今回は2025年6月に買ったり、バーなどで飲んだりして美味しかったウイスキーをご紹介していきます。
1本目:麻屋商店×とーふ カリラ 2008 17年 シングルキャスクジャパン5周年記念
『ウイスキートーク福岡2025』に参加した際に先行試飲することができましたので、飲んできました。

ラベルの通りの味わいで、パイン、瓜、麦、潮とピートで、余韻にフルーツを長く感じます。
めちゃくちゃ美味しいカリラでしたので、速攻で注文を入れました。
最近アイラ系は高くなってきていまして、熟成年数×2000円するのが相場になってきたかなと思います。
17年熟成なので34,000円くらいしてもおかしくないのですが、約22,000円というのも格安で魅力的かなと思います。
2本目:ベンネヴィス 1996 27年 for Abyss x AQUA VITAE x SHINANOYA #1428
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2025年は各所から当たり年と呼ばれる1996年蒸溜のベンネヴィスのリリースが多くあります。
『ウイスキートーク福岡2025』でも飲んで注文や抽選申し込みできる対象が3本あり、その中で一番良かったと思うボトルがこちらです。
桃とアプリコット全開という印象で、一番フルーツを強く感じ、96ベンネヴィスらしい味わいだと思います。
注文できるとのことでしたので、注文をしておきました。
3本目:乾杯会 ラフロイグ 1991-2025 33年
バチバチの黄色いフルーツを感じます。
アイラ系は20年ぐらい経過するとピートとヨードが落ち着いてきますが、こちらはピートもヨードもしっかりと残っていてアイラらしさを感じます。
1本14万円というのがネックですが、こういうボトルをポンっと買えるぐらいに稼ぎたいものです。
4本目:クラガンモア 1985-2023 38年 リフィルホグスヘッド for Wu Dram Clan
昨年2024年にリリースされたクラガンモアですが、リリースされた際は飲み逃していました。。
『ウイスキートーク福岡2025』で出会うことができましたので、飲まざるを得ません。
パイナップルジュースという印象で、誰が飲んでも美味しいと思う、別次元の美味しさがありました。
ちなみにこちらのボトルは1本38万円なので、お値段としても別次元です。。
5本目:Islay (LA) 34 yo 1990-2025 51.7% Signatory Vintage for Wu Dram Clan
シークレットアイラ表記ですが、LAの記載があることからわかるように、中身はラフロイグです。
こちらもキラキラした黄色いフルーツから1歩踏み込んだ完熟のパイナップルを思わせるような味わいがあります。
そして、クリームやバニラなども感じ、余韻にピートとヨードの力強さも残っています。
1本10万円しますが、買っても良かったなと思う味わいがありますね。
上半期で良かったリリース、下半期で良かったリリースを毎年選んでいますが、ギリギリ上半期の最後の最後にとんでもないものをぶっこんできたなと思う1本でした。
感想
2025年6月は『ウイスキートーク福岡2025』に参加したこともあり、イベント内で飲んだボトル中心のご紹介となりました。
それだけイベントが充実していたというわけです。
本数的には少なめではありますが、これらのボトルは美味しいというか、1段階2段階もずば抜けて美味しいボトルが多かったというのが、今月の感想です。
その分お値段も1段階2段階もずば抜けていたりするのですが。。
20年Overや30年Overの長熟ボトルのリリースが多く、それらは1本6万~10万円します。
それらをバーで飲んでもハーフショットで3000円~5000円(ボトル価格÷20が目安)以上しますので、飲むだけでもお金が飛んでいきますが。。
なんとか最新のリリースで特に話題になりそうなものは追っかけていきたいものです。



