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【スタート~新潟観光編】佐渡ロングライド210 Aコース ソロ参戦記

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ロードバイク
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本記事は『スタート~新潟観光編』です。

イベント前日の様子は『前日~当日スタート前編』に記載しています。

【前日~当日スタート前編】佐渡ロングライド210 Aコースソロ参戦記
2023年5月21日に開催された佐渡ロングライド2023に参加してきました。 本記事は『前日~当日スタート前編』です。 イベント当日の様子は『スタート~新潟観光編』に記載しています。 佐渡ロングライドとは 佐渡ロングライドは新潟の佐渡ヶ島を

スタート(6:00)~相川AS(6:50)

今回私はAコース210kmで参加します。

6:00頃に長い道のりがスタートしました。

スタート時の天候は走っているとサイコンの画面やサングラスに細かい水滴が付くような、小雨というか霧みたいな感じでした。

気温はスタート前の並んでいるときは肌寒く感じましたが、走り出せばちょうどいい、走りやすい気温です。

昼頃にかけて気温もあがり、天候としても晴れ予報でしたが、懸念点は風が強いということぐらいです。

スタートから相川AS(エイドステーション:食べ物や飲み物が配られる休憩ポイント)までの区間はほぼ平坦で約20kmです。

追い風なこともあって、軽快に相川ASに6:50頃到着しました。

上級者の速い人は最初の相川ASに立ち寄るのをスキップする人も多いらしいのですが、私はしっかりと立ち寄らせてもらいます。

相川ASでは『蕎麦、オニオンスープ、おかゆ』の提供がありました。

蕎麦は1口サイズでおかわりOKとのことでしたので、2杯いただきました。

まだ気温が低いので、温かいオニオンスープがありがたいです。

おかゆは激混みだったのでスルーして、ジェルを1本飲んで出発します。

相川AS~入崎AS(8:00)

相川AS~入崎ASの区間もほぼ平坦で約20kmです。

追い風の影響もあって、軽快に入崎ASに8:00頃到着です。

和菓子の提供があり全種類いただきました。

追い風を受けているときはそこまで強いとは感じませんでしたが、止まって休んでいると風速7km/h以上のかなりの爆風であることを知ります。

島を1周するとなると追い風はいつか向かい風に変わります。。

少し憂鬱になりながらも出発します。

入崎AS~鷲崎AS(10:00)

入崎ASに~鷲崎ASは有名なZ坂がある区間です。

Z坂の前で写真撮影という名の小休憩をはさみます。

見えているのはZですが、Zを超えた先も更に登りで、実はW坂になっているというのも有名な話です。

完走目的なので、途中で景色を見るという名の休憩をはさみつつ登り切ります。

Z坂の次は大野亀の坂がやってきます。

カンゾウという黄色い花がちょうど見頃のようでしたが、登っている最中は景色なんぞ見る余裕はなく。。

登りきったご褒美にはアイス(350円)が待っています。

ここはASではないので有料です。

食べたい方は現金の準備をお忘れなく。

鷲崎ASには10:00頃に到着しました。

各AS間を1時間~1時間半以内に移動することが目標でしたが、坂に苦戦したことと、途中アイスを食べたことでやや遅れ気味となってしまいました。

鷲崎ASでは『パン、バナナ』が提供されていました。

パンは1人1個まででしたが、提供されていたちくわパンが衝撃的に美味しく、金を払ってでも食べたいレベルでした。

カロリー的に足らないので、ここでもジェルを追加して飲んで出発します。

鷲崎AS~両津BS(11:40)

これまで北上していましたので追い風の恩恵を受けていましたが、この区間から南下していきますので向かい風に変わります。

心が折れる音が何回も聞こえるくらいの向かい風をくらいながら進みます。。

両津BSには11:00頃に到着を目標にしていましたが、到着したのは11:40頃。

両津BSを12:00までに出発しないと時間切れでDNFになります。

また向かい風と戦わないと行けないし、次の多田ASまではほぼ平坦ですが約40kmと長丁場です。

どうせDNFになるなら、ここでゆっくりご飯を堪能するかとも思いましたが、急いで食べて出発します。

両津BSはちょうど半分の100km地点ですのでAS(エイドステーション)ではなく、BS(ベントウステーション)で昼食が提供されます。

弁当は何種類かありましたが、その中から佐渡産のイカを使用しているという『イカメンチ弁当』を選択しました。

あとは『芋煮』に提供もありました。

芋煮と言えば山形や宮城で、新潟はあまり食べない印象でしたが、佐渡では食べるのかな。

そんなことも思いつつ出発しますが、この時点で11:50でした。

両津BS~多田AS(DNF)

