2024年訪れた蒸溜所
2024年は4つの蒸溜所に訪れました。
- 富士御殿場蒸溜所
- ガイアフロー静岡蒸溜所
- 江井ヶ嶋酒造
- ベンチャーウイスキー秩父蒸溜所
富士御殿場蒸溜所
1月に『ウイスキーラバーズ名古屋2024』に参加するため名古屋を訪れる道中で、『富士御殿場蒸溜所』に訪れました。
これまで訪れた大手の蒸溜所の中で、蒸溜所見学のガイドさんによる説明が一番丁寧だと感じました。
見学予約
『Web』から予約行うことができます。
予約の開放日はWebで告知されます。
だいたい2ヶ月前に予約の開放日が告知され、1ヶ月前に予約開放となります。
料金は500円で、現地払いです。
予約なしで蒸溜所を訪れることもできますが、展示物の見学・ショップ・有料試飲のみの利用となります。
見学詳細
『こちら』でご紹介しています。
ショップ
訪問当時(2024年1月)、ショップでは50周年のブレンデッドが販売されていました。
2024年8月からは蒸溜所限定のシングルカスクのモルトとグレーンが販売開始されているようです。
富士の定番銘柄やグラスなど、お菓子やおつまみの販売もあります。
有料試飲
見学の最後に無料試飲もありますが、それとは別に有料試飲があります。
有料試飲できる銘柄もレアな高額ボトルもあり、蒸溜所でしか飲めないボトルもあります。
アクセス
都内からであれば御殿場駅までバスがあり、そこから無料のシャトルバスがあるというようにアクセスがいいです。
御殿場駅からは無料シャトルバスあり(15分程度)
ガイアフロー静岡蒸溜所
1月の『ウイスキーラバーズ名古屋』の帰りに静岡で下車して、『ガイアフロー静岡蒸溜所』に訪れました。
新興蒸溜所・クラフト蒸溜所ならではの距離が近い見学で、非常に勉強になる見学になりました。
少しウイスキーの製造工程や用語などに関して知識を付けてから参加すると120%楽しむことができると思います。
見学予約
『Web』から予約を行うことができます。
見学は予約必須です。
料金は1,100円で、現地払いです。
見学詳細
『こちら』でご紹介しています。
ショップ
比較的入手が難しい静岡のシングルモルトの一部銘柄やブレンデッドMが販売されている場合もあります。
静岡蒸溜所のロゴが入ったTシャツ、グラスなどのグッズも販売されています。
あとは、輸入代理店を務めるブラックアダーやアスタモリスなどのボトラーズウイスキーも販売されています。
有料試飲
見学終了後は有料で試飲することができ、静岡蒸溜所の銘柄を一通り飲むことができます。
蒸溜所限定はカスクサンプルが4種類と、少しラインナップとしては弱いかなと思いました。
無料試飲はなく、有料試飲のお値段はバーで飲むよりも安い蒸溜所価格です。
ブラックアダーやアスタモリスなどのボトラーズウイスキーに関しても有料試飲可能とのことです。
有料試飲の料金に加えて容器代がかかりますが、ドライバーの方などお酒を飲めない方向けにテイクアウトをすることも可能のようです。
アクセス
静岡駅から路線バスで訪れることができるのですが、所要時間は1時間ほどです。
高速バスではないのでトイレがなく、個人的には帰りのお酒飲んだ後に1時間以上トイレを我慢しながら帰るのが辛かったです。
本数が少ないので見送るとかはできませんが、見学開始・終了時間は路線バスの時間に合わせて設定されています。
江井ヶ嶋酒造
4月に開催された『ウイスキーハーバー神戸』に参加したついでに、『江井ヶ嶋酒造』を訪れました。
日本酒の酒蔵見学とウイスキーの蒸溜所見学がセットになっていることが最大の特徴です。
見学予約
『Web』から予約を行うことができます。
開催日は月数回と限られているので、日程に関しては要確認です。
見学は予約必須で、料金は無料です。
見学詳細
『こちら』でご紹介しています。
ショップ
あかし・江井ヶ嶋の定番銘柄や蒸溜所限定ボトルを購入することができます。
ロゴが入ったグラスなどの販売もありました。
有料試飲
有料試飲コーナーはなく、ツアーの最後に試飲が行われ、一部銘柄が有料となっています。
日本酒、ウイスキー、梅酒といった江井ヶ嶋酒造で製造されるお酒を頂くことができます。
アクセス
電車+徒歩で訪れることができ、電車の本数も多くありますので、アクセスはかなり良いと思います。
ベンチャーウイスキー秩父蒸溜所
10月にベンチャーウイスキー秩父蒸溜所を見学することができました。
随所にこだわりを感じる非常に見応えのある蒸溜所見学でした。
見学予約
秩父蒸溜所では一般見学を行っていません。
基本的に一般人は、主に以下の2つの方法で見学を行うことができます。
・秩父ウイスキー祭に開催される蒸溜所オープンデーに参加する
今回はありがたいことに、前者の方で参加することができました。
見学詳細
『こちら』でご紹介しています。
ショップ
ロゴ入りのグラスやコースターの定番品、Tシャツやパーカーなどのアパレル、ゴルフボールやゴルフボールなどが販売されていました。
蒸溜所限定ボトルなどのお酒の販売はありませんでした。
蒸溜所オープンデーの場合はショップが営業していないようです。
無料試飲
有料試飲はなく、見学の最後に無料試飲で定番品や限定品、構成原酒を頂くことができました。
アクセス
基本的に車でのアクセスになります。
バーや酒屋主催の見学ではバスやタクシーをチャーターして訪れると思いますし、オープンデーでもバスが出るので、アクセスは気にしなくてもよいと思います。
おわりに
まだこのブログではご紹介できていませんが、これまでに白州蒸溜所、マルス駒ケ岳蒸溜所、宮城峡蒸溜所、山崎蒸溜所、余市蒸溜所の5つの蒸溜所を訪れたことがあります。
これらに加えて今年2024年は新たに4つの蒸溜所を訪れましたので、合計9つの蒸溜所に訪れたことになります。
2024年年末の段階で計画中を含めると、日本国内には100以上の蒸溜所がありますので、まだまだ訪れたことがない蒸溜所がたくさんあります。
ウイスキーの製造工程という大枠はどの蒸溜所も同じなので、1つの蒸溜所に行くか、なんなら本やネットで学べば理解はできます。
だだ、蒸溜所ごとに立地や風土はもちろんこと、製造のこだわるポイントが異なり、そのお話を作り手の方から聞くことができるのが面白いです。
そして、異なるポイントがあれば、当然出来上がる味わいも異なり、そこが様々な蒸溜所を訪れる魅力です。
2025年も蒸溜所見学に行こうと思いますし、まだご紹介していない・特に訪れたことがない蒸溜所や、ゆくゆくは海外の蒸溜所を攻めたいものです。