- ウイスキートーク福岡
- 参加費
- 試飲した銘柄紹介
- 1杯目:Rudder 百世不磨 安積 シングルモルト 2018-2024 5年
- 2杯目:駒ヶ岳 シングルカスク 2020-2024 オロロソシェリーホグスヘッド
- 3杯目:井川蒸溜所 ニューボーン ノンピート バーボンバレル 3年4ヶ月
- 4杯目:KFWS シングルモルト アイリッシュウイスキー 2002-2024
- 5杯目:信濃屋 ダフタウン 2009 13年
- 6杯目:信濃屋 秩父 2014-2023 ヘビリーピーテッド リフィルバレル
- 7杯目:ザンジバー シークレットアイラ 13年 2008-2022
- 8杯目:ザンジバー シークレットハイランド 13年 2007-2020
- 9杯目:ザ オールド パマナ ラム 21年 THE PURPLE HAZE
- 10杯目:ダブルファンタジー ホワイト プレミアム
- 11杯目:ダブルファンタジー ブラック スタンダード
- 12杯目:J’sBarコラボ ウィリアムソン
- 13杯目:ミルトンダフ 2009 14年
- 14杯目:安積 ドッペルボック
- 15杯目:安積2024
- 16杯目:新潟亀田蒸溜所 桜カスク
- 17杯目:新潟亀田蒸溜所 シェリーカスク(パロコルタド)
- イベントの感想
- おわりに
ウイスキートーク福岡
『ウイスキートーク福岡』は毎年6月頃に文字通り福岡で開催されるウイスキーイベントです。
今年はマリンメッセ福岡Bで、11:45~18:00で開催されました。
ちなみに同日にお隣のマリンメッセ福岡Aでは福山雅治のライブが開催されていました。
マリンメッセ行きのバスは福山雅治のファンとウイスキー好きが入り乱れるという異様な光景でした。
参加費
昨年は開催日間近になるとチケットが完売していましたが、今年は会場規模が大きくなった関係でチケットの売り切れはありませんでした。
当日券の販売はないので、必ず前売り券の購入が必要となります。
確実に参加できるという都合がつき次第購入されるのがよいのではないでしょうか。
試飲した銘柄紹介
それでは、今回試飲した全銘柄をご紹介していきます。
1杯目:Rudder 百世不磨 安積 シングルモルト 2018-2024 5年
写真左
スカーレットという薬草酒を熟成した樽で追熟を行ったという珍しい1本です。
薬品、薬草、苦甘いという印象でスカーレットを飲んでいるかのようでした。
ウイスキーの味わいはあまりなく樽の味という感じで、かなり尖りすぎな印象でした。
こういった取り組みは嫌いじゃないですけどね。
2杯目:駒ヶ岳 シングルカスク 2020-2024 オロロソシェリーホグスヘッド
上の写真右
柿、ほのかにピート、余韻にナッツを感じ、駒ヶ岳っぽいなと思う1本でした。
3杯目:井川蒸溜所 ニューボーン ノンピート バーボンバレル 3年4ヶ月
ついに井川蒸溜所から3年の熟成期間を超える原酒がお披露目されました。
甘く、ふくよかで花を思わせるフローラルな印象を受けました。
おそらく2024年中にシングルモルトとしてのリリースがあるかと思いますが、期待できる味わいでした。
4杯目:KFWS シングルモルト アイリッシュウイスキー 2002-2024
嫌味がなくフルーティーで美味しいアイリッシュです。
唯一の懸念点は値段が5万ぐらいするところですね。。
あと1万ぐらい安かったら買っていましたね。。
5杯目:信濃屋 ダフタウン 2009 13年
草というかハーブというか爽やかな印象から森を思わせ、獣っぽいようなニュアンスも感じました。
6杯目:信濃屋 秩父 2014-2023 ヘビリーピーテッド リフィルバレル
ピートはありますが、フルーティーな秩父でした。
個人的に好きな秩父にはフルーティーさを求めています。
7杯目:ザンジバー シークレットアイラ 13年 2008-2022
左から2本目
中身はアードベッグです。
綺麗なジャイアンならぬ綺麗なアードベッグという印象でした。
美味しいんだけど、アードベッグの荒々しさがないという感じです。
8杯目:ザンジバー シークレットハイランド 13年 2007-2020
上の写真一番左
中身はクライヌリッシュです。
