桃中軒 御殿場店
『富士御殿場蒸溜所』の見学を終え、無料シャトルバスで御殿場駅まで送迎してもらいます。
12:27発の沼津行きの電車にギリギリ乗れそうではありましたが、ここはあえて1本見送って行きたかったお店を訪問することにします。
ということで、立ち食い蕎麦のお店の『桃中軒 御殿場店』を訪問します。

『桃中軒』はもともと駅弁屋でありますが、立ち食い蕎麦のお店も運営をしています。
駅弁屋が立ち食い蕎麦のお店を運営するケースはちょこちょこ見かけますね。
お店は御殿場駅の富士山口(西口)を出てすぐにあります。
高速バスやシャトルバスが発着するのは反対側の箱根乙女口(東口)ですが、駅には自由通路がありますので反対側には簡単にアクセスできます。
ちなみに沼津駅や三島駅は自由通路がなく駅の反対側に行くのは入場券を買って駅の中を通過するか、ぐるっと道路を迂回する必要があって出る出口を間違えると面倒だったりします。。
12:30頃に訪問し、店内には地元のおじいちゃん・おばあちゃんが数名いらっしゃいました。
地元客に愛されているお店のようですね。
みしまコロッケそば
オーダーは口頭で店員さんに伝えます。
今回は『みしまコロッケそば(510円)』をお願いしました。
支払い方法は現金のみで、料理の提供と同時に支払いを行いますので、調理中に準備しておきましょう。
コロッケはオーダーが入ってから揚げるので5分程度かかりますと事前に説明を受けます。
そして、説明通り5分弱で提供となりました。
それでは頂いていきましょう。
蕎麦
調理工程が見えましたが、蕎麦は冷凍でした。
冷凍なのでコシがあり、意外と蕎麦の風味もあります。
つゆ
出汁感という印象より甘めが目立つ印象です。
みりんは入っているでしょうが、みりんだけじゃないであろう強い甘さを感じます。
関東風はカツオ出汁と濃いめのカエシが特徴的ではあり、色合いだけ見たら関東風ですが、味わいは甘めという独特な印象です。
ネギは青ネギですが、こちらも冷凍のものをザーっと入れているのを見ました。
やや青臭さを感じますが、つゆの甘さとの対比があって、意外と冷凍のネギも悪くないですね。
なるとが入っているのも特徴的ですね。
コロッケ
『みしまコロッケ』はその名の通り三島のご当地グルメです。
三島馬鈴薯(メークイン)を100%使用していることが特徴とのことで、味付けなどはお店によって異なるとのことです。
コロッケも冷凍ではありますが、揚げたてでかなりホクホクとした食感です。
じゃがいも自体の甘さと少しねっとりした感じもあります。
胡椒と肉感もありますので、コロッケ単品でみても結構美味しいと思います。
居酒屋などにあれば単品で注文するレベルです。
最初はサクッとした衣の食感を感じ、少し時間が経つとつゆを吸ってシナっとした衣になりますが、この食感も好きです。
そして、コロッケの油がつゆに染み出して、コク深さが1段階高まります。
コロッケそばという一見合わなそうで合う一品を誰が考えたんでしょうかね。
考えた方はまじで天才だと思います。
感想
『みしまコロッケそば』美味しかったです。
桃中軒は御殿場駅の他に、沼津駅、三島駅の在来線と新幹線ホームにあります。
御殿場駅は改札外ですが、他のお店はいずれも改札内にありますので、電車待ちの際に食べてみることをおすすめします。
注意点としては、昼休憩があることでしょうか。
GoogleMapなどで営業時間をご確認の上訪れてみてください。
店舗情報
定休日:なし
アクセス:御殿場駅 富士山口(西口)出てすぐ



