本日の予定コース
2023年9月上旬の某日。
来たる2023年9月17日、ツールド東北2023で気仙沼フォンド210kmを走ります。
今日はツールド東北に向けて『本番の半分105km以上を走る』、『坂道対策』の練習を行っていきます。
本日のコースは『つくば駅~筑波山 不動峠~つくばりんりんロード~霞ヶ浦1周』を予定しています。
とりあえずの目標は不動峠ですが、可能なら風返し峠、つつじヶ丘駐車場を目指したいです。
その後はつくば霞ヶ浦りんりんロードを通って土浦方面を目指して霞ヶ浦を1周する予定です。
走行距離はどこまで走るかにもよりますが、少なくとも100km超のライドになるかと思います。
自宅~つくば駅
早朝自走でつくばエクスプレスの秋葉原駅にやってきました。
輪行してつくば駅へ向かいます。
秋葉原駅からは約1時間ほどでつくば駅に到着です。
早朝ということもあり、つくば方面の電車内はかなり空いていました。
つくば駅~不動峠
つくば駅で輪行解除して、すぐに筑波山に向かいます。
つくば駅から約30分ほどで不動峠のスタート位置に到着です。
不動峠は距離3.8km、獲得標高280m、平均勾配7%で、初心者が挑戦するにはもってこいの峠です。
ちなみに峠を登ること、ヒルクライムは初めてです。。
ではスタートです。
最初と最後の斜度がエグいという噂通り、いきなり不動峠の洗礼を浴びて、早くも帰りたくなります。
標識にカーブ数や距離が書いてあるので、目安としてわかりやすいのですが、序盤はまだ全然あるじゃんと結構メンタルにきます。
道には9月上旬ですが結構落ち葉や枝があるので、11月とかの紅葉や落ち葉が多くなる時期は走りづらそうではあります。
あとはアブ?や蚊などが結構いましたね。。
淡々と登り進めますが、だんだんキツくなってきました。
結局あと1、2カーブを残すところで足をついてしまいました。。
歩いて登り切ることも考えましたが、ちゃんと足をつかずに登ることができたときに残しておきます。。
あと、やっぱり下りは楽ですね。
不動峠撃沈原因
初の峠、ヒルクライムでしたが無事に撃沈しました。
普段は平坦しか走っていないので、慣れていなかったことが原因かなと思います。
筋力的に辛いというより、心拍数が180以上になって、その状態をキープして漕ぎ続けるのが難しいという感じでした。
これはHIITなどで高心拍のトレーニングすることでなんとか対策取れるのかなと思います。
ツールド東北前はこの1回しか坂道の練習はできなさそうですが、つくばは意外とアクセスがいいので定期的に坂道練習に来ようと思います。
あとは、リュックを担いだ状態で登ったのも原因かなと思います。
輪行袋、着替えや靴などで+3kgくらいはあるかと思いますので、コース的に荷物を預けるのは難しいですが、次回は何も荷物がない、言い訳できない状態でチャレンジしてみたいものです。
つくば霞ヶ浦りんりんロード
不動峠に撃沈した後はつくば霞ヶ浦りんりんロードへ向かいます。
つくば霞ヶ浦りんりんロードは筑波鉄道の廃線跡を利用した土浦駅から岩瀬駅までの約40kmの自転車歩行者の専用道路です。
看板や路面にも案内が記載されており、不動峠からつくば霞ヶ浦りんりんロードまでは迷わず行くことができます。
路面もキレイで走りやすく、途中の休憩スポットではサイクルラックもあります。
休憩スポット全部にあるわけではありませんが、トイレや自販機がある休憩スポットもあるのでサイクリングロードを逸れて、コンビニを探すなんてこともしなくて良いです。
途中に車が走る道路を横切る必要があり、そこでは一時停止が必要になります。
土浦駅に近づくにつれて、一時停止する箇所が多くなるので、少しフラストレーションが溜まるかなという感じではありました。。
土浦駅
土浦駅には『いばらき自転車サポートステーション』があり、ロッカーや更衣室、空気入れ、サイクルラックなどがあります。
電車に乗って輪行で来た方はここを拠点として、着替えたり荷物を預けたりすることになるかと思います。
さすが土浦、自転車のまち。
問題点はエアコンの効きが弱く(もしくは効いていない。。)、室内が結構暑かったことでしょうか。
サーキュレーターが1台置いてありましたが、ないよりかはマシですが、効果はだいぶ薄いかと思います。
こういうスポットがあるだけでありがたいんですけどね。。
ロッカーにリュックを預けて出発です。
霞ヶ浦1周(かすいちショートコース)
それでは霞ヶ浦を1周する、通称かすいちを始めていきましょう。
今回は土浦駅から反時計回りに1周していきます。
序盤(西側)は用水路を渡るために、橋がある位置まで走ってまた湖畔まで行く必要があり、ずっと湖畔を走れるわけではありません。
これがちょっとダルいですね。
風向きは北に向かって吹いている感じで、序盤は向かい風でしたが、少し走れば走る方角が変わりますので、そこまで風の影響は影響を受けなかったなという印象です。
そして、あっという間に『セブンイレブン稲敷古渡店』へ到着。
サイクルラックもあり、他のサイクリストの方も休憩されていました。
セブンイレブン稲敷古渡店から北利根橋までは横風区間ですが、そこまで風の影響はなかったかなと思います。
北利根橋からは霞ヶ浦の東側を走ることになります。
走る方角が固定となり、常に追い風を受けて戻りますので、ぐんぐん進みます。
