今回は2024年12月に買ったり、バーなどで飲んだりして美味しかったウイスキーをご紹介していきます。
1本目:シグナトリー リンクウッド12年 1stフィルバーボンバレル
コマスピさんから発売された1本です。
パイン、青りんご、バナナと麦感というリンクウッドっぽい感じと樽のバニラ感がありました。
個人的に10年前後の短熟のリンクウッド好きなのですが、ビシッと私の好みに刺さり、短熟リンクウッドに求めるものが詰まっていましたのでので買いました。
12年熟成でお値段も15,000円いかないぐらいですので、非常に安いかなと思います。
数あるリンクウッドの内の1本ではありますが、美味しいのでバーなどで見かけたらぜひ飲んでみてほしくあります。
2本目:スリーリバーズ 四季 インペリアル 1998 25年
スリーリバーズから発売される四季シリーズで、ミュシャの春がラベルとなっています。
味わいは桃。
この一言に尽きます。
トロッとした粘性もあって、本当に桃ジュースを飲んでいるかのような甘さがあります。
お値段としては1本12万円で、バーでのハーフショット価格は大体÷20なので、1杯6,000円前後が目安となります。
それなりな価格がしますが、それを超える感動はあるかと思います。
後ろのピースサインがそれを保証してくれます。
バーなどで見かけたらぜひ飲んでみて欲しい1本です。
3本目:シングルキャスク×麻屋商店 グレンエルギン 2009 15年
味わいは青リンゴ、ハーバルな花、後半から余韻にジンジャーっぽい爽やかさと刺激を感じ、特に青リンゴ感が強いです。
グレンエルギン自体が青リンゴを感じるウイスキーではありますが、その中でもトップクラスの青リンゴ感だと思います。
『ウイスキーラバーズ名古屋2025』で試飲して、即決で購入しました。

イベントでも多くの注文があり、一般販売も行われましたが、3秒で完売したそうです。
購入は難しいと思いますが、バーなどで見かけたらぜひ飲んでみて欲しい1本です。
4本目:オーシャンズ クーリー 2002 20年
こちらは2025年1月頃に発売されたボトルではなく、過去に発売されたボトルです。
当たり年と言われる02年のクーリーで、ミルキーでレモンキャンデー感全開で美味しいです。
最近はアイリッシュウイスキーに目覚めつつあり、まだ買えるようなので、お金に余裕があれば買いたいと思います。
5本目:クレラン ババル 2017 Exベンリアックカスク
ウイスキーではなくラムです。
強烈な接着剤・セメダイン臭がしますので、ラムのこの部分が苦手という方は飲めないと思います。
しかし、この香りを越えたときに、しっかりとしたトロピカルやエステリーさを感じることができます。
そして、素晴らしいのがお値段で、1本9,000円程度と格安となっています。
ラムの接着剤・セメダイン臭に体制がある、むしろ好きという方には刺さる1本だと思います。
バーなどで見かけたらぜひ試してみてください。
おわりに
毎年年末にリリースが多くなり、年明けは比較的リリースは落ち着く印象で、例に漏れずという印象でした。
それでもポツポツといいリリースがありましたし、インペリアルという大物のリリースもありました。
来月2月は『秩父ウイスキー祭2025』があり、国内外から多くのウイスキーラバーが訪れます。

それに合わせて良いリリースもあるかと思いますので、期待して待っていましょう。



