅の改装と共になくなる可能性が高いので、気になる方はお早めに訪れることをおすすめします。
味:★★★☆☆(3)
コスパ:★★★⯪☆(3.5)
再訪:★★★☆☆(3)
店舗情報
平日:6:00~23:00
土日祝:6:30~22:30
定休日:なし
アクセス:品川駅山手線1番線ホーム 大崎駅より