途中暑すぎてコースを逸れて、『セブンイレブン行方麻生店』でガリガリ君を食べて休憩します。
コースを逸れると言っても道1本しか逸れていません。
近くには大盛りで有名な『しをみ食堂』があるようですが、すでに営業時間を過ぎていましたので今回は寄ることができませんでした。
続いて分岐点に到着です。
霞ヶ浦大橋を渡ればショートコースとなり、渡らずに北上し続ければ霞ヶ浦1周となります。
今回は夕方に用事があって、1周すると間に合うか微妙な時間だったため、ショートコースを選択しました。
土浦駅周辺は高いビルなどがあるので、徐々に都会に近づいてくるのを感じるとともに、ゴールが近付いてくるのを感じます。
『りんりんポート土浦』に到着。
ということで、つくば駅~不動峠~つくばりんりんロード~かすいちショートで合計約133kmのライドでした。
かすいち(ショートコース)を走ってみて
霞ヶ浦1周、かすいちは約130kmのコースですが、今回霞ヶ浦大橋を渡りましたのでショートコースで約90kmのコースを走行しました。
かすいちで走行するルートは歩行者自転車専用道路ではなく、車も走行します。
ほとんどは釣りやマリンスポーツ目的の方で基本停車していますので、ほとんど車を気にせず走行することができます。
なんならサイクリストともほとんどすれ違いませんでした。
『セブンイレブン稲敷古渡店』や『道の駅たまつくり』にはそこそこ人がいましたが、それでも見かけたのは合計で20人ぐらいでしょうか。
橋を渡るために多少登ることはありますが、それ以外はド平坦です。
風向き次第ではずっと向かい風、追い風などと難易度が大きく変わるかと思いますので、天気予報をしっかりと確認して時計回り・反時計回りに走るのかを決める必要があるかと思います。
路面も一部区間で少し荒れている場所もありますが、全体にキレイですし、道路に案内やあと何kmの表示があるので、基本的に迷うことはないかと思います。
途中で西側では用水路を迂回したり、東側では歩道の中を走る必要がありましたが、全長100kmを超えるコースの一部ですので仕方ないかと思います。
今回は反時計回りに走りましたが、景色は最初キレイだな~と思い、最後の方には牛久大仏が遠くに見えたり、土浦の建物がどんどん近づいてくるので、その点は楽しめましたが。。
基本的には湖畔は代わり映えしない景色で、かつ平坦なので、飽きとの戦いでメンタル的な修行かなとも感じます。
補給できるポイントが少ないとの事前情報でしたが、自販機やベンチが置いてあるスポットは結構ありましたので、水分補給には困らないと思います。
設置してある自販機は現金のみタイプだったり、電子マネーが使えるタイプとまちまちなので、ある程度現金は持ち歩く必要はあるかと思います。
コース上にある食事が取れる施設は『セブンイレブン稲敷古渡店』、『道の駅たまつくり』、『かすみキッチン』で、有名な飲食店やその他のコンビニに立ち寄るためにはコースから多少なりとも逸れる必要があります。
なので、最低限の補給食は持っておくのが良さそうです。
約133kmを走ってみて
イベントを除いて、普段の練習として約133kmのライドは過去最長距離となります。
この距離を走ってみて、普段の練習では感じなかったことを記載していきます。
暑さ対策
この日は晴天で35℃近くまで気温が上がりました。
後半はかなり熱く、コンビニで冷凍のアクエリアスを買って、それを背中に入れながら走っていました。
ツールド東北の際は35℃までは上がらないとは思いますが、暑さに慣れたり水分補給に関しても気を使う必要があるかと思います。
走行時はどうしようもないですが、休憩時はなるべき日陰に入ったりして体力温存した方がいいですね。
あとは日焼け止めの重要性を改めて感じました。
補給食
この日は暑さもあって、補給食で固形物を食べるというよりもコーラなどの炭酸ジュースでカロリーを取っていました。
『道の駅たまつくり』で何か食べようかと思いましたが、口の中が甘すぎて気持ち悪くなり、水しか受け付けない状態となりました。
今回は土浦駅まで残り20km~30kmくらいでしたので、水だけ飲んでなんとか過ごせましたが、甘いジュースを飲みすぎると後半に補給が難しくなることがわかりましたので、ちゃんと固形物を食べる必要があると感じました。
ツールド東北では各AS(エイドステーション)で食べ物が提供されますので、暑くてもしっかりと固形物を食べるようにしたいと思います。
足の余裕はある
不動峠で撃沈してますが、筋肉的にというよりは心拍的にキツイというのが感想でした。
心拍はHIITだったりランニングが心拍的負荷をかけやすいので、ツールド東北までに高めの心拍を体験するようにして鍛えようと思います。
首のコリ
前傾姿勢で首を前に向けていますので、後半は首の痛みというかコリが気になりました。
磁気ネックレスや休憩時にマッサージすることで多少は軽減できるかと思いますので、気休め程度かもしれませんが行ってみようと思います。
ツールド東北ではさらに+80km走るわけですので、腰や膝など他に痛みがでることも予想されます。
バファリン的な痛み止めも持っていこうと思います。
手が痛い
振動や手に体重をかけて痛いというより、グローブと擦れて痛いという感じです。
ここはワセリンを塗るなどして対策がとれそうです。
幸いどれも対策がとれそうなので、しっかりと対策を行った上で、ツールド東北に望みたいと思います。