前置き
新潟駅周辺の立ち食い蕎麦と言えば、『やなぎ庵』かバスセンターにある『万代そば』だと思います。
万代そばは蕎麦というよりもバスセンターのカレーの方で有名なので、立ち食い蕎麦と言えばやなぎ庵になるかと思います。
やなぎ庵は以前、新潟駅の万代口の改札外にありましたが、新潟駅の改修工事の影響で2020年に閉店しました。
その後改修工事が進み、2023年に再オープンに至りました。
再オープン後は新幹線の西改札、在来線の西改札を出てすぐの場所にありますので、電車に乗る前、降りてすぐに味わうことができるいい立地だと思います。
やなぎ庵の復活は以前から新潟駅を利用していた方からすれば、かなり嬉しい出来事だと思います。
と思う方々は私よりももっと上の年代の方々が多いかと思います。
私が新潟駅をよく利用していたときは高校生で、以前のやなぎ庵には1回行ったかな。。?ぐらいのレベルです。
高校生に蕎麦ってあんまり刺さらないんですよね。。
新潟駅の思い出のお店と言えば、地下にあった立ち食いうどん『手打うどんさぢみ』です。
うどんも高校生にはなかなか刺さらないのですが、こちらのお店はうどんの大盛りが無料だったんですよね。
高校3年生のときに代ゼミに通っていて、高校が終わってここに寄ってから代ゼミに向かっていたことを思い出します。
こちらのお店も新潟駅の改修工事の影響で閉店しています。
『そば処 さぢみ とやの店』として再オープンしていますが、やなぎ庵の味を引き継いだとのことで蕎麦メインのお店に変わっているようです。
うどんへの変更もできるようなので、車を持っていない人からするとアクセスは悪い場所となりますが、今度機会があれば訪れてみます。
新潟駅付近の思い出のお店だと、あとは代ゼミ近くにあった『らーめん濱来た』ですかね。
当時学生ラーメンが500円で、大盛りとライス無料、たまに餃子無料券をくれるという神っぷりでした。
特にお腹が空いている平日や土日はほぼ毎回濱来たに行っていました。
大学も新潟でしたが、車を持つようになり、新潟駅自体に行く頻度が下がってしまい、気付いたら閉店していました。。
やなぎ庵
そんな思い出話からやなぎ庵に話を戻します。
昨日から野暮用で新潟を訪れています。
昨夜新潟に到着し、本日AM9時の新幹線で東京に戻るという滞在時間12時間くらいの弾丸っぷりです。
ただで帰るのも癪なので、せっかくの新潟を満喫しようと昨夜『きんしゃい亭 駅前店』を訪れました。
現在時刻はAM8時ころです。
朝ご飯としてやなぎ庵で食べてから東京に戻ろうというわけです。
お店はJR駅内(改札外)にあるので、券売機でSuicaが使用できるのは嬉しいポイントです。
食券を買ったら、カウンターに持っていく必要はなく、そのまま席につきます。
出来上がったら食券の番号で呼ばれるので取りに行くというシステムです。
立ち食い席だけでなく、椅子席もありますので、ここらへんはお好みで。
かき揚げそば
注文したのは『かき揚げそば』です。
提供時間は2分~3分程度です。
朝の比較的混雑している時間帯でしたが、さすがに立ち食い蕎麦ですので提供時間は早いです。
それではいただいていきます。
蕎麦
蕎麦は乱切りタイプです。
味わいとしては蕎麦よりも小麦感が強い印象です。
ツルツルとした食感や喉越しというよりも、ボソボソまではいきませんが、ややのどに詰まる印象を感じました。
若干茹で加減が足らないような気が。。
かき揚げ
かき揚げはイカ?がゴムのようなブヨブヨとした食感でした。
揚げたてじゃなくて作り置きであることはしょうがないにせよ、衣の油切れが悪いのか湿気ているのか、全体的に衣もブヨブヨとした食感でした。
つゆ
つゆは最高でした。
昆布とかつおの出汁でしっかりとした土台ができており、その上に醤油が乗っかっていました。
立ち食い蕎麦はラーメンと違って、つゆを完飲しても多少塩分がきになる程度で健康被害が少ないので、罪悪感なく完飲です。
ごちそうさまでした。
感想
蕎麦とかき揚げは正直微妙で、つゆが美味しいのでなんとか食べられるという印象でした。
アクセスがいいのでまた訪れるかとは思いますが、好んで行くかと言われたら微妙なところではあります。
やや不完全燃焼なところはありますが、食後はチェックアウトをして新幹線に乗り込み東京へと戻りました。。