今回は2024年7月に買ったり、バーなどで飲んだりして美味しかったウイスキーをご紹介していきます。
ちなみに、2024年7月はウイスキーイベントがない珍しい月でした。
THE NIKKA NINE DECADES
ニッカウヰスキー創業90周年を記念した1本です。
1本33万円しますので購入は無理でも飲んでみたい、ということで試飲してきました。
詳しいレビューは別記事にしていますので、『こちら』からご覧ください。
当然美味しかったのですが、試飲ではなくてバーでゆっくり時間をかけて飲みたい1本でした。
OMC ブナハーブン 2008-2024 15年 アロハウイスキー5周年
池袋にあります名店『アロハウイスキー』さんの5周年を記念した1本です。
蜜っぽい甘さとフローラルな印象を受けて美味しかったです。
短熟~中熟くらいのブナハーブンにあまり良い印象を持っていませんでしたが、15年くらいの中熟であれば今後注目してもいいのかもしれません。
OLD PARTICULAR クライヌリッシュ 2011 12年
麦とキャラメル、ジューシーさを拾うことがことができて美味しいです。
クライヌリッシュっぽさもしっかりとあるのでこれは買ってもいいかもしれません。
ただ、お値段が25,000円くらいするんですよね。。
もう5,000円くらい安ければ。。
ボウモア 1998-2023 25年
話題のコマスピさんのボウモアです。
黄色いフルーツと甘さ、少しナッツ、後半に果実のわたの苦み、トロピカルな要素もあるかと思います。
さすがの味わいという感じでした。
1本10万円しますが、オフィシャルの25年も同じような価格なので、決して高いというわけではないです。
コメントなどを見る限り、色々頑張ってこの価格だと思うので、本来であればもっと高かったはずです。
つまり、今後数年のうちにリリースがある90年代ボウモアはこれ以上の価格となるということになるかと思います。。
まだ飲めていないのですが、信濃屋さんから発売されたグラブルとのコラボの1990のアイラも11万円でのリリースでした。
シークレット表記ですが、中身はラフロイグと言われています。
シークレット表記でもこの価格となると、90年代のアイラはもう手の届かない価格になったのかもしれませんね。。
まぁバーで飲めればいいのですが。。
ストラスアイラ 2010-2023 12年 リフィルバレル
ほのかに牧草っぽさはありますが、基本的には蜜とりんごという感じで美味しかったです。
お値段も15,000円程度ですし、お金に余裕があれば買っていたなという1本でした。
グレンオード 2012 10年 アニマルスピリッツ3周年記念ボトル
バニラとエステリーさ、ややフルーティーな感じと後半はナッツという印象で、10年熟成でしっかりと複雑味が出ていて良かったです。
お値段が約18,000円なので個人的に買うまではいきませんでしたが、ぜひとも飲んで欲しい1本ですし、これが20年オーバーになったときが気になります。
今後注目の蒸溜所だと思います。
クライヌリッシュ 2013-2023 10年 1stフィルバーボンバレル HIDDEN SPRITS 10th Anniversary
クライヌリッシュらしさ全開の1本でした。
キャラメル、りんご、ややトロピカルな要素も感じられるかと思います。
美味しいのですが、こちらもお値段が10年熟成の割に25,000円程度します。。
もうクライヌリッシュはシークレットハイランド表記のものしか買えない価格帯になったのかもしれません。。
おわりに
2024年7月は話題となるボトルがありつつも、そこまで話題にならないけど地味に美味しいボトルもありました。
話題にならないボトルはバーに行ったり酒屋さんに行かないと気付かないですから、しっかりとアンテナを高くしてそこら辺も拾っていきたいですね。
今年になってボトルの価格が全体的に一回り~二回りぐらい高くなってきたなという印象です。
10年熟成に2万とか下手したら3万近くするボトルも出てきていますので、買うというよりもバーで飲めればいいかなというのが最近ですね。。
ということで、2024年8月も引き続きバー活を進めていきます。