元祖ラーメン長浜家(通称:家1)
福岡・博多のラーメンと言えば『とんこつラーメン』かと思います。
そのとんこつラーメンには厳密には『博多ラーメン』と『長浜ラーメン』に分類されるそうです。
昔は違いがあったものの現在では見た目や味わいなどに厳密な違いはないようです。。
その長浜ラーメンの元祖は『元祖長浜”屋”』と言われています。
その近くに元従業員が『元祖ラーメン長浜”家”(通称:家1)』をオープンし、物議を醸したようです。
長浜”家”がさらに分裂をして、現在は中洲川端にある『元祖ラーメン長浜”家”(通称:家2)』がオープンし、3つの長浜屋(家)が乱立する状態となっています。
今回の福岡滞在中にどの店舗が美味しいのか食べ比べていきましょう。
ということで、まずは『元祖ラーメン長浜”家”(通称:家1)』を訪れます。
ラーメン
店内に入ると硬さを聞かれます。
メインのメニューがラーメンしかないので、いきなり硬さを聞かれるというわけです。
今回はYouTubeなどで予習しておき、『ベタカタ』でお願いしました。
呪文のように聞こえますが、『ベタ』は脂多めで、『カタ』は麺硬めという意味です。
オーダーから1分もしないうちに着丼です。
スープ
まずはスープを覆う脂の量に注目です。
かなりこってりな印象を受けます。
スープ自体はとんこつの風味はそこそこありますが、タレの塩味がほとんどなく、結構薄味に感じました。
卓上にラーメンタレの入ったやかんが置いてありますので、好みの具合に調整していきます。
スープにネギがかなり入っているのも特徴だと思います。
麺
オーダー通りの硬めの茹で加減です。
表面がザラつているので、絡んでいるのがほぐれにくいですし、すすりずらくもっさりとした印象を感じました。
チャーシュー
細切れで入っていて、存在感は少なめという印象です。
替玉ならぬ『替肉』も可能なようですが、ビールなどのお酒を注文していたらつまみ代わりに良さそうですが、ラーメンだけならいらないかなと思い注文はしませんでした。
カスタマイズ
卓上にはラーメンタレの他にゴマ、紅生姜、胡椒がありますので、これらをかけて食べ進めていきます。
ゴマと胡椒はお好みだとは思いますが、紅生姜はマストだと思います。
替え玉
替え玉も『カタ』でお願いしました。
注文から30秒程度で提供されました。
最初のラーメンもそうですが、麺量が結構あって食べ応えがあります。
感想
美味しいとは思いますが、とんこつラーメンというか長浜ラーメンを食べ慣れていない分、スープの薄さなどが気になりましたね。。
博多ラーメンに分類されるとは思いますが、都内にもある『一蘭』とか『一風堂』の方が濃くて美味しいと感じてしまいました。
こういうものなんでしょうか。。
オーダーの自由度やカスタマイズなどの楽しみはありますし、このご時世にラーメン500円、替玉100円で食べられるのはありがたい限りです。
替玉を1回で辞め、すぐ近くに『元祖長浜屋』がありますので、ハシゴで訪れてみることにしました。