吉池 無水牡蠣
無類の牡蠣好きが、いかに安く美味しい牡蠣を好きなだけ食べる方法として、以前『吉池 無水牡蠣(生食用) 通年Ver』をご紹介しました。
こちらは通年Verということで、1年を通して販売されますが、ようやく冬が到来して『冬Ver』が発売されましたので、食べ比べていこうと思います。
通年Verは2024年から販売開始されましたが、冬Verはこれまでも冬の期間限定で販売されており、以前からSNS等で話題になっていました。
比較
青文字のパッケージが冬Verで、茶色文字のパッケージが通年Verです。
まずは、単純なスペックだけの比較となります。
冬Verの方が量も入っていて、お値段も200円ほど安くなっています。
実食:通年Ver
まずは以前も食べた通年Verから頂いていきます。
見た目はぷっくりしている印象です。
やや小ぶりなものも入っていますが、画像が平均的な大きさだと思って頂ければと思います。
臭みなくクリーミーで濃厚なミルキーな味わいです。
食感もクリーミーと言いますか滑らかな食感です。
これが1年を通して食べられることに感謝します。
実食:冬Ver
続いては冬Verを頂いていきます。
通年Verの方がぷっくりしている印象です。
やや小ぶりなものも入っていますが、画像が平均的な大きさだと思って頂ければと思います。
臭みはなく、牡蠣自体の磯っぽい味わいが濃い・強い印象です。
また、紐のコリッとした食感も楽しむことができます。
今回合わせたお酒:クロスターエバーバッハ リースリングトロッケン
いつもは牡蠣には日本酒を合わせますが、今回はドイツの白ワインを合わせてみました。
ミネラルな感じが牡蠣の磯っぽさと合います。
また、やや辛口でドライな印象なため口をリセットしてくれますので、次に食べる料理の邪魔をしません。
今回のような食べ比べだったり、前菜の盛り合わせのように品数の多い料理を食べるときに、最適だと思います。
お値段は2,000~2,500円前後とギリギリテーブルワインと呼べる手を出しやすい価格帯かと思いますので、おすすめの1本です。
感想
通年Verと冬Verは完全なる別物な味わいです。
産地が変わるだけでこうも味わいが異なるんですね。
比較するのは野暮ではありますが、タイトルにも食べ比べと付けてしまったので、比較をしていきます。
どっちが好みと言われたら、もちろん両方美味しいのですが。。
個人的にはクリーミーで濃厚な通年Verの方が好みでした。
どちらが好みかは、完全に人によって異なると思いますし、合わせるお酒にも変わってくるかと思いますので、ぜひ食べ比べをしてみてください。
冬Verの方は出始めということで、1月後半から2月頃だったり、終わり頃になるとまた印象が変わってくると思いますので、また時期を変えて食べ比べしていこうと思います。
双方に言えることは、牡蠣自体のクオリティが高いので、シンプルにポン酢やレモンなどだけで生食で食べるのが良いと思います。
生食が怖い方でも火を入れすぎない、サッとしゃぶしゃぶするくらいが良いかと思います。
『吉池』を訪れれば、通年Verと冬Verの両方を購入することができますので、ぜひ両方購入して食べ比べてみてください。
また、吉池では殻付きの生牡蠣も販売されています。
冬の時期は旬の真牡蠣が1つ200円~500円程度で販売されています。
購入時にお願いすれば、殻に隙間を入れてくれて、後は家で殻を開けるだけですので、殻付きの牡蠣を家で簡単に味わうことができます。
牡蠣好きは吉池に行きましょう!