- ウイスキー&スピリッツフェスティバル2025in横浜
- 参加費
- 試飲した銘柄紹介
- 1杯目:久住蒸溜所 シングルモルト THE FIRST
- 2杯目:ACORN 秩父 2017-2024
- 3杯目:麻谷商店×魚秀 キャンベルタウンブレンデッド 2016 8年
- 4杯目:麻屋商店×Bar Bacchus ロイヤルブラックラ 2015 9年
- 5杯目:yumarrest ラムネジン
- 6杯目:yumarrest ゲイシャコーヒー
- 7杯目:YUZA シグネチャーブレンド
- 8杯目:流歌 ニューボーン2024
- 9杯目:流歌2024
- 10杯目:津貫 2018-2023 Y’sカスク
- 11杯目:BOSO Rhum Agricole blanc Soleil -太陽- 2024
- 12杯目:BOSO Rhum Mer -海- Cuvee spesiale ESTRY2024
- 13杯目:井川蒸溜所 ニューボーン バーボン樽 ピーテッド
- 14杯目:新道蒸溜所 ニューボーン バーボン樽
- 15杯目:新道蒸溜所 ニューボーン 栗カスク
- 16杯目:秩父令和商会 ブレンデッドスコッチウイスキー
- 17杯目:秩父令和商会 干支ボトル 蛇 アードモア 14年 2009-2024
- 18杯目:BBR グレンロセス 1990 28年
- 感想
- YouTube
ウイスキー&スピリッツフェスティバル2025in横浜
2025年4月26日(土)・27日(日)に開催された『ウイスキー&スピリッツフェスティバル2025in横浜』に参加してきましたのでその様子をご紹介します。

- 第1部:12/7(土) 10:00 – 13:30
- 第2部:12/7(土) 14:30 – 18:00
- 第3部:12/8(日) 10:00 – 13:30
- 第4部:12/8(土) 14:30 – 18:00
各日2部ずつ開催されます。
開催時期は毎年異なっており2023年は8月、2024年は2月、そして2025年は4月の開催となりました。
2024年は『秩父ウイスキー祭2024』の前の週の開催で、2025年は『ウイスキーハーバー神戸2025』の翌週開催と、参加者や特に出展企業にとっては日程泣かせではあります。

また、裏では海外ですがドイツで『Limburg Whisky Fair 2025』が開催されていて、こちらに出展するので参加しないという企業もありました。
そんな影響もあってか秩父・マルス・厚岸・嘉之助etcのジャパニーズウイスキーの代表的な蒸溜所が参加がなく、ボトラーズやPBでは信濃屋・Rudderの参加がないと少し寂しい出展内容となっています。
その代わりと言ってはなんですが、ウイスキー&”スピリッツ”となっているように、ジンやラムなどのウイスキー以外の蒸溜酒の出展が多くなっています。
今回は私は第3部(12/8(日) 10:00 – 13:30)に参加してきました。
何部と分けられているイベントの場合は、一番遅い部だと売り切れで飲めない・買えない銘柄がありますので、都合が合えばなるべく早い部に参加することをおすすめします。
ただし、限定ボトルなどを求める方などで、特に第1部は殺伐として雰囲気になることもあります。
ゆったり楽しみたいなら、あえて遅い部で参加するというのも手ではあります。
また、土曜日は一般の方の参加が多く、日曜日は日曜休みのバーや酒屋があることからバーテンダーや酒屋さんの方などお酒関係者の参加が多いので、マナー的には日曜日の方が良いと言われています。
参加費
今回に関しては出展企業のラインナップが寂しかったことから、開催日ギリギリでも購入することができました。
ラインナップ次第では早々に売り切れることも予想されますので、ご都合がつき次第早めにチケットは購入しておくことをおすすめします。
試飲した銘柄紹介
今回寝坊してしまって、11:00頃に会場に到着しましたので、行列に並ぶことなく入場することができました。
それでは今回試飲した全銘柄をご紹介していきます。
1杯目:久住蒸溜所 シングルモルト THE FIRST
4月23日(水)より特約店に向けて発送開始となった大分県にあります久住蒸溜所のシングルモルト、ファーストリリースです。
パインやオレンジを感じるフルーティさ、余韻にはナッツを強く感じました。
ややアルコールアタックはありますが全体的に黄色〜やや赤いフルーツっぽさがあっていいと思います。
2杯目:ACORN 秩父 2017-2024
2017年蒸溜で2024年瓶詰めの秩父です。
ピートとサイダー、ブドウ糖っぽい味わいがありました。
3杯目:麻谷商店×魚秀 キャンベルタウンブレンデッド 2016 8年
写真左の2本
蜂蜜とレモン、少しですが個人的に苦手とする昆布感がありました。
4杯目:麻屋商店×Bar Bacchus ロイヤルブラックラ 2015 9年
写真右の2本
レーズンが爆発している印象です。
ドライフルーツっぽい濃密な濃い感じがあります。
そして、シェリー系の嫌味が一切ありませんでした。
これは買いですね、というか買いました。
5杯目:yumarrest ラムネジン
ウイスキーではなくてジンです。
気になっていたラムネジンを頂きました。
ボタニカルは非公開とのことですが、本当にラムネの味がします。
舌にピリッとくるアルコール感がありますが、それがラムネの炭酸のように感じて美味しいですね。
ミニボトルが残っていましたので購入可能でしたので買いました。
ミニボトルもラスト数本ということでギリギリでした。
今回は先行発売で2025年6月に正式に販売されるようなので期待です。
6杯目:yumarrest ゲイシャコーヒー
こちらもウイスキーではなくてジンです。
ゲイシャとはコーヒー豆の品種で、それをボタニカルに使用しています。
口に含むとコーヒー豆を保管している容器を最初に開けたときのような豆の香りと少し青い感じ、余韻はラテのようにコーヒーと少しミルク感を感じました。
やはりジンは面白いですね。
7杯目:YUZA シグネチャーブレンド
遊佐蒸溜所は山形県の遊佐町にある蒸溜所です。
遊佐らしいフルーティさ、特に洋梨っぽさを感じました。
ブレンデッドなので色々な香味を感じたかったのですが、前に飲んだジンのコーヒーっぽさが口に残っており、正しく感じることができませんでした。。
飲む順番を間違えましたね。。
8杯目:流歌 ニューボーン2024
写真右、白いラベル
流歌は沖縄の須崎蒸溜所(新里酒造)で製造されています。
ニューボーン特有の梅っぽい要素は感じますが、それがシェリーと樽感によってある程度マスクされています。
1万~2万くらいの下手なシェリーのボトラーズ買うなら、こっちの方がいいと思う美味しさがありました。
9杯目:流歌2024
写真左、黒いラベル
こちらはシングルモルトとなっています。
黒糖感と余韻のナッツっぽさ、ニューボーンよりも酸味が強い印象ですが、若さはシェリーと樽感によってマスクされています。
こちらも下手なボトラーズ買うならこっちがいいと思う美味しさがありました。
10杯目:津貫 2018-2023 Y’sカスク
リカマン銀座777店の昨年2024年時の6周年の際に発売されたヘビリーピーテッドの津貫です。
津貫のヘビリーピートは比較的珍しいですし、緑っぽい少し青さのあるフルーツを感じて美味しかったです。
買えるとのことでしたので購入しました。
11杯目:BOSO Rhum Agricole blanc Soleil -太陽- 2024
写真右、薄い黄色のラベル
今年2025年の『ウイスキーラバーズ名古屋2025』のイベント限定ボトルで三郎丸ブレンデッドの房総ラムカスクフィニッシュというボトルがあり、これで初めてこちらの蒸溜所の存在を知りました。

