- ウイスキーフェスティバルin東京2023
- 参加費
- 試飲した銘柄紹介
- 1杯目:厚岸 白露
- 2杯目:厚岸 小雪
- 3杯目:アードベッグ シングルカスク#3083
- 4杯目:キルホーマン サナイグ
- 5杯目:キルホーマン ロッホゴルム2023
- 6杯目:M&H クリスマストリート
- 7杯目:M&H ビハインドザカスク
- 8杯目:嘉之助 HIOKI POT STILL
- 9杯目:月光川蒸溜所 ニューポット
- 10杯目:三郎丸Ⅲ The empress カスクストレングス
- 11杯目:ザンジバー シークレットアイラ7年
- 12杯目:ザンジバー トミントール21年
- 13杯目:ウイスキー100年プロジェクト サントリー
- 14杯目:飛騨高山蒸溜所 ニューポット
- 15杯目:秩父 リフィルバーボンバレル
- 16杯目:秩父 ちびだる ピーテッド
- 17杯目:ブラックアダー カリラ10年
- 18杯目:小諸蒸留所 ニューポット
- 19杯目:シングルブレンデッドジャパニーズウイスキー 富士 50th Anniversary Edition
- 20杯目:ラグ キルモリーエディション
- 21杯目:山鹿ニューボーン 2023
- 22杯目:インチマリン10年 Exオロロソシェリーカスクフィニッシュ
- 23杯目:シークレットオークニー17年 for SHINANOYA Roppongi Hills
- 24杯目:安積 橙エディション2023
- 25杯目:安積 IPA CASK FNISH
- 26杯目:バッファロートレース
- 27杯目:イーグルレア10年
- 28杯目:サザンカンフォート オリジナル
- 29杯目:サザンカンフォート ブラック
- 30杯目:サザンカンフォート コーラ割
- 31杯目:馬追蒸溜所 ニューポット
- 32杯目:馬追蒸溜所 ニューボーン
- 33杯目:久住蒸溜所 ニューボーン ノンピート
- 34杯目:タムナブーリン
- 35杯目:グレンキンチー12年
- 36杯目:グレングラント18年
- 37杯目:井川蒸溜所 ノンピート ノンピート
- イベントの感想
- 購入品紹介
- おわりに
ウイスキーフェスティバルin東京2023
2023年12月2日(土)、3日(日)に開催された『ウイスキーフェスティバルin東京2023』に参加してきました。
- 第1部:12/2(土) 10:00 – 13:30
- 第2部:12/2(土) 14:30 – 18:00
- 第3部:12/3(日) 10:00 – 13:30
- 第4部:12/3(日) 14:30 – 18:00
各日2部ずつ開催され、私は第2部に参加してきました。
このように何部と分けられているイベントの場合は、一番遅い部だと売り切れで飲めない銘柄や買えないものがあったりするので、都合が合えばなるべく早い部に参加することをおすすめします。
参加費
東京開催だけあってチケットは販売開始から約1ヶ月で完売しました。
こういったイベント系は都合がつきそうなら早めにチケットだけ入手しておくことをおすすめします。
関東開催の場合は参加者が多いので、なおさら早めに入手することをおすすめします。
試飲した銘柄紹介
それでは、今回試飲した全銘柄をご紹介していきます。
1杯目:厚岸 白露
写真右
試飲するのは今回で2回目ですが、やはり若さからくる草感を感じました。
2杯目:厚岸 小雪
写真左
厚岸蒸溜所の最新リリースでブレンデッドウイスキーです。
少しヨード感があって、白露よりもこちらの小雪の方が好みでした。
個人的に厚岸蒸溜所にはアイラのようなピートとヨードを求めます。
3杯目:アードベッグ シングルカスク#3083
この写真だけ縦ですみません..
先日アードベッグのコミッティーで抽選が行われたシングルカスクです。
1本約8万円で当選しても購入は難しいので、どこかで飲めればいいやと抽選自体申し込んでいませんでしたが、こんなに早く出会うとは..
もう1本#3075があるので、こちらもいずれどこかで出会いたいものです。
2011年10月蒸留とのことで、表記としては11年熟成になるかと思います。
口に含んだ時は甘さだけを感じて若干拍子抜けな印象を受けましたが、後から強烈なヨードとスモーキーさがやってきて、パワフルさを感じました
シングルカスクを飲むことができましたし、12/5(火)12:00~販売予定のアナモルフィックを先行購入することができましたので、立ち寄ってよかったです。
4杯目:キルホーマン サナイグ
シェリーやピート、ヨードで隠しきれないほど草感が満載という印象でした。
5杯目:キルホーマン ロッホゴルム2023
写真中央
草感を感じず、サナイグよりもこちらの方がシェリー感が強くて美味しかったです。
年1回の限定商品なので、2023年のものをこれから購入するのは難しいと思うので来年リリースされるものを買ってみようと思います。
6杯目:M&H クリスマストリート
写真中央
M&Hのクリスマス向けのリリースです。
最初は軽い印象ですが、口に含んでいると味が強くなっていきます。
甘さと少し柑橘系の爽やかさを感じました。
7杯目:M&H ビハインドザカスク
写真右
濃厚なシェリー感とスパイシーさ、余韻にフルーティーさを感じました。
これは買っておくべき商品でした..
