鮨 圭太
本日は気になっていたお店『鮨 桂太』さんへと伺います。
2018年にミシュラン一つ星を獲得されています。
最近は鮨屋に来ているのでだからつまみよりも握りをガッツリ食べたいという思いから、こちらのお店をチョイスしました。
おまかせ
今回は平日17:30~のディナーで訪れました。
それでは今回食べた全メニューをご紹介していきます。
1品目:真鯛
ぶりぶりとねっとりのいいとこどりの食感でした。
かなり旨味が強かったです。
2品目:タコ
噛んでいると旨味がどんどん出てきます。
薄皮もそこまで気になりません。
3品目:牡蠣
牡蠣は大きく、牡蠣自体で十分美味しいです。
そこに海苔と出汁が加わり、より磯の風味を感じられます。
4品目:ホタルイカ
ホタルイカはみじん切りにされ、ウニとシャリと一緒に混ぜられています。
味わいはホタルイカよりもウニの方が強く感じ、食感にホタルイカを感じました。
箸休め:花わさびの漬物
酸味が強く、辛味は弱めでした。
口の中がリセットされます。
5品目:あん肝
ふわふわの食感です。
かなり旨味が強く、もちろん臭みはありません。
奈良漬も提供されます。
あん肝と奈良漬の組み合わせは最強ですからね。
ガリ
ガリが提供されましたので、ここからは握りとなります。
酸味と辛味が強い印象でした。
食感としてもシャキシャキしています。
口がリセットされますし、次の握りを食べる準備ができます。
1貫目:漬け
マグロ自体の味は最初弱いかなと思いましたが、後半に強くなり余韻が長く続きます。
20年以上の長熟のウイスキーのような味の感じ方です。
適度な硬さと粒立っている感じでシャリが圧倒的に好みでした。
2貫目:中トロ
中トロの脂とシャリの酸味の相性が良すぎます。
3貫目:小肌
小肌自体の脂と酸味がいいバランスです。
そして、肉厚でサイズが大きいです。
口いっぱい頬張ることができることが幸せです。
4貫目:蛤
肉厚でぶりぶりな食感です。
噛んでいると旨味が溢れ出てきます。
5貫目:トロ
シャリが暖かく、シャリの温度で脂が溶け出しています。
筋が旨いですね。
6貫目:アオリイカ
ねっとり食感です。
隠し包丁が入っていて、すぐに溶けて、シャリと溶け合います。
7貫目:サワラ
旨味と脂をしっかりと感じます。
サワラってこんなに美味しかったっけ?
8貫目:車海老
火入れはしっかりとされていて、海老の甘さと食感のぶりぶりさを楽しみます。
何よりもデカいです。
9貫目:赤貝
過去最高にデカいです。
咀嚼しているときに感じる瓜っぽい香りがたまらないです。
食感もぶりぶりとした歯ごたえのある感じでした。
10貫目:さより
口当たりはあっさりな印象でしたが、噛んでいると旨味が出てきます。
11貫目:ブリ
間に入っているネギの風味が強かったです。
脂がしっかりとあって、トロに匹敵する美味しさです。
嫁はお腹いっぱいでギブということで、半分サイズにしてもらっていました。
残りの半分を頂きました。
こういった配慮もして頂けるのはありがたい限りです。
御椀:マグロとわかめのお吸い物
出汁とほんのりマグロの脂を感じられて美味しいです。
12貫目:ウニ
過去最高にウニが盛られている気がします。
甘く、シャリの酸味と溶け合います。
13貫目:穴子
蒸されていて、ふわふわ食感です。
14貫目(追加):かわはぎ
中に肝が入っています。
身はぶりぶり食感で、噛むと旨味が出てきます。
また、後半からは肝の旨味も感じます。
15貫目(追加):イワシ
まずはこのボリュームを見て欲しいです。
脂とイワシの風味が最高で、後半に酸味を感じてしつこさを感じさせません。
16貫目(追加):ノドグロ
皮目が少し炙られていて香ばしさを感じます。
脂は適度でしつこさを感じません。
ノドグロにしてはあっさりな印象を受けました。
17貫目(追加):毛蟹
味噌の味わいが濃厚でした。
身は少しフレッシュな印象を受けました。
18貫目(追加):トリ貝
過去最高にデカいトリ貝です。
磯の香りが口と鼻を突き抜けます。
玉
エビの風味を感じつつも甘めな味わいです。
食感としてはふわふわで、カステラのようなデザートタイプです。
お会計
お酒はグラスでシャンパン2杯と日本酒2合を頂き、5貫追加して、2人で64,000円でした。
ミシュラン1つ星ですし、銀座や六本木のような一等地ではありませんが都内であることを考えるとかなり安いかと思います。
感想
兎にも角にもサイズが圧倒的に大きいです。
特に赤貝、トリ貝のサイズが過去最大のサイズだったことが印象的です。
肉厚なものだったり、大きめのサイズのものを発注しているようです。
口いっぱいに頬張って鮨を食っているという感覚が個人的には大好きで、握りをガッツリ食べたいという欲求は満たされました。
男性・女性問わず普通~やや食べられる方であれば満足度は高いはずです。
私の嫁のように少食気味の方にはやや辛いボリュームかもしれません。。
少食な方はお腹の具合を見て、小さめでお願いしたりするといよいかと思います。
大将はかなり気さくな方で、楽しく食事をすることができました。
今回は冬の終わり頃~春頃に訪れましたので、次回は少し季節を変えて訪れたいものです。
情報
■予約
予約はWeb予約(ポケットコンシェルジュ)もしくは電話予約が可能です。
金土日の予約は取りづらいですが、火水木であれば比較的予約は取りやすいかと思います。
■アクセス
築地駅もしくは築地市場駅が最寄り駅になります。
築地市場場外の目と鼻の先という立地です。