はるちゃんラーメン
本日は平日の15時頃に新橋を訪れております。
わざわざランチタイムをずらして新橋を訪れている理由としては『はるちゃんラーメン』を訪れるためです。
個人的にハマっている『ちゃん系』のお店であり、ミシュラン・ビブグルマンを獲得していることからかなりの人気店で、ランチタイムは行列必至であることが容易に想像できます。
また、水曜日・日曜日休みで、土曜日は営業していますがさらなる行列になりそう。。ということで平日にわざわざ訪れたというわけです。
お店は新橋駅前ビルの1Fにあります。
新橋駅から直結でアクセスはいいのですが、駅構内・ビル内なので地図アプリは頼りにならないところが注意店でしょうか。
一応ビル内に地図があるので、ビルにさえたどり着くことができれば、そちらを頼りにすればお店まで到着できるかと思います。
ちなみに同じビルのB1には同じくちゃん系の『ニューともちん』があります。
ランチタイムをずれた時間でしたが、5人ほどの待ちがあり、なんだかんだ並んでから着丼まで30分程度かかりました。
特製中華そば
食券を購入してから列に並びます。
食券機は完全キャッシュレスとなっており、現金を使用することができないのでご注意ください。
ちゃん系といえば『中華そば』とつけ麺である『もり中華』です。
現在『もり中華』は休止中とのことなので、メニューは『中華そば(1,000円)』と『特製中華そば(1,500円)』、およびそれぞれの大盛りと各種トッピングとなっています。
特製(+500円)にすることで、チャーシューと海苔が普通よりも多く追加され、煮卵が追加されます。
せっかく訪れたということもあり、今回は『特製中華そば』を選択しました。
それでは頂いていきましょう。
スープ
列に並んでいるときから煮干しの香りがしていましたが、がっつり煮干しを感じます。
煮干しが苦手な人は無理だろうってぐらい香ります。
豚は感じず、醤油というよりも塩という感じで、塩煮干しラーメンという印象です。
あとは、ネギが刻みネギであったり、お麩が入っているのも特徴かと思います。
麺
調理工程を眺めていましたが、他のちゃん系よりも茹で時間が長い気がします。
平打ち麺であるという点は他のちゃん系と一緒ですが、かなりモチモチとしていて、麺自体に厚みがあるように感じます。
これまで食べてきた他のちゃん系では麺にそこまで違いを感じませんでしたが、こちらの麺は明らかに違うと思います。
チャーシュー
ある程度厚みがあり、バラの部位が多い印象で、脂身を強く感じました。
特製にしましたが、増えていないなという印象です。
煮卵
出汁というか魚介系の味がかなり強いです。
カツオ出汁を強化しためんつゆにつけたらこうなるのかな。。という味わいです。
感想
ちゃん系ではあると思うのですが、これまで食べてきた他のちゃん系とは異なりますね。
豚と醤油(お店によっては塩に近い感じ)がちゃん系だと思いますが、こちらの店舗は圧倒的に煮干しを強く感じました。
ラーメン単体で見たら美味しい1杯でしたが、これはちゃん系なのか。。?と疑問符は付くかなと思います。
ちゃん系を食べたいなら、それこそ同じビル内にある『ニューともちん』などの別のお店に行くかと思います。
ちゃん系ではなく塩煮干しラーメンとしてみたら悪くないとは思いますが。。
また、今回は『特製中華そば』にしましたが、結論として普通の『中華そば』で十分です。
チャーシューは気持ち増えるだけで、調理過程が見えましたが、見た目からは中華そばとあまり変わりませんでした。
海苔の枚数と煮卵は付くのですが、これで500円か。。という残念な感じが否めません。。
さらに、それ以外にもオペレーション面で色々と問題点が。。
1点目は回転率の悪さです。
店内は6席、時間帯によっては5席しかありません。
店内が狭いことはしょうがないとしても、ロット管理などはしていなさそうで、1名空いたら1名入るという感じで進んでいきます。
着席したら食券を確認して、ようやく作り出すので、確実に5分程度席でもて余すことになります。
ここは二郎のように並んでいる最中に食券を確認し、ロット管理やある程度推測して作り始めることで改善できると思うので、対策してほしいですね。。
さすがに5人待ちで着丼まで30分は長いです。。
2点目は食べているとかなり暑くなることです。
店内というかお店はビルの廊下に対してオープンになっており、冷房はビル自体の冷房に頼っているという感じです。
ビル自体の冷房がそこまで強くないため、ラーメンを食べているとかなり暑く感じてしまいます。
店内には小さめの扇風機があるので、たまに風は来ますが効果はいまひとつ。。
ほとんどの方がTシャツに汗じみを作って食べていましたね。。
3点目は作り手が外国人であることです。
別に外国人労働者に対してなんの偏見も差別も持っていませんが、ここはミシュラン・ビブグルマンのお店ですよね。。?
時間帯や曜日によってたまたまだったのかもしれませんが。。
これまで行ったことがあるミシュラン・ビブグルマンのお店はホールに外国人労働者がいたことはありますが、作り手はちゃんと店主の方が行っていたと思います。。
ミシュラン・ビブグルマンってこんなのでいいんだと。。
期待が大きかっただけにマイナスな部分を強く感じたということもありますが。。
個人的には30分並んで食べる価値はあまり感じませんでした。。
『もり中華』の提供が再開されたら再訪するかもしれません。。