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【東京・二子玉川】すし 㐂邑 おまかせコース+飲み物 2人で約11万円【2025年8月訪問】

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寿司(鮨)
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店舗情報

店名:すし 㐂邑(きむら)
営業時間:12:00~(ランチは水・日のみ)、17:30~、19:30~、
定休日:不定休
アクセス:

食べログ

すし 喜邑 (二子玉川/寿司)
★★★★☆4.19 ■すし㐂邑より営業についてのお知らせ ■予算(夜):¥30,000~¥39,999
食べログ 寿司 TOKYO百名店獲得のお店です。
過去にはミシュラン2つ星を獲得していたこともあります。

Google Map

訪問・行列の情報

訪問回数:初
訪問日:2025年8月 水曜日
訪問時間:12:00~
行列:なし
混雑状況:満席
席:カウンター席

予約は『OMAKASE』から行います。

人気店のため基本的に予約は常に埋まっています。

店舗をお気に入り登録すると予約開放時やキャンセル枠が発生した際に通知が来るようになります。

今回はキャンセル枠を確保することができ、訪問することができました。

注文・支払い方法

注文方法:コース、飲み物は店員さんへ口頭注文
支払い方法:クレジットカードのみ

おまかせコース

今回は嫁と2人で訪れています。

開始時に写真撮影はOKだけど、食べログは卒業したので投稿は控えてとのお話がありました。

こちらは食べログではないので。。ということで投稿させて頂きます。

それでは今回頂いたメニューをご紹介していきます。

1品目:いりこ出汁

まずは香川県観音寺産のいりこの出汁です。

煮干しの旨味と肝や頭の苦みやえぐみも感じます。

木の容器からくるウッディさも感じます。

シンプルな具材でありますが、複雑味を感じる1杯で、来る道中エアコンで冷えきっていましたが胃が温まり、食欲が湧いてきます。

1杯目:ビール

1杯目はビールでお願いしました。

埼玉県の川越で製造されているCOEDOビール、いわゆるクラフトビールです。

フルーティーで苦みはそこまでな印象です。

IPAなのでどうかなと思いましたが、食事の邪魔にならない程度なフルーティー・苦さ加減です。

2品目:鮑の肝和え

2品目に鮑の登場です。

ソースには肝はもちろんのこと酒麹とバターを使用しているとのことです。

むちむちとした食感と噛むたびに旨味が溢れ、肝による磯感とクリーミーさをしっかりと感じるソースにお酒が進みます。

3品目:しらす蕎麦

和歌山県産のしらすと木の芽を潰したソース、そこに蕎麦を合わせています。

蕎麦自体の香りがしっかりとありますし、木の芽の爽やかな印象が夏にぴったしです。

4品目:まながつお

1週間風に当てて熟成をかけているとのことです。

酒盗のソースを使用しているとのことです。

身は柔らかく旨味そこそこという印象ですが、皮と皮目から旨味が爆発しています。

良く言えば旨味、悪く言うと少し納豆感っぽいあるような印象です。

5品目:リゾット

岩手県遠野市の米に岐阜県群上の鮎を炊いてリゾットに仕上げています。

鮎の瓜っぽい香りと肝のほろ苦い感じ、バターが香り1品でした。

2杯目:日本酒 丈径

島根県の丈径(たけみち)です。

甘い味わいでラムネっぽさや黒糖のニュアンスがあります。

甘いですが甘すぎないので食事とも合う印象です。

6品目:ワタリガニのブランデー漬け

すし 㐂邑のスペシャリテとも言える1品かと思います。

ブランデーの香りと濃密な味わい、そこに山椒が効いています。

カニの身の甘さ、内子のねっとりさとブランデー、山椒がよく合います。

手とか口がが汚れるとか気にせずにチュパチュパとしゃぶって食べます。

皆さんそのように食べているので、気にせずにたべましょう。

味付けこそ異なりますが、言ってしまえば韓国料理のカンジャンケジャンのようなものです。

with卵黄ご飯

もともと卵黄を絡めたご飯が入っています。

それを残ったソースとよく絡めて頂きます。

濃厚なソースが卵黄によってより濃厚な味わいとなります。

こりゃ美味いとしか言いようがないですね。

ガリ

ここでガリが登場しましたので、これから握りに入っていきます。

乳酸と辛味のシンプルだけどスッと余韻を切ってくれるような味わいです。

お話を聞くとお酢と塩のみを使用して作っているとのことです。

1貫目:シャリ

まずはシャリだけで頂きます。

シャリを切るようなパフォーマンスはなかったので、コース開始前に調理されているのかと思います。

酸は控えめで、やや柔らかい炊き加減という印象です。

2貫目:ボタンエビ

ややレア気味でねっとりとした食感と甘さを感じます。

やや柔らかめのシャリとの相性が良いと思います。

シャリのサイズは結構大きめな印象です。

女性はシャリ小OKとのことですが、男性はNGで頑張ってでも食べろとのことです。(笑)

