さがたに 新宿京王モール店
現在時刻はAM7:00。
この日は朝から移動をしていきます。
高速バスに乗るために新宿駅にやってきました。
バスの出発時間は7:35なので、その前に軽く朝食を食べようと思います。
と言ってもバスタ新宿への移動やコンビニで飲み物を調達する時間含めたら、あと20分弱ほどの余裕しかありません。
この短時間で食べることができるとなると選択肢としてはほぼ1択です。
ということで、立ち食い蕎麦のお店である『さがたに 新宿京王モール店』を訪れることにしました。

店内には数名仕事前と思われる方がいらっしゃる程度でした。
分類としては立ち食い蕎麦になるかと思いますが、店内は椅子があり着席して食べることができます。
ちなみに以前『嵯峨谷 渋谷東急本店前店』を訪れております。

店名の表記が漢字とひらがなという違いはありますが、調べた限りメニューやブランドなどに違いはなさそうです。
天ぷらそば 温
食券制で入口にある食券機で購入をします。
駅構内(改札外)にありますので、現金の他に交通系ICカードを利用することができます。
今回は『天ぷらそば 温(600円)』を選択しました。
同料金で冷と温を選択することができ、冷はざるそば、温はつゆのあるかけそばタイプでの提供となります。
まだ冬ですし朝で寒いため、温を選択しました。
食券購入後は食券を渡さずに席で待ち、食券に記載されている番号が呼ばれたら提供口に取りに行くというシステムです。
3分程度で提供となりました。
提供時間は十分早いのですが、通常の立ち食い蕎麦のお店よりもやや長めな印象です。
それでは頂いていきましょう。
つゆ
かつおと昆布の両方の旨味を感じます。
加えて煮干しのような魚粉っぽいニュアンスもありました。
関東ですとかつおの方が強いお店が多い中、バランス型の味わいは比較的珍しいのではないでしょうか。
蕎麦
こちらのお店の最大の売りポイントは十割蕎麦であることです。
小麦粉などのつなぎが使用されておらず蕎麦粉のみが使用されているというわけです。
小麦粉よりも蕎麦粉の方が高いので、蕎麦粉の比率が高まれば原価も高まります。
通常の立ち食い蕎麦のお店であれば、蕎麦粉の割合は1~2割と言われていますので、いかにこの数字が高いかがわかります。
また、蕎麦粉のみの十割蕎麦ですと蕎麦の風味や味わいを感じられる一方で、切れやすいためそば打ちを行うには職人による技術が必要となります。
職人を雇えば人件費も上がりますので、薄利多売の立ち食い蕎麦では基本的に提供不可能です。
しかし、こちらのお店では押し出し式製麺機を使用することで、他の立ち食い蕎麦のお店と変わらないほど安価に十割蕎麦を提供することが可能となっています。
企業努力がありがたい限りです。
やや平打で少しコシを感じつつも歯切れのよい食感です。
味わいとしては十割蕎麦ですので、しっかりと蕎麦の風味を感じます。
蕎麦の風味をしっかりと感じたいのであれば、本当は冷を食べるべきだと思いますが、まだ寒いんですよね。。
天ぷら
天ぷらと言いますかかき揚げは玉ねぎ中心でインゲンなども入っています。
密度は低めな印象で、揚げたてなのか崩れやすい印象です。
個人的に美味しいものは最後に食べる派なのですが。。
揚げたての天ぷらは嬉しいのですが崩れやすく、最初に食べないとつゆへの影響度が大きいので、私の食べ方とあまりマッチはしていません。
わかめ
わかめは無料で盛り放題です。
食べられる分を盛りましょう。
感想
美味しかったですね。
600円で十割蕎麦、天ぷら、わかめ盛り放題までも食べることができるのであれば大満足です。
さすがに1,000円オーバーするような蕎麦のお店との比較はできませんが、立ち食い蕎麦の中では十割蕎麦であることから満足感は高いです。
都内の主要駅周辺にはだいたいありますので、見かけた際は訪れてみてください。