8杯目:嘉之助 HIOKI POT STILL
2023年12月1日に発売された嘉之助 HIOKI POT STILLです。
バニラとバーボンに似た香味や後味を感じました。
9杯目:月光川蒸溜所 ニューポット
ニューポットですが、ふくよかな印象を感じました。
10杯目:三郎丸Ⅲ The empress カスクストレングス
写真右から2本目
先日加水タイプを購入することができまして早速開栓して飲んでみました。
その上でカスクストレングスを試飲しましたが、個人的にはカスクストレングスよりも加水タイプの方が好みでした。
加水とカスクストレングスで飲んでみると結構味わいが違うのチャンスがあれば両方飲んで欲しいと思います。
可能なら0~Ⅲの飲み比べもしたいものです。
11杯目:ザンジバー シークレットアイラ7年
写真右から2本目
シークレットアイラ表記ですが、ザンジバーのキュンストラーシリーズにはラベルに実際の蒸留所の絵が書かれて、どの蒸溜所のものかヒントになっています。
こちらの中身はラガヴーリンです。
若くて草感が満載、シェリー感は多少ありますが、ラガヴーリンだから試飲せずに買おうとしていましたが、これは買わなくて正解だったかもですね..
12杯目:ザンジバー トミントール21年
写真中央、右から3本目
フルーティで、蜜っぽい甘さを感じます、後味に若干スパイシーさも感じました。
これは買ってもいいですね。
13杯目:ウイスキー100年プロジェクト サントリー
以前5月に開催されたbarshowの時に飲んだことがありますが、感想はそのときと変わらずサントリーのブレンデッドっぽさを感じました。
14杯目:飛騨高山蒸溜所 ニューポット
三郎丸蒸留所に続きZEMONで蒸溜している蒸溜所です。
月光川と同じくニューポットにふくよかさを感じましたが、月光川との違いは正直わからなかったですね。
15杯目:秩父 リフィルバーボンバレル
写真右
イベントではこういった製品化されていない商品を飲むことができます。
フルーティーで好きです。
個人的に秩父にはフルーティーさを求めています。
16杯目:秩父 ちびだる ピーテッド
写真左
ピートもありますが、フルーティさも感じました。
やっぱり秩父はフルーティーな方がいいと思います。
17杯目:ブラックアダー カリラ10年
アイラのPXシェリーは1本持っておくとなにかと重宝しますから、買おうかなと思うほど求めてるシェリーピート、ヨードでした。
18杯目:小諸蒸留所 ニューポット
ニューポットですが、フルーティーなニュアンスを感じました。
月光川や飛騨高山とは印象が違うのでこれが、時間が経つとどういった違いに変化していくのか楽しみです。
19杯目:シングルブレンデッドジャパニーズウイスキー 富士 50th Anniversary Edition
先月発売された御殿場蒸留所50周年記念の限定品です。
香りに長熟グレーンっぽい接着剤のニュアンスがあり、味わいにはモルト・グレーンの甘さ両方と、後味に苦味、フルーツっぽさも感じる長熟ブレンデッドらしい複雑な味わいでした。
買うとお値段は高いですが、1回は試飲して欲しい1本でした。
20杯目:ラグ キルモリーエディション
草感と若干甘さもあるかなという印象でした。
ラグは何種類か飲みましたが草感が拭いきれないので、しばらくは購入せずにこういったイベントなどで様子見しようと思います。
21杯目:山鹿ニューボーン 2023
草感はあるものの、甘さも出てきたと思いますので今後に期待です。
22杯目:インチマリン10年 Exオロロソシェリーカスクフィニッシュ
写真中央、右から3本目
口当たりはいいのですが、後半のスパイシーな感じが個人的には好みではありませんでした。
23杯目:シークレットオークニー17年 for SHINANOYA Roppongi Hills
写真中央、右から3本目
シークレットオークニー表記はだいたいハイランドパークで、こちらも例に漏れずハイランドパークのようです。
17年と熟成年数が長い割に草感と、少し苦手な香味を感じました。
24杯目:安積 橙エディション2023
写真中央、右から3本目
昨年も販売されましたが、今年もBeamsコラボの1本が発売されます。
後味の苦味が特徴的でした。
25杯目:安積 IPA CASK FNISH
写真右から2本目
IPAを思わせるフルーティさと苦味が特徴的で樽感がしっかりと出ていて美味しいと思います。
これは買えなかったことを後悔するレベルに美味しかったです。
26杯目:バッファロートレース
10月に開催された『八王子ウイスキーストリート2023』でもバッファロートレースを飲んで見ましたが、バーボン飲めるようになりましたね。
今度買って自宅でも試してみようと思います。
27杯目:イーグルレア10年
美味しいですね。
Amazonのブラックフライデーでセールの対象になっていたので買えばよかったですね..
