今回は毎月恒例の2024年7月に購入したウイスキーをご紹介していきます。
2024年6月購入したウイスキーは『こちら』
1本目:三郎丸Ⅳ The EMPEROR
三郎丸Ⅳなんとか購入することができました。
今回はZEMON蒸溜+ハイランドピートを使用しています。
買う前にバーで飲むことができたのですが、黄色いフルーツとハイランドの土っぽいピートがあって、美味しいと思いましたので購入を決めました。
前回のⅢがアイラのピートでしたので、Ⅳとの飲み比べが面白いと思います。
持っている方はすでに試しているかと思いますし、持っていない方はバーなどで試して頂ければと思います。
あとはバーでカスクストレングスタイプも飲みましたが、加水よりカスクストレングスの方が1段階味が濃い印象です。
個人的にはカスクストレングスの方がいいと思いましたので、バーやウイスキーイベントなどで見かけたら飲んでみてください。
2本目:ブロッサムズ グレンマレイ 1995
1995年蒸留で28年熟成の1本です。
最近グレンマレイは2007、2008年くらいが当たり年として有名ですが、15年前後熟成くらいまでは麦感とか白い花っぽい要素が先行するかと思います。
20年オーバーになってくるとフルーティーさや花っぽさに色味が出てきて、紅茶っぽい要素が出てくるかなと思います。
まさにそれが表現されていてバーで飲んで美味しいと思いましたので、色々と酒屋さんを探しましてなんとか購入することができました。
これから購入することは難しいかとは思いますが、バーで見かけたらぜひ試してみてください。
3本目:御岳 Crazy vv
Crazy vvさんという酒屋さんやネットショップなどを運営している会社さんのプライベートボトルとなっています。
わかっている情報としては樽番号がNo213、熟成年数は3年です。
ソレラという記載はありませんが御岳蒸溜所では2022年から一部でシーズニングを使い始めているので、こちらの蒸溜は2022年か2021年なので、ソレラのシェリー樽での熟成だと思います。
あとはシングルカスク、カスクストレングスで、アルコール度数は56.7%となっています。
注目すべきはお値段で、1本9,900円となっています。
こちらは先行販売でラベルが簡素なものとなっているの、で少しお安く購入することができました。
正規のラベルが貼られている通常版は1本11,000円で8月2日より発売されているようです。
それでも十分安いんですけどね。
ちなみに、オフィシャルは加水されて43%で14,000円ぐらいです。
通常であればプライベートボトル(シングルカスク)はオフィシャルよりも金額が高くなるのですが、なぜか安くなっています。
オフィシャルは立派な木箱に入っていますので木箱代かかっているのでしょうか。。?
他にも同じ金額で、はせがわ酒店さんのプライベートボトルも11,000円で販売されています。
ただし、すべてのプライベートボトルがオフィシャルよりも安いかというと、そうではありません。
T&Tから御岳プライベートボトルのリリースがあり、こちらは21,000円くらいとなっています。
T&Tはしっかりとしたラベルが貼られているのでラベル代にお金がかかっているんでしょうか。。?
というように、この価格差の理由は気になりますね。。
安かろう不味かろうかもしれないと、早速開栓して飲んでみました。
香りはレーズン、出汁っぽいニュアンス、草っぽさがあって若い感じがあります。
味わいとしてはレーズン、ナッツ、カカオ90%とかのチョコの苦みを感じ、オフィシャルとのつながり(御岳っぽさ)を感じます。
加水してあげると、よりオフィシャルっぽさがわかるかと思います。
安かろう不味かろうではなく、この価格でこの味わいならありなんじゃないかなと思います。
安いですし、オフィシャルを買うよりもこちらを購入することを個人的にはおすすめします。
おわりに
2024年7月は以上3本で合計購入金額は約70,000円でした。
グレンマレイが良いお値段するので、金額的にはそこそこ行きましたが、他の月と比較すると購入本数は控えめだったかなと思います。
話題となったボトラーズはコマスピさんのボウモアとか、信濃屋さんから発売されたグラブルのアイラとか10万クラスのボトルのリリースが多かったと思います。
一応これらを狙いにいったのですが、案の定早押し・抽選には負けましたので、こんな感じで落ち着いたというわけです。
ボトルを増やしすぎたので、今は消費を優先しています。
なので、長熟1本とジャパニーズか短熟~中熟のボトラーズ1,2本というような、今月のような買い方・本数で、できれば5万前後みたいな買い方が理想かなと思います。
とは言え、引き続き8月も何かしら購入していきます。