3貫目:金目鯛

食感はねっとりで旨味が強い印象です。

4貫目:アジ

旨味がかなり強いです。

こちらもねっとりとした食感です。

5貫目:くじら

部位は尾の身で、いわゆるまぐろの大トロのような霜が降っている部位です。

こちらは2週間寝かせているとのことです。

肉っぽい印象で、馬刺しのような印象がありました。

3杯目:日本酒 ego

香りには南国系のトロピカルフルーツがあります。

味わいはフルーツと米の穀物感と黒糖と、日本酒にしては複雑味を感じる1杯でした。

ちなみに1本7万くらいするようです。。

6貫目:赤ウニ

大分県産の赤ウニです。

フレッシュさがありつつも、甘さをしっかりと感じます。

もちろんミョウバンっぽさもなく美味しいウニです。

7貫目:〆アジ

先ほどアジが提供されましたが、今度は酢で〆られているアジです。

酸と旨味がより強くなっている印象で、〆られていることで表面にややパサつきが出ている印象ではありました。

8貫目:鮑

香りが立ちやすいので、薄く広く切っているとのことです。

たしかに香りを感じやすいです。

むちむちとした食感と噛んでいるたびに旨味が溢れてきます。

9貫目:かつお

握り手が女将さんに変わりました。

後々知りましたが女将さんではなく2番手の方との噂です。

鰹節がネタとシャリの間に入っているので、より風味と旨味が強くなっている印象です。

握り自体は柔らかめな印象になりました。

10貫目:ミル貝

貝自体は甘く、コリコリとしています。

ただ、シャリと分離している印象がありました。

11貫目:まぐろ梅

まぐろのたたきにカリカリ梅が入っています。

ねっとりとした食感にカリカリがいいアクセントになっています。

まぐろの旨味を感じつつ、ところどころに酸味のアクセントもいいです。

12貫目:鰯

ここで握り手が大将に戻ります。

酸しっかりで、脂と旨味を感じます。

13貫目:カジキ

48日熟成とのことです。

ねっとりとした食感と濃厚な味わいで、旨味と香りが余韻に残るというThe熟成鮨という1品でした。

14貫目:穴子

ホワホワとした食感に香りと旨味、脂を感じます。

シャリと融合している印象です。

最後は玉です。

玉自体はほんのり甘く、シャリの酸味と甘さがいい塩梅でした。

シャリつきなので、これを1貫とカウントすべきか否か。。

感想・評価

以上、おつまみ6品・握り14貫のコースに、飲み物は嫁と私3杯ずつ注文をして、合計約11万円でした。

1食で払った最高金額ですね。(笑?)(涙?)

美味しいですし、雰囲気やサービスなども考えると納得なお値段ではあるかなとは思いますが。。

3万円クラスの鮨と明確に違いがあるかと言うと。。

素材など3万円クラスよりもいいものを使用されているかと思いますが、100円まぐろと1万円のまぐろを比較したら違いは明確ですが、金額が高くなればなるほど違いがわからなくなっていくんですよね。。

ということで、明確に大きい違いは感じませんでした。

11万をポンポン払えるほどのお金持ちではないので、コスパはどうしても悪く感じてしまいますね。

あとは、おつまみに蕎麦やリゾットなどの炭水化物多めでお腹いっぱいになりがちで、鮑やアジが調理方法は違えど2回提供されるというのが気になるポイントでしょうか。

5万円の鮨がどんなものかと少し背伸びをして訪問してみましたが、もう少し稼げるようになってから訪問すべきだと感じました。

頑張って稼ぎます。。!!

総合:★★★★★★★☆☆☆(7)
味:★★★★★★★★☆☆(8)
コスパ:★★★★★★☆☆☆☆(6)
再訪:★★★★★★★☆☆☆(7)

まとめ

  • 食べログ 寿司 TOKYO百名店
  • 過去にミシュラン2つ星の獲得経験あり
  • 熟成鮨
  • この日最長は48日熟成のカジキ
  • カニのブランデー漬けがスペシャリテ

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