谷瀬家 新橋本店
新橋はサラリーマンの聖地というだけあって、飲み屋が豊富です。
サラリーマンの朝や昼の胃袋を支える街でもありますので、ラーメン店も多いです。
いつも行列が絶えないのが、今回訪れる『らーめん 谷瀬家 新橋本店』です。
店名に家という文字が付くのでおわかりかと思いますが、家系ラーメンのお店です。
行列なのでいつもはスルーしていますが、そろそろ本格的にダイエットを始める予定で、その前に家系を食べ収めしておきたく訪れることにしました。
券売機は外にあり、食券を購入してから列に並びます。
列に並んでいると店員さんが来て、食券を渡します。
そのときにお好みとライスの有無を聞かれますので答えましょう。
ちなみにライスは無料です。
ライスは少なめや半分のオーダーも可能ですし、足りなければおかわりもできます。
ライスのお残しは厳禁ですので、食べられる量でオーダーしましょう。
行列はあるものの回転率は良いです。
席が空いたら即案内されるのではなく、1ロット6人~7人ぐらいでロット単位で席が空いたら一気に案内されます。
並び始めて1ロット目に案内されれば、待ち時間は10分~15分程度かと思います。
運悪く私の前でロットが区切られてしまい、次のロットとなってしまいました。
2ロット目でしたが、並び始めて15分~20分くらいで着丼という感じでした。
特製ラーメン
今回のオーダーは『特製ラーメン』です。
特性にすることでチャーシュー1枚追加、半熟卵の半分、海苔が追加されます。
普通のラーメンに+100円でこれらがトッピングされるのはコスパ良いですね。
オーダーは『硬め・濃いめ』でお願いしました。
脂多めは少し健康のことが頭をよぎり辞めておきました。。
ライスは普通サイズでお願いしました。
スープ
スープは豚骨強めのクリーミータイプです。
個人的には醤油強め系が好みですが、ここらへんは完全に好みの世界だと思います。
食べ進めていると下の方が結構濃かったので、よく混ぜればよかったかもしれません。
麺
もちろん家系ならではの酒井製麺です。
表面はちゅるちゅる、そしてやや短めの麺が啜りやすいです。
硬めでオーダーしましたが、やや芯を感じる茹で加減で、私の好みの茹で加減でした。
チャーシュー
チャーシューは脂身と赤身のバランスがよい大判薄切りタイプです。
スープに浸してたべると脂が溶け出して美味しいです。
海苔
家系ラーメンにおいて海苔の価値はチャーシューに匹敵します。
毎回家系ラーメンを食べるときは海苔が多くなる特製ラーメンだったり、個別に海苔をトッピングしています。
海苔は正直残念でした。。
海苔の良し悪しはスープに浸したときにわかります。
良い海苔はスープに浸し、米や麺を包む際に千切れることなく、表面がスープと脂をまといます。
悪い海苔はスープに浸し、米や麺をくるむ際に千切れてしまいます。
残念ながら千切れる方の海苔で、海苔の風味とかもあまり感じられませんでした。
ライス
ライスは大容量で炊飯したらこういう炊き具合になるよなという味わいです。
無料なのでなんの文句も言えません。
卓上にあるかっぱ(きゅうりの漬物)と店員さんに言えば豆板醤を出してくれますので、これらをご飯に乗っけます。
ここにスープをかけて食べれば、手頃に幸せを感じることができます。
感想
総じて美味しいのですが、個人的に家系ラーメンにおいて重要視している海苔が残念だったことが大きくマイナスという印象です。
谷瀬家の隣にはいわゆる資本系の『壱角家 新橋店』があります。
こちらはガラガラで待たずに入店することができます。
20分程度待つ余裕がある方であれば谷瀬家の方をおすすめします。
それぐらい味には差はあるかとは思います。
新橋の家系ラーメンとしてはNo1だとは思いますが、都内ではトップクラスではあるにせよNo1ではないと思います。
近くに王道家系列でラーショ系の『○新 ネギラーメン 新橋店』がありますが、ここが王道家だったら新橋の中でも順位は変わっていたなと思いつつ帰路につきます。