まずは定番の銘柄を頂きました。
海藻っぽい印象と甘さを感じました。
熟してないホワイトラムはあまり飲まないので、経験値なくてわからないというのが正直な感想です。。
12杯目:BOSO Rhum Mer -海- Cuvee spesiale ESTRY2024
写真中央の黒いラベル
名前にエステルと付けるほどなのでどのぐらいかと思ったら、かなり接着剤感・セメダイン臭を感じます。
これまで飲んだことがあるラムの中でもトップクラスの接着剤感があり、個人的に結構刺さりました。
ラム好きなので耐性あるから飲めますが、初めて飲む方はびっくりするレベルというか苦手と思うレベルかなと思います。
13杯目:井川蒸溜所 ニューボーン バーボン樽 ピーテッド
5月下旬に発売されるセカンドリリースの提供は今回ありませんでしたが、近しいスペックのニューボーンを頂くことができました。
バナナ、ピート、ナッツ、余韻にピーナッツバター感があって、井川はやっぱりいいなと思わせてくれる1杯でした。
14杯目:新道蒸溜所 ニューボーン バーボン樽
6月にファーストリリースを控える福岡県にあります新道蒸溜所です。
流石にファーストリリースの提供はなく、地元である『ウイスキートーク福岡2025』で初お披露目予定とのことです。
今回はファーストリリースに近いバーボン樽を頂きました。
以前にもバーボン樽のニューボーンを飲んだことがありますが、相変わらずのバナナ感をしっかりと感じることができました。
これがファーストリリースに続くのであれば期待大ですね。
15杯目:新道蒸溜所 ニューボーン 栗カスク
続いては栗カスクを頂きました。
コチラもバナナを前面に感じましたが、酸味や梅っぽい印象もありました。
栗カスクはあまり経験ないので、勉強が必要ですね。
16杯目:秩父令和商会 ブレンデッドスコッチウイスキー
写真右
フェスボトル向けにボトリングされたブレンデッドスコッチウイスキーです。
ピートを前面に感じますが若さはマスクしきれていない印象でした。
17杯目:秩父令和商会 干支ボトル 蛇 アードモア 14年 2009-2024
写真中央
ラベルが強烈ですが、ピートと黒糖を思わせるシェリーっぽさ、やや苦手な昆布感がありましたが許容範囲で総じて美味しいと思います。
結構酔いが回ってますがそれでもしっかりと味を感じるので、平常時に飲んだら美味しいんだろうなと思います。
18杯目:BBR グレンロセス 1990 28年
写真左
少し草っぽいニュアンスもありましたが、オールドのウイスキーにあるような冷たいフルーツ感と黒糖っぽさもありました。
これが600円で飲めるのはかなり安いですね。
寝坊した関係で朝食を食べずに来たせいか、早々に酔いが回ってきました。。
あまり飲めていませんが、これにて退散しました。。
酔い防止のためにも事前にしっかりと食べないとダメですね。。
感想
前々から言われていましたが、出展企業がちょっと寂しかったんですよね。。
この影響で参加を見送ったという方も少ならからずいらっしゃるかと思います。
この参加者の少なさと会場のパシフィコ横浜はライブ会場などにも使われるほど広かったので、第3部はかなり空いていて快適にまわることができました。
お話を聞くとさすがに物販狙いの方などで第1・2部は混んでいたようですが。。
これからほぼ毎週のようにウイスキーイベントが続きますが、参加する我々も毎週参加するのはキツいですし、なにより出展する企業側が大変だと思いますね。。
ウイスキーイベントが多く開催されるのは嬉しいのですが、増えすぎなのもどうかと思うようになってきましたね。。
とは言っても開催されれば参加するのがウイスキー好きの性。
またイベントに参加しましたらご紹介できればと思います。
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