28杯目:サザンカンフォート オリジナル
ウイスキーではなくて、フルーツリキュールのようです。
カクテルみたいで飲みやすい印象でした。
29杯目:サザンカンフォート ブラック
黒糖感があって絶対コーラ割りが合うなと思いました。
30杯目:サザンカンフォート コーラ割
コーラ割も頂けるとのことので、甘えていただきました。
想像どおり美味しいですね。
31杯目:馬追蒸溜所 ニューポット
写真左
月光川、飛騨高山のふくよかな感じ、小諸のフルーティーな感じとは異なり、ドライな印象でした。
32杯目:馬追蒸溜所 ニューボーン
草感というよりも少し抹茶的な要素を感じました。
33杯目:久住蒸溜所 ニューボーン ノンピート
少し華やか、フルーティな要素も感じました。
草感もそこまで感じなかったので、ジャパニーズウイスキーとしてのリリースに期待が高まります。
34杯目:タムナブーリン
少し麦感を感じました。
35杯目:グレンキンチー12年
写真左
ここちよい甘さと麦感を感じて、休みの日に昼間っからゆっくりと飲みたいそんな味わいでした。
36杯目:グレングラント18年
リンゴとバニラを感じました
グレングラントはアルボラリスで止まっているので、10年あたりを今度買ってみようかなと思います
37杯目:井川蒸溜所 ノンピート ノンピート
以前から感じていた梅っぽさと甘い感じがあります。
イベントの感想
昨年もこの時期に同じ会場でジャパニーズフェスの開催がありましたが、そのときと比較するとかなり人も多くなっていて賑わいを見せていたかなと思います。
新興蒸溜所、スコッチ、アイリッシュ、バーボンなどオフィシャルが中心ですが、普段お目にかかれないラインナップなどたくさんありました。
その多くが無料だったり、格安で試飲することができましたので、かなりいいイベントだったと思います。
注意点
楽天モバイルを使用している方向けの注意点です。
ベルサール高田馬場ではよくウイスキーイベントが開催されますが、会場は地下B2Fでなので、都内地下に弱い楽天モバイルは電波が入りません..
会場内はフリーWi-Fiもないので数時間圏外の状態で過ごすことになります。
一緒に来ている人とはぐれたり、SNS上でつながりのある方と合う場合などは、一度電波が入る地上や入り口付近まで戻る必要があります。
また、SuicaやQUICPayなどの一部電子マネーは圏外の状態でも決済を行うことができますが、PayPayなどのQRコード決済は圏外の状態では決済を行うことができません。
出展者側も楽天回線を利用した支払い・決済サービスを使用していたため、クレジットカードや電子マネーの決済ができずに現金での支払いをお願いしているところもありました。
昨年のジャパニーズフェスも同じ会場で開催され、同様に楽天モバイルは電波が入りませんでしたので、この1年での改善は行われていないようです。
この昨年の経験を活かして、今回はサブで使用しているSoftbank回線を持っていきました。
Softbankは問題なく電波が入ったので、おそらく電波が入らないのは楽天モバイルのみだと思います。
楽天モバイルを使用している方は、お持ちであればサブ回線を持っていく、デュアルSIMやeSIMで回線冗長するなど、何かしらの対策を行った方が良さそうです。
購入品紹介
今回のイベントはグラス付きではありませんでした。
それでは、今回のイベントで購入したものをご紹介します。
1本目:新潟亀田蒸溜所 ピーテッド Edtion2
ピーテッド Edtion2が新たにリリースされたということで購入してきました。
2本目:新潟亀田蒸溜所 ウィンターエディション
ウィンターエディションは新潟限定ボトルのようですが、このウイスキーフェスティバルで先行発売されたようです。
ありがたく購入させていただきました。
新潟亀田蒸溜所は推し蒸溜所ですので、買えるものは全部買っていきます。
新潟亀田蒸溜所グラス(白)
ログ付きグラスが販売されていましたので、こちらも購入してきました。
今回ロゴが白で印字されているものを購入しましたが、黒で印字されているタイプもありました。
その他、同じく新潟県村上市にある吉田電材蒸溜所やイベント限定ボトルでおなじみの長濱蒸留所のボトルなども狙っていたのですが、売り切れで買えませんでした..
おわりに
2023年に開催されるウイスキーイベントはこちらで最後です。
その締めくくりにふさわしい規模、賑わいだったと思います。
また年が変わって2024年になれば、私も参加予定ですが2024年1月21日開催のウイスキーラバーズ名古屋を皮切りに各地でウイスキーイベントが開催されるかと思います。
来年も引き続きウイスキーイベントにはできる限り参加していこうと思います。