シークレットハイランドでクライヌリッシュと聞くと身構える人も多いかとは思いますが、シェリーをしっかりと感じられる1本でした。
でも個人的にクライヌリッシュはバーボンで飲みたいんだよな。。
9杯目:ザ オールド パマナ ラム 21年 THE PURPLE HAZE
横向いているボトル
ウイスキーではなくラムです。
トロピカルでめちゃくちゃ美味しい1本で、その場で注文してしまいました。
10杯目:ダブルファンタジー ホワイト プレミアム
写真左
バナナを主としたフルーティーな印象です。
2月の『秩父ウイスキー祭』の際に山岡さんのセミナーを受講したときにも飲んだものが製品化しました。
閉鎖蒸溜所の川崎グレーンが使用されているという貴重な1本です。
ちなみに後日行われた抽選を申し込みましたが、案の定外れました。。
11杯目:ダブルファンタジー ブラック スタンダード
上の写真中央
こちらはバニラを感じ、ややフルーティーな印象を受けます。
12杯目:J’sBarコラボ ウィリアムソン
上の写真右
池袋にある名店J’s Barさんとのコラボの1本で、先日惜しくも亡くなられた店主の蓮村さんがラベリングされています。
ウィリアムソンはラフロイグのことです。
飲んだ瞬間にこれラフじゃんとなるほど特徴が出ています。
穏やかなピートとヨード、余韻にはナッツを感じます。
13杯目:ミルトンダフ 2009 14年
秩父にあります麻屋商店さんととーふさんが選定した1本です。
ラベル通りの味わいで、花を思わせるフローラルな味わいです。
美味しかったので、その場で注文してしまいました。
14杯目:安積 ドッペルボック
ローストしたナッツのような印象で香味が良かったです。
ナッツなどのおつまみに合う感じがします。
今後リリース予定とのことで、現在は樽詰めの時期を検討しているとのことでした。
リリースされたらぜひ入手したい1本です。
15杯目:安積2024
梅感があり、ライトな印象を受けました。
2022と2023と買ってきましたが、あまり大きな変化はないので2024はスルーかなと思います。
16杯目:新潟亀田蒸溜所 桜カスク
写真右
新潟亀田に限らず桜カスク自体は人を選ぶ味わいをしていますが、こちらも難しいですね。。
桜餅っぽいニュアンスを感じます。
17杯目:新潟亀田蒸溜所 シェリーカスク(パロコルタド)
上の写真左
麦とベリー系の甘さという感じで、後半にかけて甘さがかなり強くなる印象でした。
イベントの感想
病み上がりということもあって17杯で結構酔ってしまったので、これにて開場を後にしました。。
開場も広く、出店数も多いので、本当はもっと楽しみたかったのですが。。
それでも飲みたいものは飲むことができましたし、注文することができましたので、最低限のタスクはこなせたかと思います。
注意点①:屋外が暑い。。
ブースが屋内と屋外に分かれています。
画像の白いテントが屋外ブースです。
屋内は空調が効いていますが、屋外は当然空調は効いていません。
屋外では主に飲食ブースが出店されていましたが、当日は結構暑かったのでこの気温の中では食べる気にはならなかったですね。。
懸念点①:会場広すぎ。。
懸念というか余計な心配なのかもしれませんが、かなり会場が広かったです。
昨年は博多国際展示場&カンファレンスセンターで開催されましたが、そこの約7倍の広さとのことです。
私が参加したウイスキーイベントの中では過去最大の会場の広さに感じました。
これまで参加したウイスキーイベントだと『Tokyo Internal BarShow』が最大だと思いますが、それ以上の規模でしたし、お酒のイベントという枠組みでは『にいがた酒の陣』に匹敵する会場の広さだったと思います。
しかし、広すぎて出店数に見合ってなく、一部は展示ブースや何も置いていないスペースなどもあり、かなり持て余している印象を感じました。
参加者にとって混雑しないということはありがたい限りなのではありますが、これだけの規模の会場を借りるにもそれなりのお金がかかると思いますので、元が取れているのか心配になります。。
おわりに
ウイスキートーク福岡非常にいいイベントでした。
体調不良だったことが悔やまれますが、また来年も都合をつけて参加できればと思います。