両津BSから多田ASはほぼ平坦で約40kmの区間です。

約40km』この認識がこの後の悲劇に繋がります。。

約20kmくらい走った半分の時点で13:00過ぎで、多田ASを13:45までに出発しないと時間切れになるので、残り約20kmを45分で走る必要があると認識していました。

風速7km/hの向かい風をくらいながら走るのはキツいので、これは確実に間に合わないなと思い、少しペースを落としたり、途中休憩しながら向かいました。

でもこの区間、両津BSが103km地点で多田ASが138km地点なので厳密には35kmなんです。

約20km走った段階ではあと15kmだったんです。

137km地点で13:45となりDNF決定。。

すると見えてきたのはASまで500mの文字。

え。。途中休憩とかペース落とさなかったら間に合ったじゃん。。

とは言え、時間は巻き戻すこともできませんし、制限時間は過ぎていますのでこれでDNFです。

DNF後

多田ASでDNFの受付を済ませて、本来は後ろからやってくる回収車に乗せられて、他のASを経由しながらスタート/ゴール地点の佐和田に行くということでした。

今回は強風の向かい風の影響か多田ASでのリタイア者が多く、専用のバスを手配してもらって直接佐和田に向かうことになりました。

所要時間は約1時間ほどでしたが、バスの中で寝ていたのであっという間に佐和田に到着です。

18:30発の両津港行きのシャトルバスを予約していましたが、16:30発のバスに空きがあり、繰り上げてもらえることになりました。

このとき急いで輪行袋にしまったせいか、輪行袋をしまう袋(外袋?)をなくしたことに後になって気づきました。。

調べると別売りで売っているようなので、今度買います。。

両津港~フェリー乗船

両津港に到着後、輪行の場合は改札を進んだところに一旦置かせてもらうことができますので、食べたりお土産を買ったりと身軽に見て回ることができます。

新潟に到着しても今日はロードバイクには乗らないのでもう酒を入れちゃいましょう。

新潟限定ビール『風味爽快ニシテ』とがっつりイキタイので『あごだし醤油ラーメン+タレカツ丼』を選択しました。

お酒好きな人であれば新潟に来たら日本酒もいいけど『風味爽快ニシテ』も飲んでほしいところです。

ラーメンは昔ながらな派手さはないですがしっかりと美味い、これでいいんだよ系です。

タレカツ丼は新潟の名物でとんかつ太郎やとんかつ政ちゃんと比較するとクオリティは落ちますが、一応140kmくら走った後の人間には十分な味わいです。

1杯飲んだらもう1杯飲みたくなります。

お土産コーナーにある日本酒の利き酒へ。

500円でぐい呑みとコインが2枚を渡されますので、後はコインを入れて好きなお酒を選ぶだけです。

日本酒を飲んだあとはまだ少し時間があったので、先程ラーメンを食べたお店で『ながも蕎麦』をいただきました。

普通の立ち食い蕎麦なのですが、海藻の塩っけと出汁がいい塩梅で、今年食べた蕎麦の中で一番美味かったですね。

時間が来たのでフェリーに乗り込みます。

帰りも1等のじゅうたん席を課金しておきました。

お酒と疲れもあってか爆睡し、気付いたら新潟港に着いていました。

新潟到着~就寝

新潟港には22:00頃到着です。

東京方面の新幹線はすでに終電を迎えていますので、新幹線で来た場合はここでも1泊することを余儀なくされます。

新潟駅周辺にホテルを取っており、新潟港~新潟駅までは徒歩30分くらいの道のりです。

すでにお酒を飲んでいますので、自走はNG。

タクシーを使う予定でしたが、タイミングよく新潟駅行きのバスがあったので乗り込みます。

新潟駅周辺は日曜日だと定休日の店も多いのですが、日曜営業のバーで少しお酒を飲んで、飲んだ後はやっぱりラーメン。

深夜までやっているラーメン屋『石や嗟』で1杯食べて就寝です。

石や嗟 (新潟/ラーメン)
★★★☆☆3.13 ■予算(夜):¥1,000~¥1,999

新潟観光

バスやフェリーの中でも寝ましたが、疲れやお酒を飲んだこともあってチェックアウト時間ギリギリまで寝ていました。

すぐに準備をして、チェックアウト後はホテルにロードバイクを預けて、食べ歩きへと向かいます。

まずは寿司。

佐渡でも食べた弁慶の立ち食い版『立ち食い弁慶』です。

立ち食い弁慶 (新潟/立ち食い寿司)
★★★☆☆3.63 ■予算(夜):¥2,000~¥2,999

ほぼ隣に座って食べられる回転寿司タイプの弁慶もありますが、そちらとネタのクオリティやお値段も変わらず、違いはその場で握ってくれるライブ感とお酒の種類の豊富さでしょうか。

ぶっちゃけ立ち食い寿司版も東京の神田にあるんですけどね。。

続いては『青島食堂 南万代店』へ。

青島食堂 司菜 南万代店 (新潟/ラーメン)
★★★☆☆3.54 ■予算(夜):¥1,000~¥1,999

新潟は海鮮と米が有名ですが、ラーメンも有名です。

青島食堂は新潟5大ラーメンの1つに数えらる長岡生姜醤油ラーメンのお店です。。

青島食堂はランチタイムでもワンオペなので待ち時間必須です。

忙しくなってくると早仕舞いもするので、GoogleMapとか食べログの営業時間に従わず、お昼でも早めの時間に行くことをオススメします。

そんな悪条件でも美味いので新潟に来たらほぼ毎回行きますね。

ちなみにいつ行っても激混みですが東京にも秋葉原にお店があります。

続いては『ぽんしゅ館』へ。

サザエさんのエンディングに登場しましたし、YouTubeに投稿されている新潟観光の動画ではほぼ全てに登場するくらい有名です。

新潟駅構内にありますのでアクセスも抜群です。

コインを入れてボタンを押すと酒が注がれるというガチャガチャのような機械で利き酒をするのが有名かと思います。

日本酒 ランキング』なんかで検索すると、『あべ』、『村祐』、『醸す森』などが表示されるかと思いますが、これらはぽんしゅ館では飲めませんでしたし、販売もされておらず、都内の方が普通に買えます。

ランキング上位の日本酒が置いてないのであれば行く意味ないじゃんと思うかもしれませんが、日本酒は県内、もっと言えば市内や酒蔵に近いエリアしか出回らなかったりする銘柄も多くありますので、ここでしか飲めない銘柄が数多く存在します。

ランキング上位のものや有名な銘柄もいいですが、あえて飲んだことがないような銘柄を飲むことをオススメします。

種類はたくさんあるので決めるのは難しいですが、利き酒コーナーにはポップに味わいなどが記載されているので、そちらから決めてみてください。

ジャケ買い的にラベルで決めるのもいいと思います。

それでも分からない場合は利き酒コーナーで店員さんに聞いてみてください。

で、もし気に入った日本酒があればお土産コーナーで買ってみてください。

お酒以外にもおつまみやお菓子などのお土産売り場としても優秀なので、観光の方はぜひ立ち寄ることをオススメします。

食べて飲んでばかりいますが、新幹線までまだ時間がありますので、〆といきましょう。

東横 新潟駅前店』にきました。

東横 新潟駅前店 (新潟/ラーメン)
★★★☆☆3.29 ■予算(夜):~¥999

東横は新潟5大ラーメンの1つである新潟濃厚味噌ラーメンを提供するお店です。

濃厚というと粘度、ドロドロとしたスープをイメージしがちですが、単純に味が濃い、しょっぱい感じです。

なので、スープを薄める用の割りスープが一緒に提供され、好みの濃度に薄めながら食べます。

新潟濃厚味噌ラーメンは東京ではなかなかお店がないのですが、大きく他の味噌ラーメンと異なっているわけでもないので、新潟に来てお腹と時間に余裕があったら試してみてください。

では、新幹線の時間となりましたので帰ります。

長くなりましたが、『スタート~新潟観光編』はここまで。

次回は『反省・考察編』でDNFとなってしまった原因を考えていこうと思います。